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2011-12-31

今年のしめくくりはこの二つ  ~ 私だけのハッピー・エンディング & ラビット・ホール~

本当に素敵な作品でした、どちらも。 ”ハッピー・・・” は、今月封切られ、”ラビット・・・” のほうは、11月に封切られています。

”私だけのハッピーエンディング”、 そして ”ラビット・ホール”。今年最後に観た二つの映画。両方に重なるテーマは ”死。” しかし、”ハッピー・・・”のほうは、主人公が自ら、去る立場。”ラビット” は、残された者の立場から。

まずは、”私だけのハッピー・エンディング”。(ハッピー・ウェディング かと思っていました、初め・・・)

”私だけのハッピー・エンディング”
キャスト: ケイト・ハドソン、ガエル・ガルシア・ベルナル、ローズマリー・デウィット、ルーシー・パンチ、ロマニー・マルコ、トリート・ウィリアムズ、ウーピー・ゴールドバーグ、キャシー・ベイツ
監督: ニコール・カッセル
脚本: グレン・ウェルズ
原題: A Little Bit of Heaven
製作年: 2011年



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ケイト・ハドソンが主役のマーリーを演じています。ケイト・ハドソンて、名前は知っていましたが、実は作品を観たのは今回が初めて。正直なところ、最初は、意外にきれいな女優さんじゃないのね・・・という失礼な感想。しかし、物語が進むにつれ、彼女の魅力に、笑顔にどんどん引き込まれていきました。

マーリーは仕事にも友達にも恵まれた30歳の独身女性。ジョークが大好きで、いつも周りに笑いを起こす、チャーミングな女性。恋人はいても、結婚は考えない。しかし、突然、進行したがんに侵されている事実に向き合わされます。そこで、出会ったのが、お固い主治医、ジュリアン。死への恐怖をもジョークで紛らわそうとするマーリー。そんなマーリーにジュリアンは次第にひかれ、ふたりは近い将来、絶対的な別れが来ると知りながら、互いを愛すようになります・・・。

ガエル・ガルシア・ベルナル演じるジュリアンの、生真面目で優秀な医師にならねばならないという確固たる目標のために、恋愛もセーブしてきたような男性が、重い病気と闘いながらも、ユーモアを忘れないマーリーにどんどんひかれていく過程が素敵でした。しかし、真面目なだけではないジュリアン。時折、ちゃめっけも見せて、とてもキュート。こんな男性とやっとめぐり合えたのに、真剣に関係を結んでもいい、いや結びたいと思える男性に初めてめぐり合えたのに、自分はもうすぐ死ぬ・・・。こんなにつらいことってあるでしょうか。マーリーの哀しみ、嘆きがどうやって癒されていくのか・・・、いや、本当に癒されるのか。はらはらしながら、最後まで観ました。

大好きなウーピー・ゴールドバーグも、ずばり、適役でした。(いつまでも若いのはなぜ?) マーリーの自己中な母親を演じたキャシー・ベイツもとてもよかったです。きれいではないキャシー・ベイツ(ごめんなさい!)が、どうやってエリートだったに違いないマーリーの父親と結婚できたのか、謎だわ。実家がお金持だったのかしら・・・と変な設定まで考えながら、観ていましたが、キャシー・ベイツも、見事なセレブ母っぷり。うまい人ですね、と改めて感心。

愛、友情、親子の絆の描き方が押しつけがましくもなくとても自然で・・・本当にたっぷり泣いてしまいました。”死”というと、どうしても暗くて重いイメージですが、この映画は全く暗くありません。観終わって、幸せな気持ちになれました。最後の色鮮やかな紙吹雪舞う、川べりのシーンは圧巻。

顔立ちがきれいなことより、笑顔がもっともっと大切だということも、教えてくれました。笑顔あふれるとてもチャーミングなマーリーのように、笑顔で周りの人たちを幸せに出来たら、それに勝る幸せはないのではないでしょうか。目指そう、笑顔美人!
(2012の私の目標です!)

おすすめの作品です!

次は ニコール・キッドマン主演の ”ラビット・ホール”。ニコール・キッドマンはいい感じに年齢を重ねているように思えますが、この映画でも、彼女のかすかな皺や肌のくすんだ感じが、よりこの作品のナチュラルな美しさを引き立てている気がしました。(いえ、逆にこのくすんだ感じがメイクのなせる技なのかもしれませんが。)。

キャスト: ニコール・キッドマン 、アーロン・エッカート 、ダイアン・ウィースト 、サンドラ・オー、マイルズ・テラー 他
監督: ジョン・キャメロン・ミッチェル
原作・脚本: デヴィッド・リンゼイ=アベアー
製作: ニコール・キッドマン
原題; RABBIT HOLE
製作年: 2010年


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たった4歳で、命を落としてしまったわが子。その悲しみから解き放たれることのないベッカ(ニコール・キッドマン)とハウィー(アーロン・エッカート)。誰が悪いわけではなく、運が悪かっただけの事故。しかし、何ヶ月経とうと、心は癒されない。夫婦の心にも隙間風が吹き始めます。自由気ままに生きる妹や、悲劇を神の手にゆだねろとほのめかす母親にもいら立ちを隠せないベッカ。そんなベッカは偶然、息子を死なせた高校生、ジェイソン(マイルズ・テラー )と出会う。

小さな男の子の命を奪ってしまったという、つぐうことのできない罪に苦しむジェイソンの様子を間近で見て、何かを感じるベッカ。夫には内緒で自分の息子の命を奪った少年、ジェイソンと交流するようになる。そして、ジェイソンは”ラビット・ホール”というタイトルの自作のコミックストーリーをベッカに見せてくれる。宇宙には多元ワールドが存在すると。

ジェイソン役のマイルズ・テラーが見せるきわどい純真さ(もしかしたら、発達が人より遅れているかもと思わせられるような)、誠実さに、ほろり。ハウィー役のアーロン・エッカートのかっこよさにはため息。ベッカの母親役のダイアン・ウィーストのだらしないがどこか憎めない感じに親近感。そして最近ひっぱりだこという感の、サンドラ・オー演じる、寂しい女性ギャビーの最後のシーンの美しさ。(この場面ではきれいだと感じました!) 

数か月前、このブログでも、多次元宇宙に関して書かれた本をご紹介したことがありましたが、不思議だけれど私も考えてしまうことがあります。どこか別の世界では、私は、家族は何をしているのだろうと。憎しみ合っているかもしれないし、今よりももっとお互い愛し合っているかもしれない。ハッピーバージョン、悲しみバージョン。今、私が生きているのは、単に何千何万のバージョンの1つにしかすぎない・・・そんなふうに。

この映画から勇気をもらった気がするのは私だけでしょうか。人は大きな悲しみ・苦しみのどん底でも、生きていくことはできる。そして、もしかしたら、そこから薄暗いほのかなあかりさえ、見つけることができるかもしれないのだということを、教えてもらった気がします。

今年のしめくくりにふさわしい、心洗われる2作品です。


どうか、来年が皆様にとって幸多い、喜び多い1年でありますように。
ことしも、つたないブログ、読んでくださって、ありがとうございました。
感謝を込めて。

フブキより


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2011-12-30

漆黒と黄金の綺羅星  ~MATT、HUNTER、それぞれ~

すっかりご無沙汰してしまった、MATTやHUNTERのこと。

勿論、忘れてしまっていたわけではありません。

書きたいと思いながら、まとめて時間がとれず・・・。

また、仕事を始めたりで、NYにとぶこともままならず。

しかし!

MATT DOYLE と HUNTER PARRISH は二人とも、特別な役者さん。奇しくも、ふたりは同じ誕生日。しかも、私が学生時代、アメリカにいた時に、ふたりとも生まれて・・・。

この二人は、お互いをライバルだと感じているかもしれません。ふたりとも、それぞれ才能にあふれた若者。テレビや舞台で演じ、歌うという同じ道を選んだ、黒髪と金髪のふたりの若者。SPRING AWAKENING で出会った二人。

当時、既にテレビドラマで大事な役をこなし、将来有望なスターの一人と数えられ、Melchior という主役をさっと引き継いだ、金髪の若者。かたや、Melchiorという憧れの役の代役を最初は震えながら演じ、まだ無名に近かった黒髪の若者。きっと、いずれかの時点で、ふたりは気がついたはず。自分たちは、全く同じ生まれ日だと。

生き生きと躍動する美しいMelchiorを演じ、観客を魅了する金髪の若者。その才能に刺激を受ける黒髪の若者。

甘く切ない歌声と気品ある姿で、妖しくHanschenを演じ、観客を魅了する黒髪の若者。その才能に刺激を受ける金髪の若者。

そんなふたりは、お互いにとって眩しくもあり、ライバルでもある。そんな気がします。

私がNYを離れてからも、それぞれ着実にステップアップして前を進むふたり。

そのふたりが、今、BROADWAYでそれぞれ舞台に立っている!

Mattは、1月8日で今出演している舞台、WAR HORSE をおり、新しいプロジェクトへ。

WAR HORSE でも、代役として主演もし、またひとつ役者として大きくなったに違いありません!

そして、Hunterも、GOD SPELLで主演。批評家には今ひとつ受けがよくないようですが、熱狂的に支持するファンの声もあり、Hunterにとっても、BROADWAY 2作目は、大切な経験になったことと思います。それに、映画 It's Complicated.で共演した メリル・ストリープ、鉄の女で話題をさらっていますもの、メリルとまた共演てこともあるかもしれません!

これからも、ふたりの活躍を見守っていくのが、わたしの楽しみであります♪ 



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 WAR HORSE で舞台に立つMATT


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 舞台中央で飛び跳ねるHUNTER                    Sara Krulwich/The New York Times













2011-12-28

お肌のこと

ここ数日間、風邪でダウンしてしまいました。

しばらく前から喉がむずむずしていたのですが、とうとう来たかという感じでした。

症状はもっぱら鼻水。(汚い話でごめんなさい。)

私の鼻は壊れた蛇口と化したがごとく、水のようなさらさらの液体が止まらない。

くしゃみもすごかったです。

喉の粘膜と鼻の粘膜をやられるという、個人的には年に数回かかるタイプ。

熱は37.5℃くらいしか出ないので、そんなにきつくはないのですが、やたら鼻をかむし、くしゃみも出るので、しまいに頭が痛くなってしまいます。葛根湯を飲んだのですが、即効性はないですよね:: やっとおさまってきました。

小鼻から下は、肌はぼろぼろです。唇の上もかさかさに皮剥け。

が!

小鼻から上の肌の状態は、普段よりもよいではないですか!

ここ数日間、だるくて寝る前に、美容液だの化粧水だのつけていなかったのに!

そうです。

睡眠です。

やっぱり、大事なのは睡眠ですね。

昨日も、頭痛がひどかったので、半日は寝てました。

その前日も、夜11時にはベッドに入っていましたし。

いくら、睡眠時間が短くても平気だといっても、本当はきちんと睡眠をとるべきなんですね。

そう痛感させられました。

20代30代、毎日ちゃんと睡眠時間とっていたら、もっと大丈夫だったかも・・・と哀しくなりました。

しかし、明るい話題もひとつ。

鼻の上にできたしみがあったのですが、最近薄くなったと実感。

数か月前から気になったこのしみに効いたのは・・・

小林製薬の 薬用ケシミンクリーム。

もっと高いしみ用の美容液なども試してみたのですが、なぜかあまり効果はなく、半ばあきらめていたのですが、スーパーで売っていたのを見かけて、あ、試してみようと。

お手軽値段なので、だめもとでいいわ・・・と思って使い始めて、1か月。ちょっと薄くなってきたようです! これはかなり嬉しい。私の肌質にたまたま合ったのでしょうか? 

私的には、このケシミンクリーム、かなりの高評価です♪ すっかり消えてくれると嬉しいな♪

皆様も、風邪にはお気をつけくださいね。(最近、「低体温、タミフル」で検索して来てくださる方が多いのですが、インフルエンザも流行りだしているようなので、どうかお気をつけください。)





2011-12-25

クリスマスイベント   ~ありがとう☆~

御縁があり、ご近所の図書館でクリスマスイベント「英語絵本の読み聞かせ」を行いました。

クリスマスカードを作り、英語の歌を歌って踊ったりしたあと、3冊の絵本の読み聞かせ。

3歳から小学3年生くらいのお子さんが約20名。

英語絵本の読み聞かせ、大丈夫かなどうかな、最初は心配でしたが、みんな静かに聞き入ってくれて驚きました。

サンタさんのお話だったので、興味もあったからかもしれませんが、読み手の方の優しい語り口も素晴らしかったからでしょう。

私も読ませて頂きましたが、私の読みは「うるさい」のです。よく言えば迫力ある。悪くいえば、しつこい。

次回はもっとしっとりいきたいものです;;;

4人で行ったイベントでしたが、いろいろ教わることが多かったです。

来てくれたみんな、スタッフのみなさん、図書館のみなさん、どうもありがとうございました。

Merry Christmas!



2011-12-23

株上昇の夜・・・

「うわっ」

と、大声。

夫です。

夕食後、食器を洗ってくれていたのですが、何事かと思えば・・・

食器が割れて、指の付け根がぐっさり・・・。

大丈夫と本人は言うものの、血が止まりません。

傷口もぎざぎざで長いし・・・。

これはやっぱり縫ってもらったほうがよいのでは・・・と、夜間救急外来へ電話。

子どもは何度かお世話になっていますが、まさか夫が・・・と思いながら。

受付の方は親切で、「ではすぐにいらしてください。お名前と年齢は?」

そこで、夫の名前と年齢を伝えました。

すると、背後でおちびの声が。

「あれ、お父さん、○○歳だよね。お母さん、間違ってるよね。」

「そうそう、お母さん、間違ってるんだよ。」

ちび助だけは、父母の実年齢を知らない我が家。夫なんて、かなり若く年齢詐称してます。なので、この電話で秘密がばれそうになり、なんとか言い繕っていました・・・。(おバカな一家ですみません(~_~;))

・・・そしてとりあえず、夜間外来へ。そのころには血も止まりかけていて、こんなことくらいで来たの?と、叱られるかなあとも思いながら、受付へ。

しかし、そこで夫はいきなり人気者に!

事情を説明したところ、受付の方たち(おそらく私たちより10~15歳くらい年上の女性たち)、「わあ、ご主人、頑張ったわねえ。」「お皿洗ってあげてたの?」「えらいわねえ。怪我して、残念だったわねえ。」 と、夫を絶賛。

お医者さんにも、丁寧に診ていただき、結局縫わずに様子を見ることに。「迷うところだけれど、縫うとあとが面倒でもあるし、血も止まってきてるから大丈夫でしょう。」と。

そして、再び受付で会計の時も、「よかったわねえ、大したことなくて。」と、親切に声をかけて頂き・・・。

おそらく、私たちの世代から若い方たちの間では、男性が家事をしても、普通のことで特別すごいわけではないと思います。(もちろん、例外もあると思います。)が、私よりちょっと上の年代の方たちの間では、男性が家事をするのはとてもすごい、貴重なこと・・・という感覚なのですね、きっと。逆に、自分の子どもたちの世代では、男性も家事をしないと白い目で見られるようになるのかもしれません。

ハプニングな夜で最初は気落ちした夫でしたが、傷も大したことなくすみ、受付の方には株上昇、ちやほやされ、元気を取り戻して帰宅できました。

「ねえねえ、お父さん、本当は何歳?」

帰るなり、疑いの眼の、末っ子8歳にからまれていましたが・・・。

2011-12-22

主題歌もヒット   ~ミタさん~

丁度一週間前と同じく、昨夜録画したミタさんを見て、涙。
最終回。
ラストは予想通りの流れで、欲を言えばもう少しひねりがほしかった気もしますが、十分よくできていました。
ドラマ離れとは言いますが、本当に面白いものは皆見るのだなあと思わされた作品でした。

そしてこのドラマではっとさせられたのが、笑顔の素晴らしさ。
月並みな表現しかできないのですが、ミタさんが最後に見せた笑顔の、なんともおだやかで優しくて、綺麗だったこと。その直前までの感情を殺した表情とは全く違う。これが同じ人かと疑問に感じるくらい。ああ、笑顔ってこんなにも人の雰囲気を変えるものなのだとしみじみ。笑顔を大切にしなきゃ・・・と反省させられました。

ところで、驚異の40%超えの視聴率もさることながら、主題歌の売り上げも好調とか。いい歌ですよね!

斎藤和義さん。

いっとき、原発反対ソングで有名になった斎藤さん。最近はそんな話題も出ませんが、斎藤さんを起用したというのも
このドラマの隠れたパワーの1つだった気もします。

斎藤さんご自身の曲の替え歌も、わたしは傑作だと思います。

いいドラマでした。


作詞作曲:斉藤和義
「ずっとウソだった」(一部抜粋)

この国を歩けば原発が54基
教科書もCMも言ってたよ「安全です」

俺たちを騙して言い訳は「想定外」
懐かしいあの空 くすぐったい黒い雨

ずっとウソだったんだぜ やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ 原子力は安全です
ずっとウソだったんだぜ ほうれん草食いてえな
ほんとウソだったんだぜ 気づいてたろうこの事態
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被爆すれば気がついてくれるの この国の政府

この街を離れてうまい水見つけたかい?
教えてよ やっぱいいや もうどこも逃げ場はない

2011-12-15

出掛ける前に・・・・やばかったです。

本日昼前に友人と会う用事がありました。

で、その前に時間があるので前夜録画しておいた、『ミタさん』を見ようと思ったのがいけませんでした。

もう、ぼろぼろ涙が止まらなくて。

家族が周りにいない時間帯なので、もうそれは思いっきり。

見終わる頃には、私はトナカイ。(真っ赤なお鼻;;)

まるで何か大変なことがあったかのような、この泣き腫らし顔。

友人に会って、変な心配かけたくなかったので、自分から告白。「今、ミタさん見てたのよ・・・」

すると、友人が 「そりゃあ、泣くよね。私も昨日泣いたよ。でも、子どもたちがいるし、あんまりおおっぴらには泣けなかったけど。でも、一人だったら絶対号泣だったわ・・・」。

おお、私だけではなかったと心強い連帯感。

それにしても、松嶋さんの演技、とてもすごいと思います。それに、子どもたちの演技も。

設定にいろいろ無理もあるし、つっこみどころは少なくありませんが、それでもここまで見る人の心を激しく揺さぶれるとは。

素晴らしい。

来週が楽しみ。と同時に終わってしまうのが寂しい。
2011-12-14

11月・12月観劇記    ~共通するテーマとは~

11月6日、 シアタートラムにて 『往転』。
12月4日、あうるすぽっと にて『おやすみ、母さん』。
12月11日、サンシャイン劇場にて 『流星ワゴン』。

では、まずはまだ上演中の『流星ワゴン』観劇記から。

『流星ワゴン』

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12月11日、午後2時開演、演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー、東京公演。

『演劇集団キャラメルボックス』の名前を知らない人はきっと多いと思います。もちろん、東京近辺在住で趣味が観劇という方なら、もしかしたら50%位の知名度はあるかもしれません。早稲田大の演劇サークル出身のメンバーが社会人の演劇集団として発足させてからもう26年。私が、その存在を知ってからも20年以上。その間、海外に暮らしていた時期もあり、毎年毎年その作品を見続けてきたわけではありません。

こんな言い方をしてはよくないのですが、作品の全てが傑作とは思いません。が、かなりの確率で、血沸き踊る感覚を得られる作品が多いのも事実。けれど、2年前の『ラビットイヤーズ』はよくなかった・・・。脚本が散漫で、登場人物に感情移入ができず、登場人物の行動や存在意義に必然が感じられませんでした。それで、つい昨年は作品を観るのをスキップしてしまいました。

では今年はなぜ観ようと思ったのか。重松清さんの作品はよい物が多いし、好きな作品もあります。が、『流星ワゴン』は読んだことがないので、原作のファンだったからというわけではありません。「まあ、やっぱり12月はキャラメル観なきゃ・・・」という、キャラメルに期待する気持からだったと思います。

いや、肝心の感想に入る前に何をぐだぐだ書いているか・・・というと、とにかくこれが伝えたかったのです!!

とにかく素晴らしい!
文句なしの傑作。
キャラメルボックスの代表作になること間違いなし!!!


本当に今年は観にきてよかった。終わった後、お隣の男性ふたり組も「これはキャラメルのベスト3に入るな。」と話していらっしゃいました。

さて、原作を読んでいないので、脚本が原作に忠実であったかどうかはわかりません。が、とにかくこの脚本は素晴らしくよくできています。登場人物の描きかた、無駄のないセリフ、場面構成。引き合いにだしては申し訳ないのですが、2年前に欠けていたものが全て揃っていました。相当、脚本家成井豊さんは原作を読みこまれたのだなあと思いました。(当然だとは思いますが) そして舞台作品に構築し直すうえで、必要なもの、不必要を丁寧にふるいにかけていかれたのでしょう。

〈簡単なあらすじ〉
主人公の永田一雄38歳は、職も失い、家庭も壊れかけ、父親も病気で危篤状態。生きる希望を失い、もう死んでもいいなと漠然と感じたときに出会った橋本さん親子。不器用だが誠実な人柄の橋本さんと元気な息子の健太くん。橋本さんが運転する、オデッセイ。そのワゴン車に乗って、一雄は過去をやり直せるかどうか、不思議な旅に出ることになる。そして、それはこの世の人ではない橋本さん親子の絆を確かめる旅でもあった。


キャラメルのよさ・強みは役者さんの層の厚さ。どの役者さんもうまい。今回、特に素晴らしかったのは、一雄の父親、忠雄を演じた三浦剛さん。裸一貫で会社をいくつも興し、多くの人を雇い、危ない橋も幾つも渡ってきた男。強面だが、実は家族に深い愛情を抱く。が、息子、一雄は金貸し業を営む父親に反発、会社をつがず故郷を離れて、東京で就職。そんな息子に腹を立てたまま、時間は過ぎ、とうとう自分は病床に伏せることに。そんな、頑固な親父、だが実は必死に息子を愛し、息子のために何かしてやりたいと願う、優しい父親・・・「ちゅうさん」。その「ちゅうさん」の絶対的存在感がこの作品を傑作に仕上げていると感じました。三浦さんの風貌からこの役ははまり役に間違いありません(!)。が確かな演技力がなければ、ここまで見事な存在感は出せません。ああ、こんなお父さん、いいなあ・・・。そう思いながら「ちゅうさん」を観ていました。

他にも、健太くんを演じた林貴子さん、一雄の息子役の原田樹里さんも、本当に少年にしか見えませんでした。一雄の妹役の前田綾さんも、コミカルな演技のうまいこと。もちろん主人公、一雄を演じた阿部丈二さんのくたびれ感漂う演技もよかったです。そして、橋本さん役の西本浩幸さんや大森美紀子さん、坂口理恵さんらキャラメルの顔である役者さんたちの安定した演技には観ていて嬉しさがこみあげます。本当に。劇中にかかる曲もいいですし、舞台も幻想的なブルーの光が印象的で素敵でした。笑いあり、郷愁感あり、そしてじわじわきて心の奥を揺さぶる親子の情、友情、そして感動ありのキャラメルのよさがたっぷり堪能できた作品でした。

人と人の絆を追及するキャラメル作品の新たな傑作の誕生です。
この冬、是非観ていただきたい作品です!


演劇集団キャラメルボックス 『流星ワゴン』
サンシャイン劇場にて  12月25日まで!
出演:  阿部丈二  西川浩幸  大森美紀子 坂口理恵 岡田さつき 菅野良一 前田綾 岡内美喜子 畑中智行 
      三浦剛 林貴子 原田樹里


*開演前の2人の新人さんたちの「観劇に際しての注意事項説明」パフォーマンスも立派でした。
特に、男性の声のよく通ること、しっかりしていること。爽やかなルックスで、これから有望な新人さんだと思いました。
お名前は忘れてしまいましたが!

さて・・・『おやすみ、母さん』『往転』はまた後日・・・。

2011-12-10

柔道着 って・・・お、重い・・・(-_-;)

中学校で武道が必修になりました。

多分、多くの学校では剣道より道具をそろえる必要のない柔道を取り入れているのではないでしょうか。

息子の学校も柔道です。そこで息子も柔道着を揃えることに。

そして、私も生まれて初めて柔道着なるものを持ってみたわけですが、その重いこと、かさばること・・・。

思わず注文した柔道着をスポーツ店で引き取る時、店員さんに 「重いんですね、柔道着って・・・。」 と。

すると、「そうなんですよ。使う前に一度洗って乾かして縮むようにしてください。大きいですから。」とのアドバイス。

「縮ませる・・・? なら乾燥機にかけたほうがいいんでしょうか?」

「いえいえ、乾燥機はやめておいてください。普通に干して乾かしてください。」

けれど、先日、雨が続いた時、洗った柔道着の乾きが悪い・・・。

それで思い切って、乾燥機にかけることに。

一応、温度設定ができるので、低温乾燥で2時間。

おそるおそる取りだしたところ・・・・・・・・見事に縮んでいました!

低温乾燥でも、結構縮みます。

大きすぎるので、多少縮んでも大丈夫は大丈夫。が、これを何度も重ねたらちょっと小さくなり過ぎです。

やっぱり柔道着に乾燥機はよくないというのが、よ~く分かりました。

それにしても、柔道着、なぜこんなに重くてごついのでしょうか? 動きにくそう;;;;



2011-12-06

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ご無沙汰しております。更新しないまま、あっという間に12月。すみません^_^;

いけない、いけない。

11月6日に観た『往転』の観劇記も途中まで書きかけていたのですが・・・。折角のプレヴュー公演だったというのに。もうとっくに終わってしまったではないですか! 

うーーーん。この週末には、『おやすみ、かあさん』も観てきました。ふたつとも、非常によい作品で、一言では表せない・・・。

今度の週末はキャラメルボックス・・。

近いうちに、ゆっくりまとめたいと思います。

皆さま風邪などひかれませんように。


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