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2011-08-31

世界の希望の星   ~!?~

来週弟が手術を受けます。

その説明を担当医の先生から聞いてきました。

イチカバチカ。イノチノキケン。

けれど、弟本人も明るい声で、「うまくいくと信じていますので。」と。

弟がこの病気と関わってもう10年以上。担当の先生曰く、

「日本でもこんなに長くこの病気と闘ってきた人はいない。あなたは日本の同じ病気を持つ人の希望の星、いえ、世界でもあなたは希望の星なんです。」

世界の希望の星。

かっこいいではないですか!

よわっちくて昔は大っきらいだった弟ですが、いつの間に世界の希望の星になったのでしょう。

BROADWAYのスターにも匹敵するではないですか。

12時間に及ぶかもしれない難しい手術。病院中が総力を集めて弟の手術に取り組んでくれています。

ありがたいです。

弟と担当医の先生との間にも信頼関係を感じました。

今までも何度も手術を無事乗り越えてきた弟、今回もまた無事を信じて疑うはずもありません。

なんたって世界の希望の星なんですから☆

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2011-08-30

名著ご紹介♪ 「宇宙は本当にひとつなのか」  

米東海岸を襲ったハリケーン・アイリーン。米政府が予測したよりは被害は小さかったようですが、犠牲になった方がいらっしゃいましたし、まだなお多くの家庭で停電しているとのこと。早く電気が復旧するといいのですが。
日本にも現在台風が接近中とのこと。9月1日2日あたりは関東も圏内だとか? どうなるでしょうか。

さてさて、本当に夏も終わりですね。8月30日。ああ、明日で8月も終わりですね。我が家のおサルさんたちの学校も昨日・今日ですでに始まりました。早速、ちびザル嬢は、上履きを忘れました(^_^;) 私も、すっかりその存在を忘れていました。宿題持たせることのみに集中しておりました、トホホ。気を引き締めねば。

さて、この夏読んだ中で非常に面白かった一冊をご紹介したいと思います♪

講談社ブルーバックスシリーズの 『宇宙は本当にひとつなのか』(村山斉 著)。

宇宙は本当にひとつなのか (ブルーバックス)宇宙は本当にひとつなのか (ブルーバックス)
(2011/07/21)
村山 斉



SFのテーマかのようなこのタイトルにまず惹かれました。

「多元ワールド」は、子供のころに読んだSFや漫画にもよく使われていた概念です。

この宇宙には、幾つもの少しずつ違う「自分」が存在する世界がある。

「多元ワールド」や私たちが触れると大爆発を起こすかもしれないと言われた「反物質」という概念に、果てないロマンを感じたものです。(「さらば 宇宙戦艦ヤマト」には「反物質」が出てきました。テレサの身体が反物質。)しかし、それはあくまでもお話としては面白いけれど、科学的には主流になれない概念だろうと漠然と思っていました。

ところが!!!!!

宇宙はひとつではないかもしれない。

今、それを真面目に研究している科学者が少なくないというのです。

著者の 村山斉さんは、素粒子物理学が専門の物理学者です。これまで、東京大学国際高等研究所 数物連携宇宙研究機構の初代機構長、特任教授や米国カリフォルニア大学バークレー校 物理学科冠教授などを務めていらっしゃった、宇宙物理学や、素粒子理論研究のリーダーといえる方だそうです。

しかし、村山さんの語り口はとてもわかりやすく、親しみやすい。宇宙の成り立ちやその他専門的なことがいろいろ書かれているのですが、すうっと頭に入ってきます。とは言え、高次元のものの在り方や認識の仕方などの説明は、もう想像を超えた世界なので、理解できなかった部分もあります。・・とはいえ、一般の人が現在の宇宙研究がどこまで進んでいるのか、何がその研究で今最も大きなテーマなのかなどが、ものすごくわかりやすく書かれた優れた1冊に間違いありません。難しいことを難しい言葉を並べて説明するのは簡単ですが、難しいことを簡単にかつ正しく説明するのはとっても厄介なことだと感じますので、この1冊は非常に貴重だと思います。

そして、更に驚かされたのが、内容でした! 読んでいくうちに自分の常識、世界の常識がひっくり返されていくのを感じました。いや、このことを人類皆が知ったほうがいいんでは?とさえ、思いました。

「万物は原子でできている。」

それが間違いだったとわかったというんです!

最新の宇宙研究によると「原子でできている部分は宇宙全体の5%にもならない」そうなのです。では、残りはなに?

暗黒物質と暗黒エネルギー だそうです。約23%が暗黒物質で、約73%は暗黒エネルギーなのだそうです。

「暗黒物質」や「暗黒エネルギー」とは・・・? 何やらSFの物語のよう。わくわくしてきませんか?

しかし、この「暗黒物質」や「暗黒エネルギー」が一体何なのか、まだわかっていないそうです。ただ、確実に存在しているのは、観測結果や研究から確実視されていると。「暗黒物質」存在の根拠の一つが、ほう、なるほどと思わされました。

地球は太陽の周りを周っており、太陽系は銀河系の中心を周っています。その速さたるや地球が太陽のまわりを周るのは約秒速30キロメートル、 太陽系が銀河系中心を周るのは約秒速250キロメートル! なんだか速すぎて感覚がついていけません(^_^;) で、そこで問題になってくるのが、太陽系の重さ。秒速250キロメートルでぐるぐる銀河系中心部を周っているわけですが、その速さに対し、現在わかっている太陽系内の物質の重さの総量では軽すぎて、とっくにポーーンと太陽系は銀河をはずれてどこかへとんでいってしまっているはずなんだそうです。が、太陽系はとんでいっていない。つまり、太陽系には今の科学ではわかっていない何かが存在しているはずだ・・・というのです。わあ、面白い、そう思いました。目には見えていないけれど、何かが存在してる・・・。それが「暗黒物質」と言われるもの。そして、「暗黒エネルギー」は「真空のエネルギー」ではないか・・・。

今、科学者たちは一生懸命暗黒物質をとらえようと頑張っているそうです。1年間にもしかしたら数回だけチャンスが訪れるかもしれないという、本当に気の長いお話ですが、こうした地道な研究を行う人たちの努力があったからこそ今日の科学技術があるのですね。

ところで、この「暗黒物質」ですが、異次元からきた物質化もしれないと真剣に考える科学者もいるというのです。宇宙には三次元以上の次元があるという「多次元宇宙論」。異次元のものであるから、私たちには認識できない・・・。それから「多元宇宙論」とは、宇宙そは唯一絶対ではなく、宇宙が実はたくさん存在しているという考え方。どちらも、SFやアニメの世界の話のようです。この「暗黒物質」「暗黒エネルギー」の存在が明らかになり、その研究を行う過程で脚光を浴びているふたつの宇宙論。一昔前なら、科学者のくせにSFの読みすぎだと非難されたことでしょう。

「宇宙はひとつではないかもしれない。」

ああ、いつか真の宇宙の姿が私たち人類に理解できる日が来るのでしょうか? 「万物が原子でできているわけではない」という今まで想像すらしたことのない衝撃的な言葉。そして、謎を秘めた壮大な宇宙の姿に、ため息がでます。「多元宇宙」・・・野田さんではなく、海江田さんが代表選で勝った別宇宙もあるのかもしれませんね(^_^;)菅さんが名首相な「宇宙」もあったりして? ほやほやほや^^:::::: 

すごい一冊です!
2011-08-29

欠陥システム  ~日本の首相選び~

ただ今の時刻、8月29日午前11時18分。

民主党の両院議員総会が都内のホテルで開かれています。そして代表選。

5人の候補。

さてどなたが代表に?

このままいけば決選投票?

で、まさかの泣き虫小僧さんが首相に?

うーーん。3党合意白紙もありえるとのことですから、逆に泣き虫さんにやっていただいたら、野党ともめにもめてもう大変なことになってやぶれかぶれ解散とかやっていただける?

とにかく、自分の国の首相を国民が選べない、国民の意見が反映されないというのは、おかしいと思います。

けっきょく、内輪の派閥争いやってる与党にがっかりです。

首相は自分たちで選びたいです、本当に。

国民の多くが支持しない人や政党が首相になったり、政権を担うというのは、本当に民主主義なんでしょうか?

首相も原発問題も国民の直接投票で決められる、そんなシステムに変えていけないのでしょうか。
2011-08-28

観劇記 『奇ッ怪 其ノ弐』  ~最高傑作!~

8月27日午後6時開演の『奇ッ怪 其ノ弐』、世田谷パブリックシアターにて観劇。

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結論から入ります。

素晴らしい傑作! 今まで日本で観た作品の中でも1,2位を争う作品でした。

出演者は仲村トオルさん、池田成志さん、小松和重さん、山内圭哉さん、内田 慈さん、浜田信也さん、岩本幸子さん、金子岳憲さん。

正直言いますと、仲村トオルさん以外は、ほとんど名前をいたことがない役者さんばかりだったので、観る前は少し不安でした。(ごめんなさい!) しかし、それは全くの杞憂だということがすぐにわかりました。

山内圭哉さん演じる、「矢口」という若者の確かな存在感、池田成志さん演じる調子のいい土地開発業者と小松和重さん演じる気のいい地質学者の絶妙な掛け合い、コンビネーション、内田慈さん、岩本幸子さんが演じる不安定な心を持つ女性たちの迫真の演技, 浜田信也さん金子岳憲さんの若いけれど安定した演技力 ・・・ああ、日本の役者さんの層も厚い・・と、非常に心強くも感じた次第です。

そして仲村トオルさん。おそらく、これは仲村さんにとっての代表作となりうる作品なのではないでしょうか。
長身の仲村さんが舞台にたたずんだり、神社の境内に見立てた舞台に座り込んだり、くつろぐ姿に、ものすごくおおらかで深い大きな大きな包容力を感じました。無人の神社に勝手に住みつく謎の男、「山田」。この「山田」に絶対必要なのが、この包容力。すべてを受け入れ、認める優しさ、そして穏やかさ。すべての登場人物、すべての出来事を微笑みながら包み込むようなオーラを出せなければ、この「山田」は務まりません。仲村さんの舞台は『フロストxニクソン』『黴菌』に続いて3作目です。しかし、今回の『奇ッ怪 其ノ弐』での仲村さんが一番輝いていました。仲村さんの持つどこか人を喰ったような飄々さが、この作品にマッチしたことも大きな要因かもしれません。

さて、この物語、舞台はとある山奥の集落。農業を営む村人たちがささやかながらもそれぞれの未来に向かってまっすぐ進んでいた、いこうとしていた・・・しかし、どこといって特徴のない平和な村。けれど、その村を地震が襲い、猛毒の硫化水素ガスが発生し、なんの準備もないまま村人たちは死んでしまいました。それから数年、その村を温泉街に変えようと乗り込んできたのは土地開発業者と地質学者。やがては神社の建物をとりはらって、開発をしたいと思っています。が、その神社には謎の男「山田」が勝手に住みつき、また、地震のとき、やはりガスを吸って死んだ神社の神主の息子「矢口」が、東京からやってきました。しかも、この神社の周りには、不思議な「人々」があらわれます。その緩慢な動きや仕草に、「山田」は「あれは自分が死んだことに気がつかない幽霊たちなんじゃないかと思うんだよね。でも、あの人たち、無害だから。」としれっと言います。そして「矢口」も言います。「おれも、最近親父見るんすよね。」

そして、物語は結局どこにも行きつきません。何か、大きな出来事が起こるわけではありません。ただ、臓器提供した息子の死を納得できない母親の話、妻を追い詰めて精神を病ませた男の話、路地裏で殴られている若い男を助けられなかった男の話などが、ごくごく自然に「山田」から語られます。「あのね、こういうことがあったんだよね・・・」という具合に。その劇中劇の人物の演じ分けもみなさんお見事。ひとり何役なさったことでしょう。

劇中にちりばめられたこれらのミニストーリー、そして、有毒ガスで村人がなくなった集落での本ストーリー。これらから浮かび上がるテーマは「生と死」。「死とは何?」「死者は何かを語りたいの?」「死者は哀しいの?」・・・そんな問いかけが自然と観ている人の胸の中に生まれたと思います。

この作品の正式なタイトルは『現代能楽集Ⅵ 「奇ッ怪 其ノ弐」』。上演劇場である世田谷パブリックシアターの芸術監督である野村萬斎さんが、シリーズとして企画・監修する「現代能楽集」の第6弾。初め「現代能楽集」とタイトルを見て、勝手に「歌舞伎」をイメージしてしまいまして、「能楽」の要素が強い、ちょっと小難しい、とっつきにくい形態の作品なのだろうと思っていました。なので、先日ブログで書いた通り、この作品に対する劇評を読むまで観に行こうとは考えていませんでした。が、この作品はばりばりの現代劇です。しかも、現代をうまくとらえた、気の利いたセリフ、話題がたくさん出てくる・・・。ただ、その作品の中に、「能や狂言」の特徴をうまく取り入れている。今回、あまりにも素晴らしい作品だったので、私にしては珍しくパンフレットを買ったのです。そこに書かれた、作・演出の前川知大さんの言葉を掲載させていただきますと「能は愛憎の深い感情に寄り添って人間を描く、狂言は人間を突き放して笑い飛ばす。」前川さんは、このふたつの要素を見事に融合させられたと思います。大いに笑い、大いに胸つまりました。見事な、物語の構築でした。

そして、私が本当にすごいと思ったのはラストです。

それまで出てきた、境内を徘徊する白いお面をつけた幽霊らしき人たちが行う動作。それがとても大きな意味を持ってくる・・・。

また、ラスト直前まで展開される、地震が起こる直前、自分たちの運命を知らず、神社で祭りの準備に追われる村人たちの明るく弾む会話、生き生きとした動き。明日を信じて、喜びにあふれた笑顔。3月の大震災のイメージとも重なり、本当に胸の奥が震えました。

この作品、タイトルにあるように『其ノ弐』、つまり「その1」があったそうです。といっても、2作に物語のつながりはないとのこと。2009年7月に『奇ッ怪 ~小泉八雲から聞いた話~』が上演されています。(そういえば、NYから帰国直後に世田谷パブリック劇場にて内野聖陽さんのお芝居観に来て、「うわ、この作品の前に仲村トオルさんのお芝居やってたのか。観たかった!」と思った記憶が・・・。それだったんですね。)是非、「其ノ参」を期待したいものです。

それから舞台美術の美しさ、空間の使い方の見事さを特筆もの!堀尾幸男さんの舞台美術も素晴らしかった。奥行が感じられるよく考えられた舞台つくり。古い神社の境内をあらわす、褪せた木組みのシンプルな舞台。その木組みにぽっかりあく、四角い穴がふたつ。その穴は生と死をつなぐ象徴でもあり、物を出し入れする実用的な空間でもあり。ああ、あの境内に私もごろんと横になりたい・・そう思いながら、不思議な魅力に取りつかれた1時間40分でした。

音響も、効果音もおさえぎみで、静かな山間の情景にあったものでよかった。また、女性陣の衣装もエレガントで素敵、そして何より仲村トオルさんの、ラフな白いガーゼ生地のようなひらひら感のあるチノパン(?)、淡いオレンジとホワイトのしましまのゆるいポロシャツ姿、ものすごーーく素敵で見惚れてしまいました。

いやあ、観にいって本当によかった。自信を持っておすすめできる作品です。

「現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』」

東京:世田谷パブリックシアターにて、9月1日まで
新潟:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館劇場 9月6日
北九州:北九州芸術劇場 9月10日、11日
兵庫: 評議県立芸術文化センター阪急中ホール 9月17日、18日

2011-08-27

Broadway Shows Cancelled !!

Hurricane Irene Prompts Cancellation of All Broadway Shows Aug. 27-28; Off-Broadway Also Impacted

これは、playbill.comの記事の見出しなのですが、ハリケーン・アイリーンの影響で、この週末のBROADWAYの公演がすべて休演になりました!!!!!!!

27日土曜の正午からは、バス、地下鉄、メトロノースなどの公共の交通機関が停止することが決定。まさに非常事態です。

アイリーンに関する記事を読むと、1938年にロングアイランドなどに大きな被害をもたらしたハリケーンとアイリーンは同じ勢力を持っているようです。マンハッタンにも水が流れこんだり、JFK空港が浸水してしまう可能性も指摘されているようです。

先日の地震に続いてアイリーン・・・。何とか被害が大きくならないとよいのですが! しかし、NYでは何百万もの住民に停電や電話の不通などの影響が出るだろうとも言われています。私たちが住んでいた場所も電信柱がひ弱なものが多く、風が強いと電信柱が倒れることが少なくありませんでした。あるいは倒れてきた木がひっかっかって電信柱が倒されることも珍しくなく・・・。それに、倒れた木が隣家に倒れこみ、その屋根を叩き壊している光景も見たことがあります。東部の樹木は大きい木が多いです。そのくせ、中が空洞になっているものもあり、強風で折れたり、倒れたりすることが少なくないのです。・・・どうか、こうした被害も最小限でとどまりますように。

BROADWAYも、すべての作品が休演! 私がNYにいたときも経験したことのない事態です。せっかくの週末。観劇を愉しみにしていらした方も多いことでしょう。しかし、こればかりは仕方がないですよね・・・。

日曜にNYに接近するというアイリーン。どうか、被害が大きくなりませんように。


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2011-08-26

秋の観劇予定  ~「身毒丸」 「オーデュボンの祈り」~

秋の観劇は、まずこの2本。

蜷川幸雄さん演出の舞台『身毒丸』。

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寺山修司さんが岸田理生さんと共同で脚本を手掛けた作品。1978年に初演。蜷川さん演出版は、1995年が初演で武田真治さんが主演。1997年には当時15歳の藤原竜也さんが主演に抜てきされて、ロンドンでの再演でデビュー。

一度は観たいと思っていた作品。しかも、今回は大竹しのぶさんが出演という豪華さ! それに8500人の中から選ばれた身毒丸役の新人、矢野聖人さんも写真で見る限り、すごく雰囲気のある感じ。声や実際の立ち姿を見ないと何とも言えませんが。・・・いや、とにかく大竹しのぶさんの生の演技は絶対観たいです。必見の価値があります。今期のドラマで唯一見ているのが「それでも生きてゆく」。幼い娘を殺された母親のいやせぬ痛み、心の奥に潜む黒い大きな闇・・・大竹しのぶさんの演技見たさに見ていると言っても過言ではありません。その大竹さんがどんな美しく妖しい継母・撫子を演じてくれるのでしょう。今からわくわくしてしまいます♪

『身毒丸』
8月26日~9月6日
天王洲銀河劇場にて

<出演> 大竹しのぶ 矢野聖人(新人) 蘭妖子 石井愃一 六平直政  ほか
<作> 寺山修司/岸田理生
<演出> 蜷川幸雄


もうひとつは、『オーデュボンの祈り』。

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人気作家、伊坂幸太郎さんの 『オーデュボンの祈り』が原作。伊坂幸太郎さん、確かに人気ですよね。うちの娘も大好きです。でも、私自身は・・・。しかし、吉沢悠さんの演技、好きなんです。筒井道隆さんも好きだし。石井正則さんもいい味だしてくださるでしょうし♪ ラサールさんの演出も興味あります。

『オーデュボンの祈り』
9月30日から10月12日まで
世田谷パブリックシアターにて
*そのほか、札幌や大阪でも公演あり

<出演> 吉沢悠/河原雅彦/石井正則/小林隆/武藤晃子/小泉深雪/寺地美穂/町田マリー/春海四方/玉置玲央/陰山泰/筒井道隆
<脚本> 和田憲明
<演出> ラサール石井

2011-08-25

週末の予定♪  ~現代能楽集Ⅵ『奇ッ怪 其ノ弐』~

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8月も終わりに近づいてきました・・・。

このまま、お芝居、何も観ないまま終わってしまうのか・・・。

しかし、救いの神あり。

世田谷パブリックシアターで上演中の「現代能楽集 Ⅵ『奇ッ怪 其ノ弐』」の劇評を目にしました。

仲村トオルさん出演ということで興味津々ではあったのですが、「現代能楽集」というタイトルにひっかかりがあり(能楽? 先月、歌舞伎観たし、今は単純な普通のお芝居が観たい!・・・と思いまして。)、スルーしていました。

が、劇評を読み、これは行かねばと。かなりの高評価。とはいえ、劇評を書いた方と私の感性がマッチングしているかどうかは不明なので、評価自体は参考にはしていません。が、この作品、私が勘違いしていただけで、能楽ばりばりの作品ではないようです。(もっと能楽の要素の濃い作りなのかと勝手に思っていました^^;)

『狂言にあるように市井の人々の滑稽さを楽しみながら、能楽の特徴である、空間と時間を自在に超えて、「情念」と「呪い」の先にある魂の存在を描きます。』   世田谷パブリックシアターHPより

能楽の特徴をいかした現代劇の構築・・・ということでしょうか。

それになにより、観たいと思わされたのは、その舞台設定です。

劇評によると舞台は。地震により発生した有毒ガスで多くの住民が死んだ山間の集落。そこに土地再開発事業者、地質学者、臓器移植された息子を持つ夫婦や死んだ神主の息子などが登場。

『震災を意識した最近の舞台創造の中で、前川知大の作・演出による現代能楽集Ⅵ『奇ッ怪 其ノ弐』は手際よく練成された作品だ。』(日経新聞25日夕刊の劇評記事より)

この週末、この目でしっかり観て、その空気も肌で味わってきたいと思います。
2011-08-24

非常に珍しい! ~米東部での地震~

米東部23日午後2時ごろ(日本では24日午前4時ごろ)、トロントからNYにかけて比較的大きな地震の揺れが観測されました。その影響でヴァージニア州では停止した原発もある模様。

それにしても、これは非常に珍しいことだと思います。

ニュース映像を見ると、壁が崩落して駐車してあった車がダメージを受けたりなどしています。こういう被害が出るような揺れを東部で観測することは非常にまれだと思います。米西部は世界でも有数の地震多発地帯ですが、東部は揺れない、そういう確信めいたものが地元住民にもあったと思います。

NYCでもかなり揺れたようです。日本の震度でいうとどのくらいの揺れだったのでしょう。

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震源は、ヴァージニア州、ワシントンD.C.から約88マイル離れた場所。リッチモンドから約40マイル。震源んの深さは浅く、3.7マイル。マグニチュードは5・8。ニュース記事をいくつか読むと、このヴァージニア以前から地震がある地域ではあったそうです。(知りませんでした。)しかし、今回の地震は1897年のM5.9以来の規模。観測史上2番目の大きさだったそうです。カナダのトロントからNYまで、揺れが観測されたほど。恐らく、ほとんどの人がこれほどの地震の揺れを経験したのは初めてだったのではないでしょうか。実際、この揺れはなんなのか、戸惑う人も少なくなかったようです。

NYCでも、エレベーターが止まったとか、オフィスビルから避難する人が道にあふれたりとか、携帯がつながりにくくなったとか、John F. Kennedy や Newarkの空港の管制塔でも職員が避難したりしたなどという様子が報道されています。

BROADWAYの劇場は大丈夫だったでしょうか。特に、「スパイダーマン」など大掛かりな仕掛けのある作品ではセットの安全面の点検が大変だったことと思います。が、特に公演中止などの報道はなかったようですね。

いやあ、世界どこも地震が全くない場所というのは・・・ないんですね、きっと。驚きました。人的被害がないようで、よかったです。




2011-08-20

"Godspell" とはどんな作品?   ~Hunterの次回主演ミュージカル~

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さて、Hunter Parrishが主演する、ロックミュージカル、”Godspell”。

一体どういう作品なのでしょうか。

《新約聖書マタイ伝のエピソードをもとにしたミュージカル作品。舞台を現代のニューヨークに置き換え、キリストの最後の7日間を描く。71年にオフ・ブロードウェイで初演され、その後2000回を超える上演回数を記録し、オン・ブロードウェイへ進出もしたヒット作だ。73年には映画化もされている。》

というふうに、去年12月に山本耕史くんが演出・主演した同作品の説明として書かれていました。

「マタイ伝」と言われても、聖書を読んだことのない私にはちんぷんかんぷん。WEB大辞泉によると『新約聖書、四福音書の巻頭書。1世紀末ごろ書かれたと推定され、イエスの系図・誕生物語から、山上の垂訓を始めとする教え、受難と復活に至る生涯を記す。イエスを旧約聖書の預言の完成者、すなわちメシア(救世主)とする叙述が特徴。』ということです。「マタイ福音書」とも言われるようです。「山上の垂訓」というのも、そういえば遠い昔、高校時代、「倫理社会」いわゆる「倫社」で習ったことがあったかも?
 
それにしても、一度は「聖書」を読んだほうがいいのでしょうね;;小説にしても映画にしても舞台作品にしても、欧米文化を理解したり楽しむときに、「聖書」に書かれていることを知っていたらもっともっと深く内容を味わえるだろうと思わされることが少なくありません(^_^;) しかも、今度のHunterの出演作品は、タイトルから ”Godspell” ですから~。

”Godspell”…”God Spell”。訳すと「神の言葉、神の教え」。ゴスペル、Gospel の語源と言われる "Good Spell" 「よき言葉、よき知らせ」 にも通じる言葉です。・・・かえすがえすも昨年の山本耕史くん演出・主演の同作品を観ておくべきでした! ”ヘドウィグ”も全て歌は訳詞ではなかったので、”Godspell”の歌も、英語だったと思います。けれど、そのほかのセリフは日本語だったでしょうから、いきなり Hunter の ”Godspell”観るよりも理解が深まったはず(おお、完全に観るつもり!)。いえ、それもそうではありますが、耕史くんの演技とHunterの演技や歌も観比べ、聴き比べてみたかった。(”ヘドウィグ”の耕史くんの歌、英語も非常にきれいでものすごく驚かされたのを覚えています。歌自体もすごくよかった!)

”Godspell”は、1971年のOFF BROADWAY作品。1973年には映画化され、1976年にはBROADWAYに進出してロングランヒット作品となりました。

リバイバルとなる今回の作品は、BROADWAYでも珍しい ”in-the-round seating”型の劇場である Circle in the Square Theater で上演されます。舞台の3方面が客席に囲まれているという特殊な劇場です。(観客と舞台、観客と舞台の上の役者さんの距離が近く感じられる劇場ですね。SPRING AWAKENINGでも設けられたようなon stage席とちょっと似た感じでしょうか? いや、相撲の土俵に近い?)その劇場の特徴を活かす、よく練り直された作品になるそうです。

音楽や曲はオリジナル作品と同様、メガヒットミュージカル "Wicked" や映画 "Enchanted"、 "Pocahontas(ポカホンタス)"、 "The Prince of Egypt(プリンス・オブ・エジプト)"などを手掛けた Steven Schwartz が担当しますが、Schwartz も、自分が23歳の時の作品が40年ぶりに再び上演されること、しかも、自分の別の作品、”Wicked”が上演されている Gershwin Theater の隣の劇場で上演されることに、感慨深いものを覚えると言っています。( Circle in the Square theatre と Gershwin Theaterは隣あっています。)

Hunter Parrishも 以下のように言っています。

"(I am)honored to be a part of bringing this thrilling classic back to Broadway. I knew after meeting with the creative team that I was going to be a part of something really exciting."

「このわくわくする素晴らしいクラシック作品をBROADWAYで再演する、その一員になれることを誇りに思う。製作スタッフと会った後、僕はこれから自分が本当に凄い作品に関わっていくことになるってはっきり感じたんだ。」(思い切り意訳してます^^;)


ここ数日、あまり寝ていないもので(ナポレオンより少ないかも;;)、なんだか支離滅裂な内容になってしまいましたが、つまり、

Hunter の ”Godspell”、とにかく観たいということでございます;;;

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 Godspellのオフィシャルサイトはこちらから☆
2011-08-18

Oh、Hunter, Hunter・・・

先月、書きたくて時間がなくて書けなかったHUNTER PARRISHのこと。うーん、その他にもHUNTERに関してビッグニューズが! 血が騒ぐではないですか!

先月書きたかったのは、HUNTERが出ている ”WEEDS ” の第7シーズンが始まり、HUNTERへのインタビュー記事がちらちら掲載されていたこと。そして、その中でHUNTERがこのドラマに対する彼の思いを真剣に答えていて、それを読むと彼は本当に大人になったんだなあ・・・としみじみ感じたことなどをつらつら書きたかったのです。

が、それ以上にビッグニュースが!

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え、HUNTERと山本耕史くんとなんの関係が・・・・?

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これは、昨年12月に耕史くんが主演したロックミュージカル、”God Spell”の案内。昨年も一昨年と同様、耕史くんの”ヘドウィグ”を期待していたので、”God Spell”は結局行かなかったんですけれども、行っておけばよかった!

だって HUNTER が、この秋、BROADWAYで主演するんですもの、”God Spell”に!

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”WEEDS” 左がSilas (Hunter Parrish) 、右が弟の Shane (Alexander Gould) 


詳しくはまた明日!

2011-08-17

来春の楽しみ  ~「地球ゴージャス」プロデュース公演~

地球ゴージャス

岸谷五朗さんと寺脇康文さんが主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」の新作公演がとうとう発表されました♪

今年はとうとう観られなかったけれど、来年春に赤坂ACTシアターなど全国5カ所で公演が決まったそうです。

大地真央さんが初登場。そして、2009年の『星の大地に降る涙』で初舞台を経験した三浦春馬くんも出演ということで、わが娘も観たがるかも。2010年の『Xday』で共演の森公美子さんも出演ということで、また森さんの迫力ある美しい歌声も堪能できそう。ドラマでもいつもいい味を出される小野武彦さんも出演されるので、本当にこれは見逃せませんね!

ほぼ毎年のように公演があった「地球ゴージャス」プロデュース作品。今年は、岸谷さんも大河ドラマ、寺脇さんも「おひさま」「風と共に去りぬ」などの出演があって、なかなか一緒に活動できるお時間も取れなかったですよね、きっと。

チケットは来年お正月明けくらいに発売でしょうか。ちゃんと乗り遅れぬようにせねば!どんな作品になるのでしょう。今から楽しみです! 


地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.12
【スタッフ】作・演出=岸谷五朗
【キャスト】大地真央/三浦春馬/森公美子/施鐘泰(JONTE)/小野武彦/岸谷五朗/寺脇康文/藤林美沙/原田薫/SHUN(大村俊介)/折井理子/春川恭亮 ほか

2012年春
赤坂ACTシアターにて。愛知・新潟・福岡・大阪公演もあり。
2011-08-16

慌ただしく夏はいく・・・

8月も半ばを過ぎると物悲しくなります。

夏休みがもうすぐ終わってしまう。

夏の扉が閉じてしまう。

学生でもないのに、いい歳をして、何て事!

けれど、夏の強烈な日差しは今も、この世界の中にわくわくするような冒険が早く見つけてくれとどこかで自分を待っているのではないだろうかなど、心の奥の何かを揺さぶってくれます。

ああ!

それに現実的なことで言えば、子どもたちの学校がないということは、学校関係の雑事もないということ。プリント類ももらってこないし。3人がそれぞれ高校・中学・小学校、それに塾からもらってくるお知らせのプリント類の量は半端ありません。どれがだれの学校のプリントだったか、訳がわからなくなってしまいます。整理整頓、苦手な私には非常に苦痛。テーブルの片隅に、次々積み上げておくと、1週間後には、かなりの高さになり、最後には魔窟のように、近寄りたくない場所のごとくに。1学期の後半にもらってきたプリントたち、今もなお、テーブルにあるんですが、そろそろ真剣に整理しないといけません;;気が重いです^^;

ところで、この夏、みなさまはどう過ごされましたか?

我が家の夏は、ジェットコースターに乗ったかのようでした。あちこちを慌ただしく、駆け抜けたような・・・。
そして、やっと落ち着いて、元の生活に戻った感じなのですが、そうなるとやはりうずうず・・・。

お芝居が観たい!劇場に行きたい!

7月は家族で歌舞伎に行ったのですが、それだけです。

8月もまだ何も。

というか、この先チケット取っているお芝居が何もない。

あわてて座高円寺で公演中のオフィス300の「ゲゲゲのげ」を・・と思っても、完売御礼。

10月の中谷美紀さんの「猟銃」も、既に週末は完売。

完全に出遅れてます。

態勢を整えねば。

ブログも更新もなかなかできなかったりで、すみません。

書きたいことはいろいろありますので、今まで通り細々と続けていきたいと思っております。

いつもありがとうございます。



ラベンダー


この夏の1枚。(私の携帯のカメラ機能があまりよくないので、粗い写真ですみません;;)
北の大地で、色のコントラストがとても美しいお花畑を訪れました。

目的はラベンダーを見ることだったのですが、サルビアなどもたくさん咲いていて、それぞれの見事な咲きっぷりにため息。丁寧に手入れされているのが一目瞭然です。ラベンダーのそばでかがめば、ほのかに漂ってくるい香り。私は基本的にラベンダーの香りは苦手なのですが、生のラベンダーがこんなに優しく甘い香りだったとは。確かに今までかいでいたのは、アロマなどの凝縮された香りだったので、少し強すぎたのかもしれません。

ラベンダー、8月に入ってからでしたのでもう見られないのかなと心配していましたが、無事その可憐な姿を見ることができました。嬉しかったです!
2011-08-01

 ちひろ美術館・東京へ

ちひろ

「ちひろさんの美術館に行きたい。」

ある日、おちびが突然言い出しました。

「ちひろさん」とは、絵本などのイラストで有名な「いわさきちひろ」さんのこと。

私が大好きなので、ちひろさんのイラストの絵本シリーズを揃えており、なぜか最近、それらの絵本を好んで読むようになったおちび。(しかし、絵本とは・・・低学年とはいえ小学生にしては幼すぎ?)

特に「赤いくつ」が気に入っている様子。

なので少し前に、そう言えばちひろさんの絵を飾った美術館があるのよと教えていたのでした。

私もいつかは行っておきたいと思っていた場所。しかし、遠くないだけに、いつでも行けると思うと、つい優先順位は思いっきり下位・・・。

が、とつぜんのおちびの希望に応えるため、7月のある週末、初めてちひろ美術館を訪れました。

我が家にある絵本の原画や私自身が子どもの頃読んだ雑誌や絵本の原画もあり、親子でじっくり貴重なイラスト、ちひろさんのワールドに浸ることができました。

ちひろさんの生い立ちや系譜を初めて詳しく知ることもでき、またちひろさんの仕事場が再現されたコーナーではちひろさんがおそらくこういうふうに視線を絵からはなして窓の向こうを眺めたり、棚の本をぱらぱらめくりながら絵の色調や構図なども思案されたりしたのではないか・・・と想像を膨らませたり。

ちひろさんが実際に暮らしていた場所に建てられているちひろ美術館、とても素敵なところです。建物の作りもおしゃれですし、カフェも気の利いたメニューもあって驚きました。(おやきがおいしかった!)ギフトショップも充実していました。おちびは300ピースのジグソーパズルを選んでいました。私も、我が家に飾る小さな額入りイラスト(コピー)を何点か購入。

また、7月31日までの2か月間開催されていた「こどもの椅子展」もとてもよい催しでした。美術館のHPに『いわさきちひろが最後の22年間を過ごした、東京都練馬区の自宅兼アトリエ跡地に建つ美術館。ちひろの作品のほか、大人も子どもも楽しめる、さまざまなジャンルの美術を紹介する企画展を行っています。』とあるのですが、この「椅子展」も一見ちひろさんとは関係のないように思える企画。けれど、並べられた総勢約100点の椅子たちからも、ちひろさんのイラストを見たときと同じように心が温められる感覚がありました。

ちひろ・イス


8月からはまた新しい企画も開催されます。また近いうちに行こうと思います。安曇野にもちひろ美術館があるそうです。これもいつか、是非行ってみたいです。おちびのおかげで、素敵な場所を一つ知ることができました☆ありがとう、おちびよ!(300ピースのジグソーパズルも本当に完成できるか?でしたが、兄姉の助けもあり見事に完成させて、びっくりでした。)

ちひろ美術館・東京(東京都練馬区下石神井)
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に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
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