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2009-10-26

甘苦上海(がんくうしゃんはい)    ~毎日のお楽しみ~

この数週間、毎日わくわくしながら手に取るもの。

日経新聞朝刊!

そこに掲載されている連載小説、高樹のぶ子さんの「甘苦上海(がんくうしゃんはい)」がお目当て。

帰国してしばらくは、読み流していたのですが、ひと月ほど前から、主人公(上海で高級エステサロンを経営する日本人女性)の恋の行方がクライマックスを迎え、その思いもかけない話の転がり方に、気が付いたら、続きを読むために、翌朝の新聞が待ち遠しくなっていました。

恋する人、上海の街に生きる自分の生き方を思い暮れて、泥の海の中を泳ぐように、ただただ自分の本能にしたがってすすむしかない主人公女性の緻密な心の動きが、実に丁寧に丹念に緻密に描かれていて、文章にうっとりしてしまう日々。一度も行ったことのない上海の雑踏や夕暮れの街かどに自分が以前立ったことがあるかのような錯覚を起こすほど。

もう若くない女性が、歳若い男性を愛してしまう・・・。簡単にいったらそういう内容のお話です。うーん、でも、私が読み始める前に、もっといろいろなエピソードがあったはずなので、あっさり、愛だけがテーマの話とは言えないですが。

しかし、最近、悲しいお知らせがありました。連載が今月で終わり、11月1日から新しい連載小説が始まるというのです。しかし、なんと新しい小説の作家さんは、辻原登さん!

辻原登さんといえば、

「発熱」ではありませんか! 確か2001~2002年ごろにやはり日経朝刊で連載されていた小説です。

いやあ、この「発熱」も、ものすごくものすごく好きだったんですよ! 毎日、切り抜いていたんですから! もちろん、単行本も買いました。主人公の「龍」が、かっこよかったんです!!!

でもってですね、「発熱」と「甘苦上海」の大いなる共通点を認めて、我ながら唖然としました。「発熱」は・・・

若い男性が、もう若くない女性を恋する、愛する物語だったんです。

おそろしい・・・・。自分がおそろしくなりましたよ! MATTやHUNTERをいくら好きだからと言って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

さあて、「甘苦上海」の最後、きちんと見届けねば~。

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に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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