FC2ブログ
2010-11-27

"100歳の少年と12通の手紙"   ~ピンクは美しい~

本当は昨日、”K2”の当日券にチャレンジするつもりでした。開演1時間前から発売される当日券狙い。とはいえ、1時間前に行ってゲットできるはずがありません。3時間前、いえ4時間前に行って並ぶ覚悟で行かねば無理でしょう! で、午後早めに三軒茶屋に向かうつもりでした・・・。が、昨日はちょっと寝不足でして・・・。未明に起きた流血事件(昨日のブログご参照くださいませ;;)の騒動のせいなのですが・・・。ええ、寝不足は毎度のことなのですが、さすがに週の後半にくると寝不足指数が積分状態で、結構体がきつくなりまして・・・それだけ待って、もし運よく当日券買えたとしても、立ち見席だったら、うーーーん、かなりやばいかも・・・と、自分の体力にガッツン自信を失い、”K2”断念~~~~~。しかし、ただ、このままどこにも行かないのはいったん騒いだ血がおさまりません。で、「映画」というわけなのです。

が、じゃあ、どの「映画」を観るべきか!

そこでピーンときたのが ”100歳の少年と12通の手紙”でした。

新聞か何かで紹介されていたのですが、かなりの高評価。

そこでいそいそと銀座へ出かけたわけです。

”100歳の少年と12通の手紙”

スタッフ
監督・脚本・原作: エリック・=エマニュエル・シュミット
音楽: ミシェル・ルグラン
キャスト:
ミシェル・ラロック
アミール
マックス・フォン・シドー
アミラ・カサール
ミレーヌ・ドモンジョ
コンスタンス・ドレ
ジェローム・キルシャー
ティエリー・ヌーヴィック
ブノワ・ブリエール
マチルド・ゴファール
ブルーノ・メッツガー
エリック・レミ
ジョナス・ウェルツ
マーティン・ニッセン

この映画の主人公は白血病の10歳の少年オスカーと宅配ピザ屋の女性ローズ。ふたりの出会いはオスカーの入院する病院。偶然の出会いでローズの乱暴な物言いに魅せられたオスカーは、自分がもうすぐ死ぬことをこわがる両親よりもローズに心を開きます。初めは、もうすぐ死ぬというオスカーの相手をするのを嫌がっていたローズでしたが、次第にオスカーの10歳らしい純粋さ、心の奥に隠した死への恐怖などに向き合い、彼女らしいユーモアをもって、オスカーに接します。けれどあるとき、オスカーは感情をぶつけます。「でも、ローズは健康じゃないか。」そんなオスカーにローズは言います。「私もいつか死ぬのよ。」そして提案するのです。「ねえ、1日を10年として生きるのよ!」「10日たてばぼくは100歳?」「そう。」更に、ローズは「手紙を書いて!」と、便せんと封筒を渡します。「誰に?」「神様よ。」「神様なんてサンタクロースと同じ。いるはずない。」「このわたしがサンタなんて信じると思う?」「・・・ううん。」「その通り。でもね、神様はいるのよ。」ピンクの服に身をつつんだローズをオスカーは信じた・・・いえ、信じてみてもいいと思ったのでしょう。オスカーは自分の心の問題について、神様に手紙をつづります。「ねえ、どうやってこの手紙を神様に渡すの?」「ふふふ。任せなさい!」書き終えた手紙をローズに渡しながら首をかしげるオスカー。自信たっぷりのローズ。ローズのとった素晴らしい方法とは・・・・。(ここまでにしますね、あとは観てもらいたいです、本当に素敵なので!)


100歳の少年 オスカー ローズと出会う

本当に素晴らしい作品でした。今年観た映画ナンバー1です。(たいして本数観ていませんが;;)

とにかく、10歳ながら自分の死にしっかり向き合おうとするオスカーの張りつめた心の尊さ、それゆえに自分の死を前にうろたえるだけの両親や病院のスタッフに激しい怒りを抱くオスカーの孤独が、口の悪いローズとの出会いによってゆっくりいやされていく過程の描き方がただただ素晴らしく、ユーモラスでもあり、美しくもあり、哀しくもあった。

原題は ”OSCAR ET LA DAME ROSE ” で、英題は ”OSCAR AND THE LADY IN PINK”。直訳すれば”オスカーとピンクの服を着た女性”。確かに直訳したものはあまりかっこよくないですねえ。でも、英題はいいなあと思います。 ローズの着るピンク の服の明るい色が、ともすれば重い内容のこの作品の中に救いと希望と愛の象徴として輝いています。こんなきれいなピンクを堂々着て歩きたいものです~~。

オスカー演じたアミール、ローズ演じたミシェル・ラロックをはじめ主治医の医師や看護師を演じた俳優陣、病棟の子役さんたちも実に自然でやさしい演技でした。

これは、多くの人に是非観てもらいたい一本です!

原作本も河出書房新社から出されているようです。(「100歳の少年と12通の手紙」河出書房新社刊)

ところで映画ときたら、やっぱり「ヤマト」は観ようか、どうしようか・・・。
スポンサーサイト
2010-11-26

真夜中のけんか  ~すさまじき声~

本日未明・・・

ギャオウウウウウウゥゥウゥ、アギャウウウウウウゥゥゥゥ・・・

ぎーーーーーーーーっ、ぎゃおう、ぎやおぅううううううううううううううううううううううううううううううう


と激しい野生の雄たけびと、トタン屋根の上を何かが転げまわっているような、

バンバンダダンダンダンダンダダンッという物音が、家の前の通りから聞こえてきました。

何度か繰り返し、聞こえてきたその激闘ぶり。

縄張り争いか、ガールフレンド(ボーイフレンド)争いか? 猫と猫の一騎打ち。

いえ、その様子をわざわざベッドから起き上がって、カーテンをひいて見るほどの根性はなかったのですが、声の質からして猫だと思いました。

多分、おむかいのおうちの物置の屋根がトタンぽい素材なので、そこで決闘しているのでしょう。前にも、日中その屋根の上で猫2匹を見かけたことがありましたし。そのときも、なんか追いかけっこしていたような・・・。

それにしても、激しい戦い。うちの子ザル軍団も皆目を覚ましたほど。気がつかないのは夫のみ。いい度胸です(嫌味)。

しかし、結構続いた闘争もやがて終わりを告げ、そのうち静かなご近所にもどりました。

そして、夜が明け・・・。

第一発見者は、我が家の中ザルこと、小学高学年の息子でした。

我が家の車を停めたすぐ前にあったのは・・・・血痕だったのです。

ポタポタタラーリ、みたいな。

これが、あの決闘騒ぎがなかったら、誰かがうちの車の前で鼻血をたらしたかと思ったでしょう。しかし、これは猫の決闘の痕跡に違いありません。

なんとうちの車の前でも戦っていたのですね。そういえば、猫がうちの車の下にもぐりこんでいることもありました。あの茶色の猫でしょうか、怪我したのは。ひどい傷でないといいですが。それにしても、あそこまで戦う理由はなんだったのでしょう? 甘やかされた30の男が喧嘩して血を流す、そんな理由とは比べるまでもなく、大事な理由だったことでしょう! それにしても、くだらないニュースは流さないでほしいものです! もっと大切なことがあると思います。
2010-11-23

アメリカで1番有名なツリー♪  ~今年もビッグなようです。~

rockfeller center tree

11月30日、NYCのロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式が行われます。

アメリカでもっとも有名なクリスマスツリー。毎年東部の州で選び抜かれたもみの木が、はるばるNYCに運ばれてきます。もみの木が切り倒され、ロックフェラーセンターに運ばれる様子は、ニュースとしても報道されます。

運ばれるツリー この写真は去年のツリーの様子です。

今年のツリーも高さ74フィート(約22.5メートル)、直径40フィート(約12メートル)と堂々たるツリーのもよう。ライトアップされるのを、NYCの街の人たちも首を長くして待っていることでしょう!

点灯式には毎年、著名なアーティストが出演し、場を盛り上げてくれます。今年もすごい顔ぶれ。

Susan Boyle , Mariah Carey, Sherly Crow, Josh Groban, Jessica Simpson, Annie Lennox, Katherin Jenkins, Charice, Kylie Minogue and Jackie Evencho .

中でも私はスーザン・ボイルさんに注目したいです。

スーザンさん、本当にきれいになられました。

スーザンさんへの評価はいろいろのように思いますが、個人的にはやはりすごい方だし、これからも頑張って好きな歌を歌い続けてほしいと思います。

かわいいスーザン

11月30日、NYC、激混みではないでしょうか!

2010-11-19

"The Merchant of Venice (ベニスの商人) ". ~深い内容~

♪アル・パチーノの真似なんかして ちょーっとニヒルに笑うけど~♪

の歌をご存じのあなたは、榊原郁恵ちゃんファン?・・・という話はさて置いておいて・・・

現在BROADWAYでアル・パチーノが出演している "The Merchant of Venice (ベニスの商人) "、非常に評判がよいようです。

JPMERCHANT-articleInline.jpg20101115-merchant-slide-AEZH-thumbWide.jpg

10月19日からプレヴューが始まり、11月13日がオープニング、来年の1月9日までの限定公開。New York Timesなどのレビューを読みましたが、かなりの高評価です。

シェークスピアの「ベニスの商人」は、シャイロックという強欲なユダヤ人の商人が、借金を返せないなら約束通り人肉1ポンドで支払えと、常々疎ましく思っていたアントニオという若者に迫り、それをアントニオの借金の原因となった友人バサーニオの妻ポーシャが男装して裁判官に扮し、シャイロックの意地悪な計画を打ち砕く・・・というお話です。(ものすごくはしょっています;;)

喜劇として有名なこの作品の主人公は、タイトルにある「ベニスの商人」であるアントニオです。が、非情な高利貸しのシャイロックのほうが印象に強いように前から思っていました。実際、今回上演されている舞台でも、まず話題になるのはアル・パチーノ演じるシャイロック。アル・パチーノのビッグネームだからと言えばそれまでですが、それだけではないようです。

ディレクターのダニエル・サリバンが意図したシャイロック像をアルパチーノが見事に演じきっているといいます。その、サリバンが思い描いたシャイロック像とは何か? それは、単に強欲で底意地の悪い高利貸しとしてではなく、社会的被害者である哀れなシャイロックという人間像です。

レヴューを読んで初めて知ったのですが、この作品を語るには人種や宗教の問題が避けて通れないのです。どのレビューにもそれらについて触れてありました。

400年前、シェイクスピア32歳の時に執筆されたこの作品の中で、ユダヤ人であるシャイロックは強欲で非情な人間として描かれています。そして最後はキリスト教信者であるポーシャによって徹底的に打ちのめされ、最後にはキリスト教信者になりなさいとも言われます。シェイクスピアが執筆した当時のイギリスでは、ユダヤ人はとっくに国外退去をを命じられていました。このようなことから、この作品は反ユダヤ的な作品だとも言われ、上演する際にも非常に気を遣うようなこともあるようです。

しかし、サリバンの演出では、シャイロックのほうが被害者であり、キリスト教信者の他の登場人物のほうが悪いのだというふうに感じ取れるようです。社会的弱者であるシャイロックが長年社会に対して怒りを募らせ、とうとうこのような非情な人間になってしまった。シャイロックに酌むべき事情がある・・・。そういったサリバンの解釈を、説得力のある演技でアル・パチーノが具現し観客をひきつける・・・。

そして、ポーシャを演じるリリィ・レイブのしなやかな演技も素晴らしいようです。

今年の夏、まずセントラルパークで上演され好評を博したこの作品ですが、そのときよりも更にBROADWAYでの公演のほうが評価が高いようです。次の New York Timesの記事の一文が印象的でした。

This production gives the lie to theater snobs who insist that only the British can do Shakespeare properly.

「イギリス人だけがシェークスピア作品をうまく上演できる」と主張する劇評論家気取りの人間が間違っているということを、この作品が証明してくれている。

いやあ、観たいです~~~~~~~。

Merchant2.jpg

”The Merchant of Venice ”
Broadhurst Theatre
235 W. 44th St.
New York, NY 10036

2010-11-17

まったりの冬予定    ~一粒で10度おいしいですから!~

実家に急きょ帰ったり、何かと週末の予定が埋まる今日このごろ。今月は、もう観劇なし月間かも・・・。

ただ、来月、再来月はかなり期待大の観劇予定。グリコではないのですが、一粒で10度おいしい~~~といった感じです♪

cast_picmain.jpg

「黴菌」2010年12月4日(土)~12月26日(日)
会場 :Bunkamura シアターコクーン
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 

『昭和20年の敗戦直後の日本。
郊外に建つミステリアスな洋館を舞台にKERAが描く、複雑怪奇な密室群像劇。』という謳い文句のお芝居。
その出演陣の豪華なことといったら気絶ものです!

キャスト :北村一輝 仲村トオル ともさかりえ 岡田義徳 犬山イヌコ みのすけ
小松和重 池谷のぶえ 長谷川博己 緒川たまき 山崎一 高橋惠子 生瀬勝久


”シダの群れ”も、かなりの豪華版でしたが、この作品もすごいです。北村一輝さん、仲村トオルさんという私のツボにドンピシャな素敵な役者さんに、期待の星の長谷川博己さん、昔から大好きな生瀬勝久さん、凡骨タウンでの哀しい役が実によかった緒川たまきさん、ザ・キャラクターで銀粉蝶さんの代役にたったと聞き、期待して行ったけれそ、別の役者さんが出演していて、今回初めて舞台に立つのを観ることができる高橋恵子さん、”組曲 虐殺””農業少女”での役がそれぞれ印象的だった山崎一さん、ほか、ともさかりえさん、岡田義徳さん、池谷のぶえさんという実力ある役者さんたち。いやあ、これは本当に楽しみです!


L047368.jpg

「大人は、かく戦えり」 2011年1月6日(木)~1月30日(日)
会場:新国立劇場 小劇場
作:ヤスミナ・レザ 演出:マギー
キャスト:大竹しのぶ 段田安則 秋山菜津子 高橋克実

シス・カンパニーの新春舞台。2009年トニー賞受賞の ”God of Carnage ”の翻訳劇。BROADWAYでは見逃したものの、大竹しのぶさんで観られるなら、それはそれで楽しみです。ジョディ・フォスター、ケイト・ウインスレット主演で映画にもなりますし(映画と言えば、まあSPRING AWAKENINGもどうなっているんでしょうか、ヨーロッパで;;;;;。)、来年はこの作品、いろいろ話題になりそうですね!

・・・と、ここまで書いて、やっぱりチャレンジしたくなったのが今上演中の ”K2”。前売り、全くだめだったので、あっさりあきらめていたのですが、”At The Zoo ”もダメだったのでこのままではやはり悔しいことこのうえない。堤真一さんと草薙剛くんの舞台、だめもとで当日券に賭けてみましょうか!
2010-11-16

"ギルティ" が待ち遠しい!   ~”流れ星”とともに~

この秋のドラマ、かなり面白いものがありますね!

中でも”ギルティ” と ”流れ星”がいい。

そのほか、”フリーター家を買う””黄金の豚””パーフェクトリポート””検事鬼島平八郎”を見ています。

ドラマをこんなに何本も楽しめるのはとても久しぶりです。

嬉しいのは、舞台でいいなあと思った役者さんが、これらのドラマで活躍していること。

”パーフェクトリポート”の小出恵介さんは、9月に観た ”シダの群れ”で、いいなあと思った役者さん。"シダの群れ"では、ヤクザの組長の正妻の息子役をつとめ、江口洋介さん演じる異母兄に複雑な気持ちを抱きながら、自分の思う通りに事を運ぶために冷酷な手段もいとわないという役を見事に演じていました。声がとにかくいい♪残念ながら、舞台から遠い席だったため、いくら双眼鏡を使っていても、なかなか小出さんの表情を細かく追うことができませんでした。けれど、このドラマでは、ばっちり! ほうほう、こういう表情であのときのセリフも話していたのかなあ・・・など、舞台を思い出したりしています。

"フリーター・・・" では、1年前に観た”組曲 虐殺”で特高刑事を演じていた山本龍二さんが、二宮くん演じる主人公がバイトする工事現場で働く土木作業員役でいい味を出してくれています。こういう味のある役者さんが舞台でもテレビドラマでも活躍してくれるのが、みていて嬉しいです。

それにしても、玉木宏さんも竹之内豊さんも素敵。
日本の役者さんもやっぱりよいですねえ。

今宵の”ギルティ”も見逃せません!
2010-11-11

機密って? じゃあ、議員さんたちも?

尖閣ビデオについての疑問・・・。

あの内容が機密であれば、6分間のビデオを見た国会議員さんがメディアにその内容を図を書いて説明したり、言葉で伝えたのは、機密をもらしたことにはならないのでしょうか?

まさに、職務で知りえた情報の内容をもらしたわけだと思うのですが?

不思議に思いました。
2010-11-09

血は争えぬ?

息子の熱がここ数日なかなか下がらないので、病院で血液検査をしてもらうことになりました。

血を抜き取られる!?

と知ったとたん、すでに半ばパニック状態の息子。

「嫌だ。」と拒否するも、優しいドクターと看護師さんににこにこ顔で「大丈夫。予防接種より痛くないから。」と、淡々とかわされます。

そして、青ざめた顔を自分の腕と正反対に向け、血が抜き取られる様子を一切見なくてすむようにしています。

「そうそう、見ないほうがいいわよ~。」とまたにこやかな看護師さん。

時間にすればほんの数分・・・いえ、1,2分でしょうか?けれど、息子にはまるで永遠のように感じられたらしく、「あと10分?」などと死にそうな声で問いかけます。

するとまたにこやかに「そんなにかからないわよ。あと30秒かなあ。」と看護師さん。

「ほら針を抜くよ。ちょっと痛いかな。」と、ドクターが針を抜いてくれて終了。これで、もうすぐ帰れると思ったら・・・・大間違いでした!

検査終了なのに、まだイスから立ち上がらず肩を落とし、がっくりうなだれている息子。近づいて、立ち上がるように促そうとしたら、なんとそのままずるずるいくではありませんか。

「あ、貧血だね。」と、落ち着いてドクターが声をかけます。「しばらく休んでいったほうがいいよ。」

そこで、診察室の奥のベッドで横にならせてもらうことになりました。あまりのへなちょこぶりに驚きを通り越して大笑いしたくなったのですが、息子は真っ白な顔で目をつぶっているし、さすがにこらえました;;;
ドクターはあっさり「男の子は血に弱いですから、かなりの高い割合で貧血起こすんですよ。」と。

もともと、気の弱い息子ではありますが、まさかこんなふうになるとは思っていませんでした。

が!

その瞬間、思いだしたある出来事。血は争えないのかも・・・と思ってしまいました。その出来事とは・・・。

あれは、今からはるか昔。私が小学1年生のころ。ある日曜の朝、私は家の中で転んで鏡台の角で目の上を切り、血がたくさん流れました。父が私を車で病院に運んだのですが、当時生まれててまもない赤ん坊の弟と母は病院の駐車場で車の中で待っていたそうです。ところが待てど暮らせど、誰ももどってこない。どうしたかと思って、弟を抱いて病院の中に様子を身に行ったら・・・父も倒れてベッドで寝かされていたというのです! なんと、傷からたくさん血が出た私をお医者さんに渡したとたん、へなへなと倒れたらしいのです。血をたくさん見てくらくらきてしまったようです。私をお医者さんに連れていくまではなんとか気が張っていて大丈夫だったらしいのですが、
そのあと一気に気が緩んだのでしょう・・・。

息子の貧血で、あのときの父のことを思い出したのでした。

孫と祖父。なんか似てるなあ。そう思うとほほえましく、またにやにやしてしまいました。結局息子が回復するまで30分くらいかかったでしょうか。病院から出たときも、まだふらついて頭が痛いと言っておりました。熱もあったせいで余計、体にも負担がかかったのでしょうか。・・・息子にとっては災難のできごとではありましたが、私にとっては少しなつかしいようなできごととなりました。


2010-11-08

びっくりしました!

ロイター通信がネットに載せていたこの写真なのですが、いったいどこから入手したのでしょう?

中国の漁船に海保職員が乗り込んでいるときの写真のようなのですけど?

77af4710.jpg

440995f0.jpg

youtubeに投稿された映像にはなかったと思うのですが?

とても不思議です。なぜ、この写真がロイター通信社に? 海外の通信社には海保職員が中国の漁船に乗り込んだときの状況が知らされているのでしょうか?????

不思議です。

ロイターの掲載写真
2010-11-06

崇ちゃん、えらい!   ~真の外交とは~

以下に、たった今見つけた時事さんの記事をそのまま掲載させていただきます。

小塚、日中関係改善へフィギュア外交=中国杯フィギュア 

北京で6日に行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯の男子で優勝した小塚崇彦(トヨタ自動車)が、日本の報道陣に「書いてほしいことがある」と訴えた。
 口にしたのは、最近の日中外交。「北京に来る前は(悪化する日中関係の影響を)心配していたが、中国の皆さんは逆に応援してくれた。その気持ちがすごくうれしい。それが伝えたくて」。優勝者として、日中関係の改善にも心を配った。
 演技前は「ペットボトルが飛んでくるかもしれない」と思っていたという。「うたぐってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい」。2年ぶりのGPシリーズ優勝を中国で果たし、格別な思いもあるようだ。(北京時事)
(2010/11/06-23:37)


えらいなあ。21歳の若者が、自分なりに心を砕いての発言。これを読んで、最近つい中国の人に対していい感情を持てなくなっていた自分の心の狭さを反省。小塚選手をはじめ、日本の選手を応援してくれた中国の人たちに私も、ありがとうございました、と言いたくなりました。

こういう真心の外交こそ、本当に必要なものなのではないでしょうか。それを教えてくれた小塚選手、本当にありがとう。政治家の皆さんも、崇ちゃんを見習うべし!
2010-11-06

やったね、崇ちゃん!   ~優勝おめでとう!~

昨日のSPでジュベール様をおさえ、堂々1位の好発進だった小塚選手。しかし、それがゆえのプレッシャーも大きかったはず。ところが見事にフリーも自己ベストで文句なしの優勝を飾ってくれました。安藤美姫選手も素晴らしいジャンプの連続で1位、鈴木選手も2位、男子町田選手も5位と、本当に日本勢が素晴らしい活躍を見せてくれました。くしくも中国で行われた戦いでしたが、見事な結果でした。

私が子どもの頃は、フィギュアスケートで日本人選手が表彰台にあがれることは滅多にありませんでした。あの当時、今の日本の選手の活躍を誰が予測できたでしょう。本当にすごいなあと思います。

しかし、当時と変わったのはそれだけではありません。

あのころ、日本の子どもたちの学力の高さは世界的にも有名でした。ところが、今はどうでしょう? 

他にも、国際情勢が大きく変わりました。

その中で今、日本は力のない国、終わった国のように見られていることもあるように思えます。今朝も、尖閣問題について問われた時、あるテレビ番組で民主党の議員さんがおっしゃっていました。

「日本の今の国力を考えれば(船長釈放は)仕方なかった。」

つまり、日本の国力は弱い、とおっしゃったわけです。例え、そう思っていらしたとしても、国のかじ取りを担う政権の一員である方が、「自分たちの国は弱いんだ」とああやって明言される意味がわかりません。国民に、「この国は力がないんだ。だからいろいろ我慢しなければいけないんだ。」そうおっしゃったわけです。イギリスのガーディアン紙の記事を、是非、こういう政治家さんには見習ってほしいものです。

「失業率も低く、教育レベルも高く、治安もよい、アメリカも中国もかなわない国を知っていますか。それは日本!」

数週間前の記事でしたが、「日本を過小評価するな」という内容でした。大学生の就職困難や外交問題・危機管理問題でもたもたの政権などなどで、自信を失っている日本の人たち。でも、冷静になって考えれば、まだまだ世界に中でも住みやすくよい国のひとつなのです。それを、日本の政治家が言うのではなく、むしろ、「自分たちは弱い国だ」と言うその意識が解せません。「確かに外交で難しい問題が日本を取り巻いている。でも、日本はまだまだ十分世界の中で経済的にも政治的にも重要な役割を担っている。だから、これからもみんなで頑張っていきましょう。」と、なぜ国民を励ませないのでしょう??????? 日本人にどんどん自信を失わせて諸外国の言うがままにされても国民から文句が出ないようにする作戦なのでしょうか?

日本はいい国です。もっと自信を持っていいと私は思います。

・・・というわけで、今日の小塚選手安藤選手のアベック優勝、鈴木選手、町田選手の活躍のおかげで、おおいに日本の人たちも勇気づけられたのではないでしょうか。ありがとう、選手のみなさん♪(崇ちゃんのSPのカメラ目線の笑顔にまたやられましたよ~~~~~)
2010-11-05

『ガラスの葉』観劇記   ~『ビリーバー』と共通するもの~

(すっかり遅くなってしまいましたが、「ガラスの葉」の観劇記です。10月10日、観た直後に書き始めていたのですが・・・)

10月10日、午後1時から、世田谷パブリックシアターでの、萩原聖人さん主演のお芝居、『ガラスの葉』を観てきました。この日が千秋楽でした。

これは 2007年にロンドンで初演されたフィリップ・リドリーの書いた ”Leaves of Glass ”を白井晃さんが演出した作品です。リドリーは1967年生まれのイギリス人アーティスト。劇作家としてだけではなく、絵も描き、映画の脚本監督もこなし、小説、児童文学などでも活躍しています。白井晃さんはこれまでにもリドリーの作品を2作品演出しています。(平成14年の「ピッチフォーク・ディズニー」と15年の「宇宙でいちばん速い時計」。「ピッチフォーク・・・」は読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。)

・・・とはいえ、私は今までリドリー作品を観たことがないし、ただ単純に荻原聖人さんの演技が観たくてチケットを買ったのでした。(私の場合、出演者が誰かが1番大きい観劇基準となっています。というか、多分、そういう決め方が一般的ですよね、きっと。)漠然と、家族の間に横たわる暗い感情や愛情のもつれがテーマの作品なんだろうなあと、ちらしを読んで感じてはいましたが、とにかく、演技力のある荻原さんが主演なので、見ごたえがあるのは保障されたも同然と、安心して劇場に向かいました。

しかし、期待は裏切られ・・・いえいえいえ、予想していた以上に、主役のスティーブを演じた荻原さん以外の役者さんの演技が光っていて、リドリーの作品自体もよかったので、荻原さんだけが印象に残る作品ではありませんでした。

荻原さんみたさで行ったわけなのですが、安定した演技の荻原さんだけではなく、精神的に不安定で悲運な道を進んでいくスティーブの弟デビーを渾身の演技で表現した田中圭さん、観客をも苛立たせるくらい的確に、神経に触るセリフを狙い通り言える妻デビー役の平岩紙さん、淡々とした表情・セリフの中に尋常ならざる闇を感じさせる母親リズ役の銀粉蝶さん(ザ・キャラクターでのお怪我もよくなられているようでした♪)それぞれの演技に魅せられました。荻原さんの演技が突出して光るというよりは、この4人の役者さんたちの見事なパワーがうまく融合して、舞台の空間を満たしていました。

リドリーは、この作品で、ある悲劇を経験した家族のひとりひとりが、その悲しみをどう受け止め、うわべを取り繕い、生き延びてきたかを描写しています。リドリーはこの作品を通して、家族の結びつきや愛情がガラスのようにもろく、繊細であり、またそれがゆえにそっと大切に扱わねばならないということを伝えたかったのでしょうか。

幼い時に、突然父親が変死体となって発見された兄と弟。自殺だったのではないかという声に耳を傾けず、それを封印して生きてきた兄弟の母。弟は次第に酒におぼれ精神を病んでいく。しかし、弟が芸術的才能を開花させていくにつれ、事業でも成功をおさめた頼りになるはずの兄が心に変調をきたしていく。マイペースな妻は妊娠を素直に喜ばず、義弟と自分関係を疑る夫に嫌気がさしていく。

陰鬱なストーリーを通じて、存在感の大きかったのは、『死んだ父親』でした。ある日、何も告げず家を出て湖で死体で発見された父親の死にまつわる謎が、ずっと残された息子ふたりと母親の心をむしばんでいた・・・。なぜ、父は死んだのか。死なねばならなかったのか。何が悪かったのか。誰が悪かったのか。自殺だったのか、事故だったのか。

この父親の存在の重さ・・・9月に観た「ビリーバー」と、つながるものを私は感じました。

もちろん「ビリーバー」では、息子の成長にあたふたし、自分の愛情をなんとか伝えたいと焦る科学者の父親が主人公でしたから、「ガラスの葉」とは違います。「ガラスの葉」では、イメージとしてスクリーンに父親らしき影が投影はされましたが、舞台には決して父親はあらわれませんから。けれど、「ビリーバー」の悲壮なまでに息子に何かを伝えたいと願う父親の気持ちが、「ガラスの葉」の死んでしまった父親にもあったはずの息子たちへの思いとつながる気がしたのです。「父親」という存在が非常に重い意味を持つ両作品を書いた、アメリカの1938年生まれのリー・カルチェイムとイギリスの1962年生まれのフィリップ・リドリー。生まれた国も年代も違うふたりの劇作家ではありますが、これら「父親」をめぐる物語に共通するのは、「父親という強くあるはずの存在ののもろさ、弱さ、せつなさ」と「父親が消えた家族の痛み、悲しみ」。男性だからこそ、描けた世界だったのでしょうか。

どちらの作品を観終わったあと、月並みですが「家族は大切、誰も欠けることなく暮らしていけたらそれで十分幸せ」だと感じました。しかし、人間いつ何が起きるかわかりません。やっぱり毎日の家族と過ごす時間を大切にするしかありませんね;;

この日が楽日ということもあって、カーテンコールが何度も起きました。最後は、荻原さんが「これは絶対にやめてくれと言われていたんですが、演出の白井晃です・・・」と、白井さんに舞台にあがってもらおうとしました。そして、観客席の後方からぱぱぱっと人影が現れたかと思ったら、舞台に到着する前でくるりと振り向かれ、ちょこんと一礼されると白井さんはさささっとまた小走りに去っていかれました。苦笑する荻原さん。でも、とてもいい雰囲気で練習もされてきた様子が伝わってきました。それから、田中圭さんに花束を渡すお客さんがいらっしゃり、照れながら受け取る田中さんをやさしく見守る荻原さんに、当たり前ですが、おとなの雰囲気を感じました。
昔から好きな俳優さんというか役者さんなので、これからもどんどんいろいろな作品で活躍を観たいものです!

「ガラスの葉」、よかったです!
2010-11-01

11月、ですね! 

お久しぶりです(≧≦)。

この3週間、いろいろと立て込み、PCにゆっくり向かう時間が持てませんでした。すみません。ご心配おかけしたのではないでしょうか。本当に、すみません。

10月は萩原聖人さん主演の『ガラスの葉』にも行ったのですが、観劇記も書いていないという、非常にまずい状況です;;;; すごくよいお芝居で、感想を途中まで書きかけていたのですが、未完成のまま! 近いうちに仕上げたいと思っています。観たものについて、自分なりの感想を書くのが、役者さんやスタッフの方への私なりの礼儀といいますか、そう思ってきたのに、なんてことm(T-T)m

では、また改めて・・・。

フブキより

最新記事
プロフィール

フブキ

Author:フブキ
FC2ブログへようこそ!
NYでBROADWAY
に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
現在の時刻 《東京・ニューヨーク》
日本は今何時かと、いつも気になります。