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2009-10-27

さびしいニュース    ~とうとうその日が!~

本日、さびしいニュースあり。

それらの雑誌を子ども時代、こよなく愛しておりました。
父が、毎月1日、仕事帰りにその学年に応じた雑誌を買ってきてくれるのが、何よりの楽しみでした。

ビデオもパソコンもない、雑誌だけが唯一、自分の好きな時に娯楽と情報を運んでくれた子ども時代。風邪をひいて寝込んだ夜も、父が最新号を買ってきてくれる日だからと、眠りにだけはつくまいと、熱で頭がぼーっとなりながらも、布団の中でひたすら、眠気と戦った記憶。手にしたあとは、もう1ページ1ページ、隅から隅まで、なめるように活字を、絵を夢中になって目で追いました。

そして、仕事先に選んだのは子ども時代に大好きだった雑誌をつくる会社。

ただ、すでに、私が入った時には、子どもを取り巻く環境は激変していました。ゲーム、ビデオetc。
本日幕を閉じることが発表されたそれらの雑誌を含め、子ども向けの雑誌は、以前のような勢いはありませんでした。しかし、どうにか子どもたちの好奇心を刺激して、楽しんでもらえるものを作るためにみな必死でした。

本当に苦渋の決断だったと思います。創業の原点となった雑誌です。それらの雑誌への思い入れは社として計り知れないものがあったはず。

しかし、こうも言えるのかもしれません。

よく、頑張ったね、って。よく、これまで頑張ってこられたねって。長い間、御苦労さま、ありがとうって。

雑誌も生き物だと私は思います。時代の移り変わりとともに、自然淘汰されていきます。特に昨今は活字離れ、雑誌離れが加速度的に進んでいます。その中で堂々、87年間も生き延びてこられたというのは、非常に誇るべきことだと思います。私のように、毎月、毎月、手に取るのを心待ちにしていた全国の子どもたち。その子どもたちの輝く目。…本当に、本当にありがとう。時代の流れ、変化をうつしだす鏡ともなって、子どもたちに夢や笑顔を届けてくれた87年。ようやく幕を閉じる日がきたんですね。さびしいけれど、でも、本当に長い間、ありがとう。

私にとって、本日もっとも心動かされるニュースでありました。

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に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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