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2016-06-09

ヤマトよ 永遠に

1980年8月に公開された「ヤマトよ 永遠に」。

ヤマト永遠に


ふと思い立って久々に鑑賞。

私がアニメに目覚めた原点はやはり「ヤマト」。「ガンダム」もあとから好きになりましたが、とにかく宇宙や未来に「ロマン」を感じさせてくれたのはなんと言っても「ヤマト」でした。

もっとも最初の「ヤマト」には全く関心がなく、「さらば」からでしたが。(もちろんその後、最初のヤマトにもリスペクト。)

ヤマトファンならご存じですが、最初のヤマトの続編は2系あります。映画「さらば」で完結するのが一つ。そしてテレビ「ヤマト2」から「新たなる旅立ち」そして映画「ヤマトよ 永遠に」そのほかの作品とつながっていくもの。

「さらば」と「ヤマト2」は古代たちが戦う敵も同じ、新しいキャラもほとんど同じく登場します。が、結末が全く異なる、いわばパラレルワールドの2バージョン。これが受け入れられないファン(「さらば」で終わりでよかったじゃないか。)も当時いらっしゃいました。しかし、私は「ヤマト2」も絵もきれいでストーリーもよく考えられていたので、まったく違和感なく、むしろ「さらば」と「ヤマト2」ふたつ楽しめて、非常にうれしかった記憶があります。

しかし、なぜ突然「ヤマト」?

理由は大学生の娘。

大学3年の娘はこの夏、いくつかの業種のインターンに応募するそうで、その準備として幅広く日本の文化についての教養を深めたいと言い、私の影響もあってアニメや漫画好きの娘は、日本のアニメを語るうえでどの作品をみておくべきか意見を求めにきました。

「それは何といってもヤマトとガンダム。これが基本。」
「ヤマトもガンダム、どっちから観ればいい?」
「どっちでもいいけど・・・まあ、ヤマトかなあ。とにかく、アニメのために徹夜して映画館並ぶという状況を初めて作り出したのがヤマトだからね。」
「ヤマトもいろいろあるけど、どれから観ればいい?あんまり時間ないから効率よく観ていきたい。」
「最初のヤマトはとばしていい。本当は観てほしいけど。でも”さらば”からでいい。そしてあとは”永遠に”。」
「わかった。ありがとー。今度レンタルしてくる。」

しかし甘い私は、その会話のあとamazonでDVDポチっとしてしまったのでした。が、「さらば」も「永遠に」も届いたというものの、肝心の娘はゼミやら中期試験やらで忙しいらしく一向に観る気配がない・・・。それで、誘惑に負け母が先に封を開けてしまったのでした。

「さらば」は数年前もケーブルか何かでやっていたのを観たので、「永遠に」をまず観ることに。20年ぶりでしょうか! 「永遠に」は賛否両論あった作品ですが、私は大好きでした。とにかく、サーシャの可憐なキャラクターに参ってしまい・・・。藩恵子さんの声、演技がもう素晴らしくて、私もあんな素敵な演技のできる声優になりたいとあこがれたほど。とにかく藩さんの演技は、声は衝撃でした。

また、絵が、ものすごく綺麗だった印象があります。全編通してキャラクターもメカも背景も宇宙もなにもかもものすごく魅力的だった。どのキャラクターも表情が細かく描かれていて、驚くほどでした、瞳、口の動き、形・・・。アニメはストーリーも大事ですが、絵がよくなくては絶対だめです。キャラの顔、姿が崩れていたらどんなに話がよくても興ざめ。絵はものすごく大事です。

そんな自分のうっすらした記憶を呼び起こしながら、DVD再生し始めたのでした・・・。

gallery451.jpg

およそ2時間30分の作品。

あっという間でした。

本当に名作、傑作でした(涙)。

改めてこの作品のよさを噛みしめました。

つっこみどころは幾つもあります。例えば、防衛庁長官が雪に古代に指令を伝えよと手紙を渡すシーン。え、手紙ですか?敵に襲われて通信も妨害されているかもしれないけれど、もっとテクノロジー使った通信手段がほかにありそうなもの。しかし考えてみれば、1980年当時、携帯電話なんてありませんでした。メールでやりとりなんて存在しませんでした。skypeも・・・。古代たちの生きる地球は2202年ですが1980年当時の私たちには、未来を想像、予測するにも限界があったのは当然・・。

また、当時はなんとも思わなかったですが、ヤマトの乗組員のほとんどが男性。「ヤマト2199」ではそのあたりはやはり変わっていました。女性乗組員も大勢出てきますから。

敵のアルフォン少尉が雪に「愛している」というのはちょっと安易かなとか。敵本星に到着した際、敵のいうことを古代たちが信用してしまうのって?とか、まあいろいろ・・・。

けれど、私がヤマトに求めているのは昔も今も「ロマン」、なのです。地球を救うために命をかけて戦う男、女。その中ではぐくまれる確かな愛と予期せぬ別離。しかしお互いを信じ、相手のために犠牲になるのをいとわない想い。敵ではあっても心通わす瞬間。絶望。苦悩。涙。

全て私のほしいものは「永遠に」にありました。

富山敬さん青野武さん演じる古代進と真田志郎の、ラスト近くの波動砲を打とうとするシーン。実際にも富山さん青野さんが泣いて演技してらしたそう。本当に心揺さぶられます。



(6:40くらいから波動砲のシーンとなります。)

ほかにも、先に飛行艇に乗り込んだ古代が、傷を負いながら必死に古代のもとに駆け寄る雪の手をつかみ、雪を引き上げようとするけれど、その手がすり抜けていくシーン。

敵の中間補給基地でのコスモタイガーの戦闘シーンの迫力。

白色銀河の美しさ(映画館で観たときは圧巻でした。)

2時間半近くの長さを感じさせないストーリー構成の見事さ。

それからそれから今回見直して感動したのは、アルフォン少尉の体の動きの美しさです。マントさばき、
椅子への腰掛かた、足を組む時の足の動き・・・。どれも非常に優雅で美しくセクシーなまでの優美さ。
野沢那智さんのあのけだるげな優しい声と相まって、アルフォン少尉はアニメ史上最もセクシーなキャラだと思います♪

音楽も素晴らしく、挿入歌もどれもいい。

36年も前に、こんな素敵なアニメを観ることができていた自分は幸せだったなと思いました。

エンドロールの、この作品を世に送り出してくださった方たちの名前を見ながら、感謝の思いが沸き起こりました。

絶対娘にも観てもらわねば! が、今日もゼミとゼミコンパで遅いと言って出かけた娘です・・・。








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に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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