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2012-03-21

気になる事件の行方  ~Trayvon Martin の死~

2月にフロリダで起きた悲しい事件、17歳の高校生、 Trayvon Martin が撃ち殺された事件は、アメリカ社会に大きな波紋を広げ続けています。

未だに銃を撃ったZimmermanは逮捕も拘束もされていません。

無防備な若者を撃ち殺したのに、拘束もされていないのは、撃たれたのが黒人であり、撃ったほうが白人だったからだと、地元警察の対応に多くの人の怒りがむけられています。

真実と正義を求める世論は広がり続け、当局は「陪審による審理が4月に開始される」と発表し、今しばらくの patience(忍耐・辛抱) を人々に求めています。3月21日現在、Zimmerman の逮捕を求める署名は90万に達しており、当局は人々の怒りを治めるのに躍起となっています。当局の対応によっては、暴動だって起こりかねないでしょう。

それにしても、本当に地元警察の対応は疑問だらけです。

普通であれば絶対行われる薬物・アルコールテストも、Zimmermanに対しては行われることはありませんでした。Zimmermanが当夜乗っていた車も調べられたりもされておらず、 住人の証言をZimmermanに有利なように警察が訂正したり。また、Zimmerman は自らすすんで警備をしていたわけですが、その警備の際のマニュアルには、銃は携帯してはいけないという規定がありましたが、Zimmermanはそれを破っていたわけです。

なぜ、こんなお粗末なことが行われたのでしょうか。

また、Martinが撃たれる直前、ガールフレンドに携帯電話で話していたこともわかっています。Martinは、彼女に「誰かにつけられている。」と話し、不安になった彼女は「走って逃げて。走って」と訴えました。が、Martinは「走らないよ。でも、早く歩く。」と答えました。そしてしばらくして、「お前は何をしているんだ。」という声が聞こえ、Martinが「どうして僕をつけてるんだ。」と返す声がしてから、誰かがMartinを押した気配が伝わり、回線が切れました。

この事件で問題になっているのは、人種問題と Stand Your Ground’ Laws という法律のあり方です。 Stand Your Ground’ Laws は、極端に解釈すると、自分の身に危険が迫っていると恐怖を感じた場合、己を守るためであれば銃器などを使って相手を傷つけても(結果的に死なせても)、罪には問われないというものです。うがった見方をすれば、自己防衛という大義名分の元なら、人を殺しても罪にはならない・・・・。(あくまでも極端な解釈です。)フロリダや他の州で施行されているわけですが、特にフロリダのStand Your Ground’ Laws は有名です。

しかし、この法律を制定した中心人物は、「この法律は『住民が力に対しては力で対抗し、自分の身を守る権利を与えたのもの』で、誰かを追いかけていって、そして殺してしまうようなことは許していない。」と語り、「Zimmermanが、Martinの後をつけたと言った時点で、自己防衛の主張はあてはまらない」という見解を示しています。

Zimmerman、28歳。ヒスパニック系住民(見た目は白人)。犯罪学を専攻した警備員。なぜ彼は、Martinの後をつけたのか。なぜ、そもそも彼は銃を持って車をはなれたのか。真実はあきらかになるのでしょうか。

4月10日。正式に事件は起訴陪審での審理が開始されます。Zimmerman は起訴されるのでしょうか。それとも・・・・?



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まとめteみた【BROADWAYが、TOKYOが ささやいている!】

2月にフロリダで起きた悲しい事件、17歳の高校生、 Trayvon Martin が撃ち殺された事件は、アメリカ社会に大きな波紋を広げ続けています。未だに銃を撃ったZimmermanは逮捕も拘束もされていません。無防備な若者を撃ち殺したのに、拘束もされていないのは、撃たれたのが?...

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