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2011-01-30

スースの色   ~世界は動く~

チュニジアに端を発した中東の社会不安。エジプトもあれよこれよという間に、社会機能が停止するような状態に。

独身の頃、旅が好きで、チュニジアにも行ったことがあるのですが、非常に穏やかな感じの町でした、チュニスも。そしてスースも。

スースはチュニジア有数の観光の街。海に面し、ヨーロッパから多くの観光客がやってきます。

私がすごく気にいったのは、スースで泊ったホテルの快適さと美しさ。
モダンヨーロピアンとでもいうのでしょうか。ごてごてしてはいないけれど、シンプルすぎてもいない。
壁紙の模様や置いてある籐の椅子などが、なんとなくヨーロッパの避暑地を思わせる・・・。

そして、白と青と赤のコントラスト。

眩しいような白、それは窓枠、テラス。少しだけ沈んだブルーは壁紙。朱の入った赤は、花。洗練されたブルーの壁紙に囲まれた部屋からテラスを見ると、白く大きなテラスの一角にはやはり真っ白なジャグジーバス。それを囲むように、赤い花が咲いている・・。あれは、鉢植えだったでしょうか・・。そこがはっきりしていません。いえ、はっきりしていないのはそれだけではないのですが・・。

けれど、チュニジアという、なじみのない、しかもなんとなく辺鄙なところという印象の強かった場所で、それまでで一番素敵、奇麗と感じられるホテルに出会うなどとは全く予測もしていなかったので、非常に驚いたのを覚えています。チュニジアと聞くと、遺跡ではなく、あのスースのホテルの一室を思い出すのです。

また、チュニスのパン屋さんで会った少年のことも。

ホテルにもどる道がわからなくなった私に、パン屋さんから出てきた少年が一生懸命道を教えてくれる・・・。けれど、英語ではなく、フランス語。フランス語が全くわからない私にあきらめて、持っていた紙に道を書きつけてくれた・・・。中東の人独特の、大きな、黒目がちのアーモンドの形の瞳。くるくるゆるやかなカールの艶やかな漆黒の髪。かわいい、人懐っこい少年。

なので、最初にチュニジアのデモのニュースを聞いたときは驚きました。あの少年も、今はもう立派な青年。ひょっとしたら今ごろ、あのデモ隊の中に加わっているのだろうか。

スースのあのホテルもどうなったろうか。

そして、エジプトも・・・。

中国がGDPで世界2位、ロシアも北方領土を堂々と実効支配。刻々と世界は動いています。私たちも、日本もどう動いていくのでしょうか・・・。



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2011-01-29

この時期、気になる検索用語  ~気をつけてくださいね~

昨年もこの時期多かった、このブログの中での検索用語。

タミフル。低体温。

ここ数週間、毎日必ず一件は、この検索用語でこのブログに来てくださる方がいらっしゃいます。多いときは5件くらい。

その中には、ご自分、あるいはお子さんがタミフルを処方されて低体温になられて心配になられた方がいらっしゃるということではないかと思います。

ただでさえ、インフルエンザというだけで心配なのに、タミフルを飲んで体温が低くなるというのも本当に怖いというか心配なことです。といっても、やみくもに不安になることはないかと思いますが、うちの娘も昨年、夜中35度2分位に体温が下がり、いやあ、このまま冷たくなったらどないしよう~~~~~と焦り、必死に体中をさすった記憶があります。

翌朝、タミフルを処方してもらった薬局に連絡したところ、すぐに服用をやめてお医者さんに行ってくださいと言われました。結局、お医者さんに行き、タミフルはやめ、ただ他の薬は使わず、様子を見ることに。結局、タミフルやめてからも、熱もぶりかえしたりはせず、そのまま治癒。でも、この経験から、タミフルをこの娘に使うのは控えようと思いました。

不安なのは、お医者さんの中でも タミフルの副作用で低体温になるということを知らない方もいらっしゃるということ。うちの娘が行ったお医者さんも初めは「タミフルで低体温?」と怪訝そうにされていました。が、すぐ薬の事典を取り出し、調べてくださいました。すると、「あ、本当。書いてあるわね。副作用の項目に、低体温て。」と。こういうふうに、ご自分が知らないことを隠さず、ちゃんと調べてくださるお医者さんは信頼がおけます。ご自分が知らない、聞いたことがないから、そういうことはありえない・・・とおっしゃるお医者さんがいらしたら、それはちょっと・・・。

とにかく、この時期、インフルエンザにかからないですめばそれが一番。でも、もしかかってタミフルに限らず薬を処方されて服用後に何かおかしいと感じることがあったら、必ず薬局やお医者さんに連絡してくださいね! 本当に、ここのところの急激なインフルエンザの患者さんの数の増加・・・、心配ですよね。
2011-01-19

頼もしいプレゼント!  ~合格できますように♪~

今日、友人から娘あてにプレゼントが届きました! 

学校から帰ってきて、包みを開けた娘は「すご~~~~~い!!」と大喜び。

そのプレゼントとは・・・

合格お菓子小

撮影が下手で見にくいと思いますが、ぜ~~~~~~んぶ、合格スナック♪♪♪

「これは、あの学校の受験に持っていこう、これはあっちの学校の時☆」と、早速どれをどの学校の受験に持参するか、計画を練っていました。

縁起の良い、しかもおいしいプレゼントに、娘もチビザルたちもキャッキャ、おおはしゃぎ。みんな、なんだか明るい気持ちになれました。

ありがとう!!!!!!!! ジェニー!
 
この週末から我が家はテスト続きです。娘の受験、息子の英検、私もTOEIC・・・。

このお菓子を大切に飾って、うれしい結果が出るのを待ちたいと思います。(娘が一番かわいいと感動していたのは、キャラメルコーン。ゴーカク、五角の星が入っているかも、ですって!)


2011-01-14

賢い奥様  ~敬服いたしますが…~

ここのところ、『直人比べ』なるものが巷で流行っているとか、いないとか。

『伊達直人』と『管直人』。

『伊達直人』と言っても、若い人は知らない方がほとんどだったことと思います。

なので、全国的な子どもの施設への匿名寄付という現象がきっかけで、彼の名前や物語に注目が集まるのは個人的にはよいことだと思っています。

ひょっとしたら、私が初めて好きになったアニメヒーローは、『伊達直人』だったかもしれません。(あるいは、トニーハーケンかトリトンか。) とにかく、「気障な兄ちゃん」の裏の顔を知る視聴者のひとりだった幼いころの私は、「あたたかい人の情けを~」のエンディングが流れるたび、孤児たちを少しでも幸せにしてやりたくて、孤独に闘うタイガーマスクの運命の行方への暗い予感ちらついて胸が苦しくなったものです。

私が子どもの頃は、日曜夜7時半からのカルピス名作劇場などで、貧しい暮らしの中で希望を見出し前向きに生きていく子どもたちのアニメ物語が製作されていました。また、『タイガーマスク』や『明日のジョー』にしても、貧しい不幸な生い立ちから這い上がろうと命をかけた若者の物語。それが、いつのころからか、貧しさを扱うアニメは姿を消してしまいました。バブルに入る少し前のことでしょうか。

豊かになった社会では、重苦しい物語を好む子もいないし、またあえて見せようとする大人もいなくなったということでしょうか。かわりに急激に増えていったのはモラトリアム少年少女の物語と萌え系アニメ。・・・・何も申しますまい;;

さてさて、私が敬愛する『伊達直人』さまと管さんを比べるなんて、伊達直人さまに申し訳ない!! 内閣改造も結構ですがね・・・。

ところで、こっちの直人さんにもすごいなあと思うことはございます。

奥様です!!!

前も週刊誌で「家で夫を慰めない」とか、夫を労わることはないかのような発言をされていましたし、また今回も「生まれ変わっても夫と結婚しない」とのこと。

すごいです。賢い奥様だと思います。私の知人が、「この前、菅さんをなでなでしてる夢見ちゃって、びっくりよ。奥さんが家でなでなでしてあげてないからかわいそうに思ったのかしら、私。」と。そうです。夫に冷たい発言を繰り返すことで、夫に同情する人が増えてくれるかもしれないという、何ともしたたかな作戦。実際のご家庭では、おそらく、優しい奥様のはず。菅さん、奥様選びは大正解ですね!

しかし「開国」という非常に聞こえの良い言葉を楯に、外国人参政権を認めようというお考えには全く賛成できません。「開国」するためには、日本の若者を海外で学ばせる公的援助を増やすことがまず大切。生活費や学費を含めると毎月20万円以上も負担して何十万人もの外国人留学生を支援するより、外に出て戻ってきてくれる自分の国も若者を増やすことが何よりです。オランダやドイツなどの外国人参政権を認めた国々で現在どんな社会問題が起き、自国の社会システムにどんな支障が起きているか、国民に知らせ検討する機会を与えることもせず、いいことばかり並べて外国人が日本の社会システムを乗っ取ろうと思えばできるような仕組みを導入しようとする真の理由は何なのでしょう?

政府にはまず日本の子どもたちが、夢と希望を持って生きていけるような国作りを第一に考えてもらいたいものです。『伊達直人』さまが、命をかけて子どもたちの幸せを願ったように。

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2011-01-13

今期ドラマ・・・ちょっと・・・・。

秋のドラマは面白いものが多かったので、今期のドラマにも期待していました。

しかし、今のところ、続けて観たいものがない!

そ、そんな・・・。

特に結構期待した『美しい隣人』が、思い切り滑ってしまい、悲しい。

檀れいさん演じる主人公の、自分の家庭の幸せがとにかく大事な、でも環境問題にも関心のある良い子的な専業主婦・・・というキャラクターに思い切り嫌悪感。こういう人って、本当に存在してるんでしょうか?キャラ造形が浅すぎではないですか? この主人公に共感できる女性はいるのでしょうか?

そして、久しぶりにドラマ出演の渡部篤郎さんが・・・老けていてちょっとショック。やせすぎだからでしょうか? それに、渡部さんが真面目なサラリーマン演じていても、似合わない! まあ、これからどうなるかは分からないですが。

仲間由紀恵さんの「蛍」の話のシーンはよかったです。こういうしんとした演技もできる方なんですね。仲間さん主演の『テンペスト』今のところ観る予定はないんですが、結構期待できるかも?

一番の問題は脚本? もし、越してきた隣人の悪意の原因が池での事故にあるとしたらあまりにも底が浅いです。『8日目の蝉』の檀さんが素敵だったので、楽しみにしていたのですが、残念。

あと、『LADY』『CONTROL』『国選弁護人』もノー。もう観ないこと決定。

本日録画した『外交官 黒田康作』はどうでしょう? ああ、あと『江』も録画したのだった。(まあ、これは今期ものではないですが。)もし、この2つもミッフィーの口(X)だったら、私に残された希望は『冬のサクラ』(今井美樹さん!)と『スクール』(江口洋介さん!)のみ! あ、春馬くんの『大切なことは・・・』もまだ残っているか・・・。

せめて、2本くらい、続けて観たいと思える作品があるといいのですが!

(勝手な私の好みでの感想なので、ご了承ください;;)


2011-01-09

『大人は、かく戦えり』観劇記   

新国立劇場池 新国立劇場入り口
 

シス・カンパニーの『大人は、かく戦えり』を観てきました。1月8日、午後2時開演。

劇場は、初台の新国立劇場の小劇場。初めての劇場です。どんなところかな・・・と思って足を運んだのですが、まあなんとも美しいたたずまいの劇場で、思わず見とれてしまいました。前面に広がる池(?)に落ちる陽の光と建物の影とのコントラストが、隣接するビルからの回廊のようになっているところから近づいていくと、ものすごく芸術的。こんなに美しい劇場で舞台に立てるというのも、役者さんにとっては至上の喜びではなかろうか・・と思いながら、劇場中へ。

さて、この作品はフランスの劇作家ヤスミナ・レザが書いた喜劇で、ヨーロッパやBROADWAYでも上演されて人気を博しています。2009年にはBROADWAYでの上演作品がTONY賞で最優秀作品賞などを受賞。見のがしてしまって、すごく残念だった作品です。今年1月には、ジョディ・フォスターやケイト・ウィンスレットらが主演する映画がクランクイン(監督はポランスキー。)なので、今後も何かと話題になる作品でしょう!

シス・カンパニーは、今、日本で最も勢いのある芝居の仕掛け屋さんですね。(仕掛け・・・ではなく、プロデュースというべきでしょうか?) 質・量ともにピカイチでしょう。何より、出演者がビッグ。(シス・カンパニーに所属している役者さんがそもそも既にビッグな方が多いということもありますが、企画が面白くやりがいがあるので他に所属されるビッグな役者さんも次々出演を快諾されるのでしょう。)そして、演目もなかなか面白い。

今回も、大竹しのぶさん、段田安則さん、秋山菜津子さん、高橋克実さんという、豪華メンバー。どんな作品か見当がつかなくても、この名前が並べられただけで既に、ひいきのチームの4番バッターが5回くらい満塁ホームランかっとばしてくれるのが保障されたゲームを観に行くようなもの。(まあ、それではつまらないかな・・。勝つのがわかっていたら。)とにかく、新年第1発観劇作品としては、非常に縁起のよい選択なのは間違いありません。我ながら、いい選択です。今年最初の作品、観終わって「あ~、面白かったあ♪」と、単純に嬉しい気持ちになりたいですから☆

前置きずらずらですみません;;

では、まじめに作品の感想を♪

どういったお話かといいますと・・・

大竹さんと段田さん演じるウリエ夫妻と秋山さんと高橋さん演じるレイユ夫妻の11歳の息子たちが公園でけんかし、ウリエ夫妻の息子が怪我を負い、そのことを話し合うために、ウリエ夫妻が自宅にレイユ夫妻を呼ぶ・・・。最初は落ち着いて友好的に子どものトラブルを解決しようとする2組の親。けれど、互いに手さぐり状態で話をすすめるうちに、本音が炸裂しはじめ、それぞれ自分の息子をかばうというだけでなく、夫婦間に横たわる問題までもが表面化し、事態は収拾のつかないような方向へ進んでいく・・・という、会話劇。

1時間20分という短い上演時間でしたが、せりふの量は相当なもの。ですが、4人の役者さんから出されるせりふのやりとりは、気持ちよく運ばれる卓球の試合のよう。ピンポン玉がポンポンリズミカルに打ち返され続ける・・・。何度笑ったか、覚えていません。

大竹さん演じるヴェロニクは夫からも煙たがられるひとりよがりな平和主義者なんですが、大竹さんが演じるからこそ、かわいらしく感じられるわけです。本来は4人の中ではお客さんに一番嫌われる役柄ではないかと思いますが、そうならない。一生懸命でかわいい女性に見えてしまう。一番好きだったのは、最後のほうの娘との電話での
やり取り。ヴェロニクの娘への電話で話しかける言葉の内容とせりふの情感が、2組の夫婦の「救い」となったと思います。収拾のつかなくなった2組の夫婦のささくれた、ぎすぎすした破れかぶれな気持ちを、落ち着かせてくれた・・・。この電話のシーンが、大竹さんの魅力が1番出ていたところだと思います。

段田さん、優しい素朴な中年おやじ役、やっぱり似合っています。こういうお人よしの役が、本当に観ていて安心。勝手な希望なのですが、段田さんには、こうした喜劇にたくさん出演していただきたいです。

秋山さんの一見シックでクールな大人の女性がはじけていく姿、非常にかっこよかったです。これからご覧になる方のために詳しく書くのは控えたいのですが、あの演出には驚きました。すごかったぁ!

高橋さんのこれまた傍若無人なビジネスマン役。お似合いすぎ。声がいいですし♪

非常に、楽しめた作品でした。期待以上。

ただ、観終わってふと感じたのが、なぜこの2組の夫婦でなければならなかったのか、ということ。

作家レザが、選んだのがなぜこの親たちでなければならなかったのか。なぜ、他の職業や他の問題を抱えた夫婦でなく、気のいい小売商の夫と平和運動国際社会問題に取り組む妻の組み合わせと、家庭を顧みない仕事人間の夫と資産運用が仕事という実のところは暇を持て余していそうな妻の組み合わせだったのか。フランスのごく典型的な中流以上の家庭の姿がこの2組だったのでしょうか。この2組だったから悪いと言っているのではなく、何か意味があって、この2組のカップルが舞台に上がったはず。その意味がつかめなかった・・・。どんな夫婦にも、問題がある。表面的に取りつくろっていても、その問題は予想もしない瞬間に突然顔を出す・・・というのが、この作品の主題だったのでしょうか。もっとも、深い意味を探ろうとするのが無粋なのかも。

「子供の喧嘩に親が口を出すべきか、出さないべきか」「怪我をさせたほうが、一方的に悪いのか」など、親であれば一度は悩むかもしれない問いかけも絶妙の、大人のお芝居、おすすめです。

新国立劇場 小劇場にて 今月30日まで(東京公演はチケット完売。しかし当日券あり。)
2月5日 名古屋公演 名鉄ホールにて
2月11日から15日まで 大阪公演 シアター・ドラマシティにて





 
2011-01-07

今週末は・・・。

この週末、大竹しのぶさんの出演している『大人は、かく戦えり』観にいきます。

今年最初のお芝居。

期待大。

初めて行く劇場なので、それも楽しみ。(新国立劇場・小劇場)

大人はポスター
2011-01-06

願書形態からうかがえる学校意識  ~親としては簡単がいいですが・・・~

長女が高校受験ということで、受験予定の学校の願書を都立以外、取り揃えました!

4校分。(都立入れて全部で5校受験予定。)

おそらく、5校受験というのは、多くもなく少なくもないといった感じでしょうか?

ただ、娘の塾の友人たちはもっと多いようです。10校とか、9校とか・・・。

まあ、5校でも、地方に住む私の母などは、「ええええ!そんなに受けるの?」と、のけぞっておりましたが。

けど、うち1校は、先に受けるところが受かっていれば、受けない予定なので、うまくいけば4校受験のみになるかもしれません。

さて、願書をそろえて、すごく興味深かったのは、学校によって願書の書式や出願書類の種類に大きな違いがあることです。願書の値段もですけど~。

ある学校の願書はすごく気持ちがいい思い切りのよさを感じました。必要書類も、中学の内申と願書のみ。
英検がどうとか、なぜこの学校を選んだかなど書く欄は一切なし。もう、『純粋に当日の点数で決めますから、当日点を取ってください!』というメッセージを勝手ではありますが感じとりました。進学実績の素晴らしい学校です。

別の学校は、併願校として人気の学校です。が、娘とともに、感心したのは、願書の書き方の見本。受験予定高校を志望順に上から順番に書く欄があったのですが、その見本の欄の一番下位にその学校の名前が・・・。つまり、『あなたは我が校を第一志望にしていないでしょう。だけど、いいんです。ご縁があったら、来てくださいね。』と語りかけてくれている・・・。この学校の、変に気取らないところが、潔くてとても好感が持てました。この学校の特進コースは面倒見も良いですし、いいなあと思っています。人気があるのもうなずけます。

他の学校は、本人の志望理由や将来の希望を書くだけではなく、親の教育方針などを書いたりする欄もあったりします。これが、大変ですね、きっと。親の教育方針ですか・・・。親の字が汚いとマイナスなんでしょうか?
こういう親の書く欄はどの程度、入試の合否に関係してくるのでしょう??? 親がどんな考えを持っているのか、知りたいということですよね・・・?

都立はいったいどんな願書なんでしょう? 単純だといいのですが!
2011-01-05

これは凄い!  ”華竜の宮 ”

年末年始にかけて読んだ作品で一番よかったもの。

上田早夕里さん作 『華竜の宮』。

いわゆるSFです。

この時点で(SFであるという時点で)、この作品を手に取る方と取らない方とはっきり分かれてしまうのかもしれません。

けれど、SFが苦手という方にも、是非手に取って頂きたい作品です。

ものすごく大雑把に説明すると・・・

舞台は25世紀の地球。人間の力ではなすすべのないホットプルームというとてつもない、マグマの活性化による海底隆起により、地上の大部分が海に沈んでしまった世界。人類は、激変した環境に適応するため、「袋人」のように想像もつかない姿の生物に変化したものもあった。が、大きく分けて、陸で暮らす陸上民と「魚舟」という生物をあやつって海で暮らす海上民が存在した。

これら陸上民と海上民の間には、さまざまな利害関係があり、対立も起きていた。それらのトラブルを解決するために尽力するのが、日本(かろうじて群島となって国土が残った。)の外交官である主人公の青澄誠司。青澄は、海上民のある群れを率いるツキソメという、歳をとらないかに見える謎の女性と会談交渉し、世界を自分たちの都合のよいように動かそうとする日本に圧力をかける政治体制群の狙いに表面的に逆らわないような形で、なんとか海上民の暮らしも守ろうとする。

しかし、やがて、世界は再び大災害の時を迎えようとしていた。いや、今度のホットプルームの規模は前回をも上回り、人類が生き延びることは限りなく不可能だろうと思われるようなもの。破滅へのカウントダウン。そこで、ある科学者は考える。人類が生き延びるためには、深い海の底で生きていける様に姿も機能も完全に変化させねばならないだろうと。そこで、老化のスピードの以上に遅い強靭なツキソメの身体の謎をめぐって、政治的な策略がめぐらされることに。ツキソメを守ろうとする青澄。そして青澄を守ろうとする青澄のアシスト知性体のマキ。そして、マグマが炸裂する・・・。

うーーん。こんなにはしょっては申し訳ない、素晴らしくスケールの大きく、ディティールの緻密な作品なのです。読み応え十二分。

まず、文体が美しい。読んでいて全く嫌にならない。無駄がない文章。そして、変に感傷的でない。ナルシストな文章は全く駄目なのですが、そういう居心地悪さが全くない。

そして、登場人物の造形が深い。美しい。美しいんです! 内面も。そして姿も。

けれど、その分、さらさらさらっと読み進められないんです。もったいなくて。ちゃんと、一文一文読まないともったいない。私がよくやってしまうのは、面白くないと見切りをつけたら、文章をひとつひとつ最後まで読まずに、文章の終わる数字手前で、次の文にうつるということ。けれど、この作品ではそれができなかった。最後の一字一句、ちゃんと自分の目できちっと押えておかねば、気がすみませんでした。というわけで、この作品を読むのは意外に時間がかかりました。丁寧に読もうと自然にしてしまうので。それで、同時にさらっと読める口あたりのよい東野圭吾さんの『プラチナデータ』『容疑者Xの献身』を読んでバランスとっていました。(『プラチナ・・・』悪くなかったです。『容疑者・・・』これは、いいお話でした!)

しかし私が一番驚いたのが、なんだったかと言いますと・・・。これだけのスケールの大きさ、オリジナリティを持った作品ですから、やはり肉体的にも若い作家さんの作品だろうと勝手に思っていたわけです。上田さんは、20代後半か30代前半かと。そしたら、違った、いやあ、同世代の方ではありませんか! 本当に嬉しい。これからもずっとこのワールドを大事にして創作していっていただきたい作家さんです。

恐らく、このワールドは上田さんの中で何年も(ひょっとしたら20年位?)ゆっくり膨らみ続けてきたのではないかと思います。恐らく、ずっと前から上田さんの中で紡がれてきた、地球と人の物語。ミステリー小説も書かれていますが、(上田さんの作品を他にも読みたくなり、読んでみました・・・。)、是非、地球と人の未来を、運命を描き続けていただきたいと切に願います。

超おススメ、です!

華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
(2010/10/22)
上田 早夕里




2011-01-02

1月はさよならのシーズン・・・?

この1月、現在BROADWAYで上演されている作品の約半分にあたる15作品が幕を閉じます。

‘West Side Story’ や‘Fela!’ が2日(今日!)、‘In the Heights’ が9日、そして‘Next to Normal’  が16日・・・・。


2009年4月15日に開幕した‘Next to Normal’ 。そうですね、もう1年8か月以上になるのですねえ。けど、いい作品なのでもっと長く上演してほしい作品。残念です。

ただ一人の開幕当時からのキャストメンバー、ヘンリー役の Adam Chanler-Berat も、閉幕に向け寂しくつらい思いを感じているようです。

“It’s like losing a friend, like breaking up with someone.”

「まるで友達をなくしたような感じ、あるいは誰かと破局したような感じだよ。」  閉幕について尋ねられたとき、そう答えたそうです。

閉幕の後は、お酒を飲んでしまうだろうとも、話していたそうですが、そうでしょう。その役を演じることが、自分の生活の一部になっているわけですから、寂しい気持ちになるのも当然です。ただ、来月から新しい作品のリハーサルも始まるので、ゆっくりお酒を飲む時間はないだろうということですが♪(“Peter and the Starcatcher” New York Theater Workshop.)

BROADWAYも新陳代謝が必要なのは当然です。けれど、お気に入りの作品やよい作品には少しでも長く、上演してもらいたいという気持ちもあります。が、チケットの売れ行きや劇場の使用期間の契約など、いろいろな事情から幕は閉じられます。そして、新しい幕が上がる・・・。

どうぞ、幕が閉じるその瞬間まで、役者さんやスタッフの方ひとりひとりが充実した時間を舞台の上で、後ろで過ごせますとうに・・・と願わずにはいられません。

それにしても、1月。2年前を思い出して、切なくなります。・・・大好きな作品が観られなくなるという寂しさに、ファンもまた耐えねばならないシーズンですね。

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Adam Chanler-Berat

The New York Times
"Broadway Actors Who Are Bracing for Final Curtain "より
2011-01-01

明けましておめでとうございます☆

明けましておめでとうございます!

2011年。

ぴょんぴょん、兎年。

どんな1年になりますでしょうか。

我が家は、いろいろな意味で『動』の年となりそうな・・・。

子ザル軍団の進級進学、父ザルの海越え移動も、もしかしたら?

私自身も、このへんでやっぱりやるべきことに向かって進みたいと思います。

皆さまにとっても、優しい光に満ちた一年が訪れますように♪♪♪

今年も、気の向くままにぽつぽつ書いていきたいと思います。

また1年、よろしくお願いいたします。

フブキより

正月花小
桜咲く春が来てくれるように、桜も入れてみました。後ろのほうですけど…♪
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に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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