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2011-09-30

週末の予定♪  ~オーデュボンの祈り~

この週末の観劇予定♪

『オーデュボンの祈り』。

吉沢悠さん、筒井道隆さん主演。楽しみです♪

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2011-09-30

ケネス・ブラナーの意外な顔  ~ ”The Painkiller” 開幕~

ケネス・ブラナーと言えば、 日本でも映画『愛と死の間で』(1991年)や『から騒ぎ』(1993年)などで知られるイギリスの演技派俳優であり映画監督。これまで数多くの作品を手がけたり、出演もしています。 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』ではギルデロイ・ロックハートの役を演じています。今年公開され、浅野忠信さんが出演して話題になった『マイティ・ソー』は、彼が監督しています。シェイクスピア俳優として有名でもありますが、イメージとしてはシリアスな感じです。

が、最近北アイルランドのベルファスト(彼の出生地)で開幕した彼が主演する舞台作品、”The Painkiller”は、フランスのコメディー作品。これがかなり面白いと評判とのこと。
 
妻に浮気されたブライアンは苦しみ ”pain ” から自由になりたい、つまり死にたいと願う男、一方ラルフは誰かの苦しみを終わらせるのを仕事とする男、つまり殺し屋 ”killer”。この二人が出会ったとき、すべてはうまくいくはず・・・ではなかったか?

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 左がケネス・ブラナー・・・と思います。いつもと雰囲気が違いますが・・・。

ケネス・ブラナーは殺し屋、ラルフ役。妻を根取られ、自殺願望を抱くブライアン役のロブ・ブライドンの演技もとても評判がよいようです。う~ん、面白そう。(ケネス・ブラナーもすっかりお歳召されたな・・・という感じではありますが・・・・。)
そのうち、BROADWAYにも行ったりして?

ある劇評には、

”・・・ the play finally achieves something I have never experienced in a farce before. The laughs keep on coming, but by the end you also find yourself unexpectedly moved. ”(The Telegraph) 

この作品は、最後、私が今までコメディー作品では決して経験したことがなかったことに成功している。観ている間、笑いはずっと絶えない。が、最後のほうには予想だにしない感動を自分が味わっていることに気がつくのだ。

という記載がありました。笑いあり、しかし最後に感動・・・個人的に大好きなパターンです。

さて、ところで面白いなあと思ったのが、この作品の上演期間中のチケットの料金体系。わずかですが、オフピーク(火水の公演など)とピーク(金土の公演など)では、チケット料金に差があること。オフピークのほうが少し料金が安くなっています。オフピーク料金・・・というと、NYのとき使っていたメトロノース鉄道を思い出します。混雑しないオフピーク時には料金が安くなる・・・というシステムに初めは驚きました。日本では、混んでいようが空いていようが、いつ乗っても運賃は同じですから。でも、さすがにBROADWAYでオフピーク料金は見たことはなかったです:: ところ変われば、いろいろ違いますね。面白いなあ~と思いました。もっとも北アイルランドの劇場がどこもそうなのかはわからないのですが。日本でも、このシステム取り入れてもいいように思いますが、どうでしょうか・・・。週末のチケットはどうしても取りにくいので、平日に観劇に行く方が増えるように・・・。でも、効果はあまりないかもしれませんね。そういう私自身、平日観劇は無理なわけですし・・。

生ケネス・ブラナーのコメディー、観たいものです!

”The Painkiller”
9月23日から10月16日まで、
ベルファストの Lyric Theatre にて。(この劇場はリーアム・ニーソンも後援者になっているようです。)

公演についての詳細はこちらをどうぞ↓
                ”The Painkiller”
2011-09-27

『身毒丸』観劇記    ~凄まじい愛憎劇~

皆様、こんにちは! すっかりご無沙汰してしまいました。

心配していた弟の手術でしたが、本当に神様が味方してくれました。

これが6度目の手術だったのですが、一番難しい手術になるということで皆で覚悟して臨んだのですが、なんと今までで一番時間的には短い手術となりました。

手術中に何かあったらすぐ家族で判断してもらいたいので、手術室の前で待ってもらうのではなく、実際に手術している部屋のすぐそばで待っていてください・・・ということで待っていたところ、予想よりも随分早く「手術が終わりました」と声をかけられ、父なんかは、いざ開腹したはいいが、手の施しようがなかったのか・・と勝手に観念してしまったそうです。いい意味で誤解だったのですが。

若いときから病気にかかった弟をかわいそうだと思ったりももちろんしますが、相当に運の強い人間なのではと思います。たくさん用意していただいた輸血も手をつける必要がないまま、日赤さんにお返しもできました。ブログを読んでくださっている皆様にもご心配おかけしたことと思います。本当にすみませんでした。そして、ありがとうございました。

・・・・・・・・・

さて、実は弟の手術前、9月3日に『身毒丸』を観に行きました。観た直後に感想を書こうと途中まで記したものの、完成させられないまま、今日まできてしまいました~~~。東京公演も大阪公演も名古屋公演もとっくに終わってしまいましたね;;;

しかし、今更かもしれませんが、感じたことを書いてみたいと思います。

9月3日、天王洲銀河劇場での午後5時半開演の『身毒丸』。東京公演は9月6日までなので、キャストの皆さんも疲れがたまっていらっしゃる頃か、あるいは、作品の完成度がぐっと高まった頃かな・・・など、思いながら足を運びました。

身毒

『身毒丸』(しんとくまる)は、寺山修司さんの舞台作品で、脚本は寺山さんと岸田理生さんが共同執筆。1978年 に「天井桟敷」で初演され、1995年 に蜷川幸雄さんの演出版が武田真治さん、白石加代子さん主演で初演されました。その後1997年に藤原竜也さん、白石加代子さん主演でロンドン公演が行われ、1998年には国内でも上演されて、話題を呼びました。

母親のいない家庭に買われてやってきた撫子と、自分を産んでくれた母を求め続け、かたくなに撫子を拒否する義理の息子、身毒丸との妖しく激しい愛憎劇。今回も身毒丸はオーディションで選ばれました。大勢の候補者の中から選ばれたのは矢野聖人さん。18歳の新人さん。どんな演技を見せてくれるでしょうか。そして何より今回の公演を観ようと思った一番の動機は、大竹しのぶさんが出演されていること! 一体どんな演技で観客を魅了してくれるのでしょう。大竹さんの演技で満足できぬわけはないので、ただ、どんな酔わせ方をしてくださるかだけが気になるところ。それに、私は寺山修司さんの作品は初めて! 当然、身毒丸も初めて!(偉そうに今までの軌跡を書きましたが(・_・;)・・・)

さあ、始まりの形もいかに?

・・・そして、暗がりに火花散らせて溶接工がもの語らず、闇にもなりきれないその時の、人のような人でないような怖ろしげな、しかし滑稽でもあるような悲しくもあるようなそんな群れ、その奥より、ひっそり、少年は現るる・・・。(寺山風に挑戦・・・)

戯言はこのくらいにして・・・さて、冒頭のシーンから、一気に気持ちは「ゲゲゲのげ」です。妖怪、魑魅魍魎が跋扈するかの世界。音楽全般も「昭和枯れすすき」チックな、胸を刺す重さ、暗さ。この圧倒的な異世界情緒、空間、秩序にただただ敬服するのみ。いえ、このあまりに圧倒的世界観をとうとう消化しきれぬまま、最後を迎えてしまった、そう言わざるを得ません。。が、一度は観ておいてよかった。真にそう思ったのも事実。

何がよかったか。

やっぱり、大竹しのぶさん演じる撫子、これにつきました。撫子が登場するシーンの何とも美しくかわいらしいこと。終演後、帰りの混雑の中であるお客さんが「大竹しのぶが美しすぎて泣けてきた・・・」と連れの方に話していらっしゃいましたが、まさにその通り。愛と憎しみの果てに、鬼女になってもなお、美しく、妖しく、そして凄まじく。その迫力に、舞台の空気がびりびり揺れたように感じたほど。しかし、最初は、買われてやってきた家で、身毒丸のいいお母さんになろうとするいじらしい撫子。が、何をやってもなつかない、それどころか自分を忌み嫌う身毒丸をやがて激しく激しく憎むように。撫子が鬼に変わっていく怒涛のプロセス。それこそが、この作品の見どころなのではないでしょうか。大竹さん演じる撫子の、あどけない優しい女性が世にも恐ろしいものになっていく姿、必見でした。

それから、撫子の連れ子、「せんさく」役の子役さんがとても上手でした。素直な子で、身毒丸の実父も心を誰にも開かない身毒丸より、血のつながらない「せんさく」のほうがかわいいと言う。役柄が役柄なだけに、下心があって身毒丸の父親に取り入ろうとしているのかと最初は思ったのですが、どうもそうではなく、本当に家族という枠組みの中に自分の居場所を見つけたことが嬉しいその屈託なさが、身毒丸の斜めにおれた心の暗さを余計に浮き上がらせていました。

残念だったのは、撫子と身毒丸の「禁断の愛」の部分。撫子と身毒丸には、「母と子」という形での葛藤、憎しみ合いと同時に、「異性」として互いを見る「禁断の愛」の部分が描かれていたはず。はず! しかし、その部分が、とても希薄に感じられました。それはもともと脚本がそうなのか・・・あるいは、矢野聖人さん演じる身毒丸が異性として、撫子に魅力があるとは感じられなかったためでしょうか。

非常に辛口になってしまいますが、矢野さんの身毒丸は、ひたすら泣きわめく情けない、自己憐憫に浸った若者・・・にしか見えず、その身毒丸のどの部分に撫子は異性を意識するというのか、私には納得できませんでした。もっとも、武田真治さん、藤原竜也さんの身毒丸を観たことはないので、矢野さんの身毒丸のありようが、演技力や演技のセンスの話しなのか、演出の話しなのかは判断はつきませんでしたが。とにかく、ただ大きな声で叫んだりわめくだけの演技ではない、何かを観たかったなと思います。きれいな顔の役者さんですし、まだまだお若い。きっと今後、もっと違う役柄で新しい役者としての魅力をご自身で見いだされていくことでしょう。

・・・悲しい悲しいラストシーン。撫子の姿がゆっくりゆっくり遠くなっていく。撫子の、そのうつろな瞳。ああ、撫子、万歳。その一言に尽きた作品でした。
2011-09-02

本当にベネフィットあるの?  ~子宮けいがんワクチン~

最近、中学や高校に通う娘さんを持つ方と話した時に、時々出てくるのが子宮けいがんワクチンの話題。

「お嬢さん、もう受けた?」

しかし、我が家は娘に受けさせるつもりはありません。

というのも、このワクチンにベネフィットがあるとは思えないからです。

まず、NYにいたときにアメリカ人の知人から、「あのワクチンは受けさせないほうがいい。ものすごく痛いし、死亡例もある。やめたほうがいい。」と言われたことがきっかけです。

そう言われるまでは漠然と娘が接種対象年齢になったら受けさせようと思っていました。

が、仲の良い知人がそう言うし、当時もネットで調べてみました。もちろんネットの出ている情報が正しいとは限らないのですが、どうやら、安易に接種させないほうがよいのではないかと警戒するようになりました。

そして、最近、実際に娘のもとに接種の案内が自治体から送られてきました。そこで、もう一度、調べてみることにした結果、ワクチン「サーバリックス」の添付文書から以下の情報が得られました。添付文書に明記されているものです。(添付文書はサーバリックスの製造元のグラクソ・スミスクラインのHPにも掲載されていて誰でも見ることができます。)

接種上の注意 ①HPV-16型及び18型以外の癌原性HPV感染に起因する子宮頸癌及びその前駆病変の予防効果は確認されていない。②接種時に感染が成立しているHPVの排除及び既に生じているHPV関連の病変の進行予防効果は期待できない。③本剤の接種は定期的な子宮頸癌検診の代わりとなるものではない。本剤接種に加え、子宮頸癌検診の受診やHPVへの曝露、性感染症に対し注意することが重要である。④本剤の予防効果の持続期間は確立していない。

また、この「接種上の注意」についての解説も同HPに掲載されているのですが、それらから読みとれるのは、

◎ サーバリックスの効能効果は、いくつかある子宮頸がんを引き起こすHPV(ヒトパピローマウイルス)のうちの「16型及び18型感染に起因する子宮頸がん及びその前駆病変の予防」だけである。
◎ 添付文書の解説によると、1回目の接種後から効果が続くのは最長で6.4年。
◎ ワクチンを接種しても、子宮がん検診を行わねばならない。


確かに子宮けいがんを起こすHPVの中で、全世界的には16型、18型のHPVが多いそうです。が、日本では実は別の型が原因となることも多いということがわかっています。欧米では16型と18型が主流なのに対し、日本では52型と58型もリスクが高く、逆に18型は日本では自然治癒することが多いという研究報告があるのです。

また、痛い思いをして接種しても、最長6.4年の効果と言いますと、もし14歳で初めて接種したとしたら、効果が切れるのは20歳過ぎ。性活動がこれから活発になるときには、効果が切れてしまう? 

そして、このワクチンを打っても、子宮けいがん検診はちゃんとやってくださいというわけです。

けれど、世間一般に対してはこうした情報はきちんと伝えられているでしょうか? あたかも、このワクチンを接種さえすれば、子宮けいがんにはならないのだというようなイメージだけが広がっていないでしょうか。

また今度新たにサーバリックスに次いで「ガーダシル」というワクチンも日本で承認されました。このガーダシルは16型と18型に加えて6型と11型に効き目があるということですが、死亡例も20件以上報告されているものだそうです。で、このワクチンも、接種後も子宮けいがん検診は必要です、とはっきり。

つまり、このワクチンを打っても打たなくても子宮けいがんの検査が必要なわけです。だったら、何も痛い思いをして(筋肉注射は痛いです!)、決して小さくない副作用のリスクも抱えてこのワクチンを受ける意味はあるのだろうか・・・そう思うわけです。で、我が家は娘たちには、このワクチンは受けさせません。かわりに、社会人になったら毎年子宮けいがん検診を受けるように言います。いえ、今から言い聞かせております。(ACの広告、仁科亜希子さんと娘さんのように。)

怖いのは、正しい情報がしっかり示されないので、ワクチンを打ったから私はもう大丈夫と思って、検診をしない人が多くなること。そちらのほうがよほど害があると思えるのですが?

ある日、突然始まった、子宮けいがんワクチン推進運動。一体、仕掛けたのはだれでしょう? 誰が利益を手にしたのでしょう?・・・などと、小説まがいのことまで考えちゃいます^^;



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に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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