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2011-10-28

守ってほしい ~教育を担う人々~

<公務員給与>人勧実施見送り決定 政府7.8%引き下げへ 
政府は25日午前、国会内で給与関係閣僚会議を開き、11年度の国家公務員給与について、平均0.2%削減を決めた人事院勧告の実施を見送り、平均7.8%引き下げる特例法案を今臨時国会で早期成立させる方針を正式決定した。28日にも閣議決定する。東日本大震災からの復興財源に充てるための措置で、人勧を超える削減は1948年の人事院発足後、史上初めて。(毎日新聞)


というニュース。一見、人勧よりも、公務員給与を引き下げるということで、なかなかやるじゃんと思わされてしまいそう・・・。が、実は、人歓に従わないという前例を作っておくことで、将来、公務員が昇給などしやすい環境にしたいという思惑が隠されており、実は公務員の待遇を守ることにもつながるとか。ふーーん、そうですか。やりかた、DIRTYですね!

しかし、一番納得がいかないのは、同時に小中学の教員の給料も同じく下げるらしいということ。ま、下がるのが今回だけで、あとから上がるというのであれば、まだいいですが・・・。しかし教育に携わる先生方の給料は、いっときでも下げてほしくないというのが、私の感想です。

先生方は本当にお忙しい。また精神的にもタフでないと務まらない職業の一つであるのは間違いないと思います。講師として小学校で英語を教えていて、それを感じさせられます。

日本の学校、特に小学校は、食事の面倒まで担任の先生が見てくれます。アメリカでは、ランチタイムは担任の先生は全く関与しません。カフェテリアに専門のスタッフがついており、ランチタイムは全てそのスタッフが子どもを見てくれます。また、アート、音楽、体育などは小学校低学年から全て専科の先生が担当。日本とは大きく違います。日本の先生の負担は、かなりのものだと思います。

それなのに待遇が今より悪くなる・・・。先生方の士気が上がるはずがあるでしょうか? 先生方の熱い気持ちがなければ、教育の現場は荒れていくように思えます。

もちろん、優秀な先生方ばかりではないでしょう。が、未来を担う子どもたちに直接関わり、教育の現場を守ってくれる先生方の待遇は守ってほしいと感じます。
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2011-10-22

さすがではありますが・・・

竹島、教科書記述は「偏向した歴史観」 

日本人学校に在米韓国人が使用中止要求
 

米ニュージャージー州の韓国系米国人が同州の日本人学校に対し、竹島(韓国名・独島)について「韓国が違法占拠していると説明する教科書を使い、偏向した歴史観を教えている」として教科書の使用中止を要求する文書を出した。同州教育当局には学校への補助金支出停止を要求している。韓国系米国人の弁護士側が7日明らかにした。

 学校側などによると、文書は9月21日付。中等部の社会科公民の教科書で、日韓両国が領有権を主張している竹島について地図の横で「日本固有の領土です」と説明しているが、「不法占拠」の記述はないという。

 学校を運営する「ニューヨーク日本人教育審議会」の倉西美由紀事務局長は「内容を精査中で、コメントは控える」と話している。(共同)


うーーーん、まあ、さすがといいましょうか。こうきましたか。日本の朝鮮学校に対する態度なんて、これに比べたら甘すぎですね。日本人学校では、子どもたちを洗脳などしておりませんから。偏向教育などしていないのですから。

しかし、この問題は、NJ日本人学校だけの問題ではありません。各国の日本人学校は同じ教科書を採用しているからです。

今回、さすがと思ったのは、アメリカという第3国に存在する日本人学校に対してクレームしたところです。韓国系アメリカ人の人たちも、自国への思い入れは強いですから、いずれこういうことが起きるかも・・・と誰かが予測してもよかったほどですね、きっと。韓国の人が、韓国の日本人学校で使用される教科書に対してクレームをつける前に、アメリカで! 裁判の行方を見守りたいと思います。

がんばれ、審議会!(このごたごたで日本人学校に通う子どもたちが影響を受けませんように。)
2011-10-09

感嘆!    ~侮れない、高校生の実力~

食欲の秋、芸術の秋・・・そして学校行事の秋。

秋はとかく忙しいです・・・。運動会、学芸会、学校祭、合唱祭・・・我が家の子ザル3人いえ3匹、みな違う学校に通うので、行事の数も3倍!ふう。

さて、先日大ザル嬢の通う高校の学校祭がありました。

学校祭といえば・・・おしるこ!・・・違いますか?^^;

私の記憶では、学校祭って結構お金を遣った記憶があります。もっぱら食べ物だった気がしますが。

しかし、娘の高校の学校祭は、想像したものとは全く違いました。バザーもないですし、模擬店もないですし。

あるのは、お芝居、ミュージカル!

部活動のイベント、展覧、それから受験相談もありましたが、メインは各クラスごとのお芝居、あるいはミュージカルなのです。

1学年8クラスあるので3学年合わせて合計24クラス。つまり24作品が上演されます。各教室が小劇場と化し、それぞれ1日5~6公演を2日間。

「上級生、特に3年生はものすごくうまいんだよ!」と娘は力説していたのですが、一応BROADWAYや日本の商業演劇もそれなりに観てきた者としては、話し半分・・よりもっと割り引いて聞き流しておりました。こう言ってはなんですが、素人の高校生のお芝居やミュージカルですから、やはりそれなりのクオリティーでしかないだろうと・・・。

ところが、これが全くもって失礼な、高慢な考えだったことをあとで思い知ることに!

「ライオン・キング」「ヘアスプレー」「赤毛のアン」「Glee」「美女と野獣」「時をかける少女」「南総里見八犬伝」etc・・・。

男女共学の公立高校なのですが。こういったものは普通男子はまじめに取り組まないことが多い気がしていました。ところが、男女とも実に見事な役者ぞろい。そして、舞台美術、衣裳、音響、プログラムなども実に丹念に準備してありました。観客席も綺麗に工夫して作ってありましたし。あるところは桟敷、あるところは階段のように段々が設置されていてそこへ座るように。小さいお子さん用の特別席が設けられているところも。

時間に限りがあるため、注目の3年生の作品何本かと娘のクラスの作品を観ただけでしたが、どれもお見事でした。
無料でこんなによくできたお芝居やミュージカルを観てしまった、いいのだろうか、なんだか申し訳ないわ~~~といった感じでした。

もちろん、出演者全員が上手だったわけではありません。脚本も整理しきれていない点があったりもしました。けれど、普段の学校生活の中で作り上げたにも関わらず、この質の高さはものすごいことだと感じました。主役級の役者さんたちは、声もよく出ていて滑舌もはっきり。演技力だけでなくも華のある生徒さんも多く、ここは演劇人養成所かと思うほど。少し鍛えれば、プロのお芝居やミュージカルにも出演できそうな生徒さんが何人もいて、心底驚きました。また、メイクや衣装、音響、照明、小道具、舞台美術もかなりのレベル。

ああ、もったいないなあ・・・、そう感じたほど。アメリカなら、演劇専攻学科をもつ大学も少なくありません。しかし、日本ではまだまだ珍しい・・・。日本でも演劇専攻学科がいろいろな大学に設置されるといいのに。そしたら、この生徒さんたちのうち何人かは、演劇を専攻してくれるだろうにと・・・。そして、いつかプロを目指して・・・と勝手な妄想がむくむく膨らみました・・・。(もし、自分が受験する時、そういう選択肢があったなら、演劇専攻していたかも・・・なーんて^_^;)。もっとも、専攻とは関係なく、大学サークルの小劇団に所属して活躍するという道もありますから、演劇専攻学科にこだわる必要はないのかもしれませんが:::。

・・・思いもかけず、舞台人としての才能を感じさせてくれる生徒さんたちを見ていて、ああ、これからも舞台に立ったり、舞台に関わる楽しさをずっと経験してほしいなあと、心から願った二日間でした。

例年、ほとんどの卒業生が大学進学、あるいは翌年の合格を目指して浪人する状況なので、今回素晴らしい演技や歌をみせてくれた生徒さんやスタッフ係の生徒さんの多くも大学進学を目指しているはず。ああ大学でも、是非、舞台に立ったり、舞台製作に関わってもらいたいものです! 娘の学校以外でも、学校祭で演劇に力を入れている高校は少なくありません。そして、恐らく、同じくらい、才能のある生徒さんが見られるのでは? そう考えると、日本の高校生の未来の輝く舞台人候補としての層は決して薄くないはず。

侮るべからず、日本の高校生! すごい、ただその一言につきました・・・。

ありがとう、素敵な作品を観させてもらいました☆ 3年生は受験も頑張ってね!!
2011-10-06

『オーデュボンの祈り』観劇記   ~観る前に読んだほうがいい?~

10月2日、午後1時より、世田谷パブリックシアターにて、『オーデュボンの祈り』観劇。

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我が家の大ザル嬢、いえ、花も恥じらう女子高校生もよく読んでいる作家・伊坂幸太郎さんのデビュー作。しかし、私自身は読んだことがありません。例にって、出演者に惹かれて観ることを決めた作品です。お目当ての役者さんは吉沢悠さん、筒井道隆さん、石井正則さん。

特に、吉沢悠さんにはある理由から、非常にその舞台の立ち姿に興味がありまして・・・。ええ、もし、私のその妙なこだわりについて言えば、120%満足といいますか、充分に検証させていただきました。それについては、後ほど・・・。

さてさて、肝心のお芝居としての感想から、まず。

お芝居は脚本が最重要。

それを改めて思いました。というのは、観終わって、結局何がこの作品で製作者が一番観客に伝えたかったことが、よくわからなかったからなのです。主人公たちが探し求めているものの答えが、最後に明かされるのですが、え、それが何? 何ゆえ、この作品にそれが「みながずっとずっと待て望んでいたもの」となりえるのか…がわからない。

で、思ったのです。この作品は、原作読んでいるのが前提なのかなと。原作を読んでいればもっとキャラクターにも設定にもストーリーにも、小道具にも納得できるのかもしれないと。が、やはり、あくまでもお芝居は一つの独立した作品。原作を読んでいようが読んでいなかろうが、そこにいるお客さんが、納得できる作品でなければならないと私は思います。

ちょっとよく分からない点もあったけれど、多分、こういうことをこの作品は言いたかったんだろう・・・と漠然とでいいので何か自分で納得できるものを持ちかえることのできる作品であってほしい・・・。

しかし、残念ながら、私には最後にみなが見つけたものが、なぜそんなに貴重なのか、必要なのか、さっぱり納得ができず、もやもや感だけが残った感じでした。(すみません。しかし、あくまでも私個人の感じ方です。)

登場人物も多く、場面の切り替えも多い、10分の休憩を入れて2時間30分の力作。おそらく、脚本家の方は、なるべく原作に忠実に・・・とお考えになったのではないかと思います。が、ここはもっと割り切ってもっと大胆にアレンジして、観る人が納得できるような作品に作り上げることができたら、すごい作品になっていた気がします。残念!

…と、作品の全体的な評価は思い切り辛口ですが、個々の役者さんや場面場面についてはいいなあと思うところがありました。

特に気に行ったのは、玉置玲央さん演じる殺し屋、「桜」。声もいいし、立っているだけでものすごく雰囲気を出せる役者さん。「柿喰う客」という劇団の役者さんだそうですが、本当に声が素敵です。舞台映えする役者さん。かっこいいですよ♪ 自分だけにしか分からないルールによって、他人を殺す男。しかし、その殺しにはある種の美学が見え隠れする・・・。この作品の中で一番好きなキャラクターです。また、玉置さんは、「城山」というイケメン悪徳警官も演じてらっしゃいました。「桜」と「城山」が最後のほうで対峙する場面があるのですが、スクリーン映像をうまく使った演出で楽しませてもらいました。

それから、脚の不自由な「田中」を演じる小林隆さんの演技も観る者の気持ちを静かにさせてくれました。吉沢悠さん演じる主人公「伊藤」が物見やぐらにのぼった「田中」を追いかけて助けようとする場面は、印象的でした。

・・・少女「わかば」役は、この作品では本当に設定と同じくらいの年齢のお子さんに演じてほしかったです。大人の女性には無理のある役でしたね;;不思議な設定のキャラクター満載の作品なので、せめて、少女役は、普通の少女の外見でいてほしかった・・・。身体は大人なのに中身は子どもという設定ではないようですので・・・。

そして、お目当ての3人の役者さんは、安定した予想通りの演技。特に、筒井道隆さんの案山子役は、筒井さんの持つ「一見いつも穏やかだけれど、実は深い悩みを抱えている。が、決してその悩みを表に出さないようにしている
」的なイメージや今までの役柄を彷彿とさせてくれます。(サザエさんの「ますおさん」には深い悩みはなさそうですが・・・。)この案山子役は筒井さんしかいないでしょう、というくらい。ただ、たまにはこうしたいつものイメージと全く違う、激しい気性のキャラクターなども演じて頂きたいなあと思います♪

・・・そして、吉沢悠さん! 吉沢さんは非常にうまい役者さんです。おととしのドラマ『踊るドクター』での、おたくキャラで絶えずおどおどしたダメ医者を演じたときの吉沢さんにはひっくり返ってしまいました。好青年で結構もてる役の多かった吉沢さんとは、180度違う演技! 『踊るドクター』での吉沢さんしか知らないうちの長女なんて、『オーデュボンの祈り』のちらしの吉沢さんの写真を見せても、「えー、ちがう人でしょう。」と一蹴。
かっこ悪い役からかっこいい訳まで演じきれる、見事な役者さんだと思っています。ただ、この『オーデュボン』
の『伊藤』役は、出番は多いけれど、吉沢さんには物足りなかったのではないでしょうか? 吉沢さんにも今後もっともっといろいろな舞台に立ってもらいたいです!

そしてそして・・・今回、私の中でパズルのピースがまさにぴったりあったのが、舞台に立つ吉沢悠さんの姿!

 やっぱり、MATT DOYLEに似ている! 

MATTのほうがもっと身体の線は細い。でも、吉沢さんの脚の長いこと、身体の線のきれいなこと、そしてお顔の造詣がMATTとよく似ていることと言ったら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

・・・以前からちらっと思っていたことだったんです。でも、実際の舞台の上の吉沢さんを見て確信しました。やっぱり、MATTの面影ばりばり・・・と。常々MATTにはそのノーブルな立ち姿からヴァンパイアを演じてほしいなあと願っているのですが、ここは是非吉沢さんにもヴァンパイア役を~~~。ああ、本当に姿勢もよく、身体のきれいな役者さんです。自転車をこぐシーンも素敵でした☆ ノーブルでしかも、色気がある・・・。私の中では、日本のMATT DOYLEは吉沢悠さんで決まりました・・・^^;。(年齢的には、吉沢さんはMATTより9歳も上ですが;;)

と以上、私の中では吉沢悠さんが舞台でもものすごくかっこよい役者さんであり、MATTを彷彿とさせる役者さんだということが確信できたことが、一番の収穫だったと言えます・・・。

また、スクリーン映像を使った演出や、ボリュームの大きい音響に、ややしつこさは感じたものの、工夫を重ねているのも使わってきた作品でもありました。吉沢さんの白っぽいシャツと黒っぽいパンツ姿はシンプルでしたが、とてもよくお似合いでした。また、筒井さんの案山子のアースカラーの衣装もしっくり。『オーデュボン』の原作のシュールでナンセンスなイメージを実際にここまで具現化された努力は相当のものだったと思います。そういう意味では、やはり原作を読んでから、観に行ったほうが、価値ある作品なのかもしれませんね。う^^^ん、いやいや、読まないで行って、観終わってから小説を読み、舞台のイメージと小説の世界のイメージの検証を行うのがおつな鑑賞方法かもしれません!

「オーデュボンの祈り」
原作:伊坂幸太郎さん『オーデュボンの祈り』(新潮文庫刊)
出演:吉沢 悠さん、筒井道隆さん、石井正則さん、河原雅彦さん、小林 隆さん、武藤晃子さん、小泉深雪さん、寺地美穂さん、町田マリーさん、春海四方さん、玉置玲央さん、陰山 泰さん

東京:世田谷パブリックシアター 9月30日~10月12日
北海道:札幌教育文化会館 10月19日
大阪:サンケイホールブリーゼ 10月22日・23日
宮城:電力ホール 10月25日



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に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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