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2010-09-30

9月も終わり・・・夏も終わり・・・

9月30日・・・・。明日からもう10月ですね!9月まではなんとなく、夏の延長という感じがしますが、10月に入ってしまうと、もはやどうあがいても、「秋」・・・。寒いのが苦手な私は、ここのところの急激な涼しさにかなりめげてしまっています。我が家の子ザルたちは、暑いのより今のほうがいいなどと言って、いまだにばりばり氷をおいしそうに食べています。おそろしい~~~~~~~。

さて、ここのところ、観劇ペースが落ちております。9月は2本。10月も今のところ1本のみ。2学期は、週末がちょっといそがしいです。子どもの学校関係の行事やら高校受験の学校説明会やらで12月まで結構予定はいっぱい。ゆっくり、観劇する時間がとれにくいです。が、いくつか見のがせない作品もあるので、まずはチケットゲットせねば。BROADWAYでも、観たいものがいくつかあるのですが、春までは無理。我慢、我慢。今週末もとある高校の説明会に出席予定。下の子らの運動会とバッティングしているので、夫と手分けしての作業。都会の高校受験事情もなかなか面白いので、またいずれ書いてみたいと思っています。

10月が、みなさまにとって素敵な秋の日々となりますように♪♪♪



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2010-09-29

映画、BROADWAYあれこれニュース

最近、目についたニュースは・・・

Polanski's God of Carnage to Star Jodie Foster, Kate Winslet
ポランスキー監督の ”God of Carnage ” に、ジョディ・フォスター、ケイト・ウインスレットが主演!

Kidman Coming Back to Broadway in ‘Sweet Bird of Youth’
ニコール・キッドマンが 'Sweet Bird of Youth’で ブロードウェイに戻ってくる!

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ジョディ・フォスター、ケイト・ウインスレットといったビッグスターが、昨年TONY賞を受賞したお芝居、 ”God of Carnage ”の映画化作品に出演。監督はあの(!)ポランスキー監督。この作品、見逃してしまったのですが、ものすごーーーく観たかった作品でした。子どもらのトラブルが原因で学校に呼び出された2組の夫婦が話しをしているうちに、話がどんどん広がっていって、それぞれの夫婦の問題にまで発展していくといった内容。上質のコメディーだったようです。ジョディ・フォスターがコメディーって、ちょっと想像つかないのですが、それだけに余計興味がわきます。初めは2008年にロンドンで上演された作品なのですが、アメリカとイギリスのビッグスターが出演というのもなかなか面白いですね。


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そして、ちょっと先の話ですが、来年の秋、ニコール・キッドマンがBROADWAYでテネシー・ウィリアムズの ”Sweet Bird of Youth”に出演します。1959年の初演時はポール・ニューマンがチャンスというジゴロの役で主演!(はまり役だったことでしょうね!) その後1962年にニューマン主演で映画化もされていますが、日本ではそんなに有名な作品ではないですよね。 二コール・キッドマンが演じるのはお酒におぼれた落ち目の映画女優のアレクサンドラ。そんな彼女のそばにいるのがチャンス。1975年のBROADWAY再演のときには、クリストファー・ウォーケンがチャンスを演じていたそうです。ポール・ニューマンやクリストファー・ウォーケンが演じたチャンス、今回は今のところ誰が演じるかはまだ決まっていないようですが、かなり期待がもてそうです。さて、二コール・キッドマンは1998-99年、“The Blue Room” という作品で既にBROADWAY デビューを果たしています。そのときの作品への評価はさまざまだったようですが、チケットの売り上げはすごかったそうです。今回もかなりの話題作になるのは間違いなしですね! ミーハーなもので、ビッグネームに弱い私。なので、観たい作品です!

それにしても、”God of Carnage ”がこんなにすぐ映画化されるなんて、驚きました。よい映画脚本が慢性的に不足しているとはよく聞きますが、本当なんでしょうか。まあ、芝居が映画化されたり、映画が芝居になったりというのは昔からよくありますけども。同じ作品でも、芝居か映画かでは随分違った印象になります。それぞれ別のものとして観ると、面白いように思います。・・・でも、SPRING AWAKENINGの映画化・・・は想像つかないですなあ。

2010-09-25

Gatz    ~見ごたえ大いにあり~

10月にopenを迎える新しい作品が、現在プレヴューとしてBroadwayで上演されています。

その中で、注目したいのがこの作品、 ”GATZ ”。The New York Times も、絶賛。

“ONE OF THE MOST EXCITING AND IMPROBABLE ACCOMPLISHMENTS IN THEATER IN RECENT YEARS.”  ここ数年の演劇界で、最も刺激的で信じられないような成果のひとつ

タイトル通り、これはフィッツジェラルドの『華麗なるギャッツビー』を扱った作品です。注意したいのは、『華麗なる・・・』が上演されるのではなく、それを劇中で扱っているということです。

ある朝、小さな会社にひとりの従業員が出勤し、自分の乱雑な机から1冊の『華麗なるギャッツビー』を見つけます。声に出して読み始めたところ、ノンストップ状態に・・・。最初は同僚たちは彼のそんな様子に気づきもしなかったのですが、やがていろいろな偶然が重なり、やがて、彼が本を読んでいるのか、あるいは、物語が彼という存在を生じさせているのかわからなくなっていきます・・・。

『華麗なるギャッツビー』は大好きな物語なので、それを扱った作品と言うだけでも観たくなりますが、この作品のすごいのは、上演時間。

GATZ will be presented as a marathon theatrical event, with two intermissions and a dinner break, four times per week.    GATZは、演劇マラソンというイベントとして上演され、2つの幕間の休みとディナー休憩があり、週に4回行われます。

全部で6時間半! 水曜日 3pm, 金曜日 3pm, 土曜日 3pm, 日曜日 2pm からの週に4回のみの公演というのも当然でしょう!

6時間半。英語も結構難しいかもしれませんね。原作を英語で読んだことがありますが、手ごわかったです。これを観るならもう一度読み直しておく必要がありますね;;もっとも、11月28日までですので、観にはいけませんが・・。

けれど、NYにいたら観に行ったと思います。根性入れて!でも、6時間半だからひとりでは寂しかったかな。

”GATZ” The Public Theater ( 425 Lafayette Street NY, NY 10003 )にて、11月28日まで
フルチケットは140ドルから。

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2010-09-25

この1年・・・

NYから帰国して1年あまり。

日本がどんどんおかしくなっているのが最近感じられて、こわい!

昨年夏、帰国したときに民主党が政権を握り・・・それから、なんか加速度的に日本はただ、周辺国のいいなりで・・・。

今回の騒ぎも、日本があほだというのを国際的にさらしただけ。

アメリカ人も、結局はアジアなんてどうでもいいと思っている人が大半。

中国や日本や韓国がどうなろうと知っちゃいないのです。

イエローはイエローでごちゃごちゃやってればいい。

悲しいけれど、そんなものです。

かわいそうなのは、フジタの4人の方。

安否が気遣われます。

船長さんは毎日、中国政府高官と会ってお話もできていたのに、日本政府はいったいなにをしているやら。

自分の国のに人間を守れぬなどとは、言語道断。

マスコミもおかしい。

おかしいものはおかしいと、もっとはっきり言ってほしい。

テレビもくだらないものばかり。

土曜の朝、昼、緊急番組で船長釈放に関して政治討論会などを行ったりすればいいのに。

このままでは、日本はなくなりますね。

数十年後は、中国の計画通り、日本は中国のひとつの自治領になっているかも?

中国のパスポートもらって、BROADWAYに行かなければならなくなるのは・・・いやですなあ。




2010-09-23

中華民国からの感謝状!   ~美しい~

尖閣

これは、石垣市の八重山博物館に保管されている中国政府からの感謝状です。(美しい字ですね!)

この感謝状は1920年に石垣島の住民あてに贈られたもので、現在中国と台湾が領有権を主張している尖閣諸島を「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と当時の中国政府は明記しており、当時の中国政府が尖閣諸島を日本の領土と認識していたことがうかがえます。

1919年冬、中国福建省の漁民31人が遭難し、尖閣諸島魚釣島に漂着した際に、石垣村(現・石垣市)の住民が救助したことに感謝の意を表し、中華民国駐長崎領事が贈ったもので、魚釣島を「和洋島」と日本名で明記しているほか、救助した島民を「玉代勢孫伴君」と記しています。末尾には領事名「馮冕(ひょう・めん)」と記され、「華駐長崎領事」の公印が押されている。日付は中華民国9年(1920年、大正9年)5月20日とあります。感謝状を贈られた住民の親族が、1990年ごろに市にこの感謝状を寄贈していました。

この感謝状はとても、大事な資料ですね。当時は、ちゃんと尖閣諸島を日本のものと認めていたのに、今はなぜ認めないのでしょう? 1970年ごろ、尖閣諸島周辺に貴重な資源が眠っていることが明らかになってから態度が急変したということですが・・・。

尖閣諸島だけでなく、沖縄と奄美大島も含めて自分たちの領土だと主張されたいようですが、それは困りますネ。




2010-09-22

Japan bars Paris Hilton because of drug plea
薬物問題でパリス・ヒルトン、日本に入国できず

yahoo! usaでのこのニュース。

そんなに大きく扱われるニュースなんでしょうか。

これを扱うくらいなら、尖閣諸島での中国の暴挙や中国が日本に言いがかりをつけて日本が大変な目にあってる・・・ってことを、大きく扱ってもらいたいものです。

まあ、薬物に毅然とした態度を見せる国として日本が印象づけされるのは悪いことではないとは思いますが・・・。(でも、どこの国でもコカイン所持で有罪判決を受けた人は入国許可されないのでは?)
2010-09-20

"シダの群れ"観劇記 (2)  ~圧倒的だった江口さんの存在感~

こいで明日、続きを書きますと言っておきながら1週間! ちょっと急な用事が立て続けに入ってしまって、ゆっくりPCに向かえませんでした。本当にごめんなさい;;

さて、”シダの群れ”、非常によかったです。そして、ものすごく BROADWAY的な作品・・だったと書いたのですが、いったいどういう意味かと申しますと・・・

まず内容が裏街道を歩く人間たちの悲哀がテーマだということ。

アメリカでは、マフィアの世界を描いた映画やドラマは根強い人気があります。ですから、芝居のテーマとしてもマフィアを扱ったものは人気が出そうだと思ったのです。しかし、実は今まで、お芝居やミュージカルではここまでがっつりマフィアに焦点を当てた作品には遭遇したことがまだありません(^^;)。マフィアらしい役が出てくる作品はありましたが、これほど、きっぱり裏で生きる人間たちだけを描いたお芝居、ミュージカルは私は観ていません。なかったはずはないと思いますので、たまたま私が目にしていないだけ・・・だとは思うのですが・・・。

そして、派手な演出。銃撃戦など、かなりすごい迫力です。

劇場に響き渡る銃声、砕け散る家財、そして 血。絶対絶対、BROADWAYのお客さんが喜ぶ派手な仕掛けだと思います。エンターテイメントとして、観る者に刺激を与えてくれる作り。

それから、切ないエンディング

ただのドンパチでは面白くありません。が、登場人物たちそれぞれがおのおの信じる生き方を全うしていく、その姿が悲しいのです。観終わって、残るのは希望ではありません。ただ悲しみのみ。けれど、なんだか懐かしい悲しみ。今まで観たことのあるドラマ、映画、お芝居、読んだことのある小説の中にも、きっとあった悲しみ。つまり、自分が生きてきた中で、経験したはずの悲しみ。だからこそ、共感できる、悲しみ。

この3つの要素があれば、必ずBROADWAYでも成功すると思うのですが! BROADWAYから声がかかればいいのに~~~と思います。

それにしても、江口洋介さんの存在感が、素敵で素敵でたまりませんでした。なんというのか、舞台に江口さんが登場した瞬間、空気に色がつく。あ~~~、進藤先生(救命病棟24時)が大好きなんですが、ヤクザスーツもものすごく板についていて、かっこよすぎです! もっと出番が多ければよいのに!(もちろん、出番はいっぱいですが、もっと、もっと江口さんが観たかった!)テレビで観るのと同じ、いえそれ以上に舞台でも輝いていた江口さん。あ~~、もう一度観たくなってきた・・・。

風間杜夫さんもね、さすがです。うまい役者さんですねえ。笑いも取れる、が気迫のこもった演技にも瞬時切り替われる。素敵です。

阿部サダヲさんも、ドジで間抜けな、だけど一途な思いを抱くチンピラの役がはまりすぎ。ドラマ『不毛地帯』の粘着気質の新聞記者の役柄はどうも受け付けることができなかったのですが、こういう役は本当にぴったり、しっくりです。

伊藤蘭さん、おきれい! もともと色っぽい方ですが、ますます艶やかに。演技も達者な方です。水谷豊さんとのご家庭って、どんな感じなんでしょう。私生活でも、こんなにいつも艶やかなのでしょうか。

この舞台で新しい発見が、小出恵介さんでした。テレビドラマでも活躍されているようですが、この舞台で初めて知りました。声が、キュートな役者さんですね。しかも、身体の線が細くてきれい。自分勝手で姑息な組長のせがれ役を見事に演じきっていました。これからが楽しみな役者さんです。

それから、小出恵介さん演じるヤクザの愛人を演じた黒川芽以さんも、なかなかの器の女優さん。美しいし、声が透き通っている。演技もかなりのもの。ところどころ、ぎこちないところは感じたものの、不思議な魅力がありました。

BGMとして流れるたゆたいシャンソン(?)が、切なく胸に響き、舞台中央奥の大窓からこぼれる紅い夕日の光、吹きこむ白く細かい雪が まぶたの裏に残る・・・。

もう1度観たい・・・。いや、10回くらい観たい。そして、毎回の役者さんの間の取り方や動き、演技の違いを確かめたい。私のツボにかっちりはまってしまった、”シダの群れ”。ああ、それにしても、”シダの群れ”の意味とはなんぞや? パンフレット買えばいろいろ書いてあったでしょうね^^;;

だらだら書きになって、すみませんでした!




2010-09-13

"シダの群れ"観劇記 (1)  ~胸が痛い・・・~

シダ 

9月12日、Bunkamuraシアターコクーンで午後2時開演の ”シダの群れ ”を観てきました。

この劇場にももう何度か来ていますが、ここで立見席まで出たのを見たのは初めてでした。

しかし、豪華といえば、豪華すぎてこわいほどの出演陣。誰を見たさにお客さんが集まってくるのか・・・分からないほど!


阿部サダヲ、江口洋介、風間杜夫、伊藤蘭・・・。

どの役者さんも主演をはれる、そう、この役者さんたちだれかひとりだけの出演でも十分、その作品は ”メジャー”と呼べます。そういう役者さんが、この1本に出演とは!とにかく、初めてちらしを見た時は、その豪華キャストぶりにはびっくりさせられました・・。

しかし、どんなに出演陣が豪華でも演技の達人であっても、脚本が面白くなければあきまへん。(この言葉遣い、劇中のある登場人物に感化されています・・・;;)

さてさて、このお芝居、これだけの役者さんたちを輝かせきることができるのか! もう、わくわくしながら、双眼鏡握りしめて開演を待ちました。

ところで、ちらしによると、このお話はヤクザの世界の物語。主演の阿部サダヲさんの演じるのは、どんなヤクザでしょう。凄みのあるヤクザにも、弱っちいヤクザにもぴったりはまってしまいそう。江口洋介さんもどんなヤクザ? 風間杜夫さん(ここのところ、すっかり”ゲゲゲ・・・”の水木しげるのお父さん役のイメージが・・。ああ、先週は、涙でした、そう言えば。)は、おそらく、一見へらへらしてるけれど、怒ると怖い感じの組長かな・・・。勝手にイメージを膨らませて、客席でじっとしていました。

そして、始まりました・・・。

神棚が舞台向かって右上方に置かれ、向かって左に階下へ続く暗い階段。その後ろには階下へ上がっていくらせん階段(確か・・・)。向かって右にも階下へ続くらせん階段。舞台中央奥には、大きな窓。決して豪華ではないが、普通の家庭でもないと感じられる雰囲気の部屋。

う、このペースで書いていくと日が暮れてしまいそう。

いきなり、結論から!

良かったです

非常に見ごたえありました。 日本に帰って観た作品の中で1番 BROADWAYにも愛されそうな作品だと思います!

BROADWAYにも愛されるとは?

ごめんなさい、この続きはまた明日。

とにかく、またすぐ観たくなってしまった作品です。よいです。


『シダの群れ』 渋谷のBunkamuraシアターコクーンで2010年9月5日(日)~29日(水)
2010-09-11

"虐殺器官"を読んで  ~世界の真実をここまで読みとれた人がいるだろうか~

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
(2010/02/10)
伊藤 計劃



どこから語ればいいだろうか。

これほど、研ぎ澄まされた洞察力と知識で9・11後の世界をひとりよがりを感じさせることなく描ける人はいるのだろうか。

伊藤計劃さんを除いて。

昨年、若くして亡くなったSF作家、伊藤計劃さんを惜しむ声は非常に多い。その声におされて、”伊藤計劃記録”を読み、その巧みでウィットのきいた文章にうなり、確かな才能が失われてしまったことを非常にもったいないと思った。

が、長編 ”虐殺器官”を読み終えた今、改めて、世界でも通用する・・・いや世界でも高い評価を受けるにちがいない作品をうみだせる作家さんが若くして散ったことは、「惜しい」というだけではすまないことだと感じている。伊藤さんの担当をしていた編集者が、「もう伊藤さんの書くすばらしい作品が読めないことがあまりに悔しい。ならば、伊藤さんくらいの才能を持った新人を発掘しよう。」と、SF新人賞を創設しようと尽力したというエピソードをどこかで読んだが、その気持ちがよくわかる。

では、”虐殺器官”なにがすごいのか。

私が拙い言葉をつくしても、その ”すごさ”は伝わるはずはない。読んでいただくのが一番いい。けれど、それでも、何か書かずにはいられない。自分の言葉で、その”すごさ”を伝えたくなる。

最初そのおどろおどろしいタイトルから、本を閉じたくなるような残虐シーンが頻繁に登場するのだろうと予測していた。また、SF作品ということで、いわゆるSFマニアには受けるが、私のような特にSF志向が強いわけではない人間には、案外つまらない可能性もあると身構えていたのも事実だ。いくら、”伊藤計劃記録”で短編作品やエッセイにうならされたとしても、長編となるとまた話は違う。

最後まで、飽きることなく読み進めることがきるのか。

だが、そんな危惧は最初の数ページで払しょくされる。

9・11以降、世界は変わった。激しくなるテロとの戦いは、サラエボが核爆弾によって瞬時に消えたとき、新たな局面を迎える。先進国はテロ排除のため、徹底した個人情報管理体制をひき、表面的には平和な状態が続く。が、一方で後進国では、内部紛争による大量虐殺が続発。その裏で手をひくのが、アメリカ人ジョン・ポールであり、主人公、クラヴィス・シェパードは、所属するアメリカ情報軍から指令を受け、謎の男、ジョン・ポールを追うことになる。

このジャン・ポールなる男がなぜ大量虐殺をおこなうのか、またその手段となる”虐殺器官”とはなにか。その謎を知るために、私たち読者はクラヴィスとともに決死の戦いに放り出される。追いつ追われつの旅の連続。

そして、結末。ジャン・ポールの大量虐殺の真の目的が明らかになる・・・。

非常に納得のいく終わりかたでもあり、自然な結末。破たんのない見事な完結。

見事。

9・11前と後の世界情勢の変化を、どうやって伊藤さんは感じとれたのだろう。ご病気をされていて、実際に旅して感じたわけではなかったはずだ。テレビ、新聞、雑誌、書籍、ネットにあふれる情報からから必要なものがすくいあげられ、彼の頭の中で世界が構築されていったわけだ。すごいことだ。だからこそ、近未来SFであるのに、やけにストーリーはリアルなのだ。

また、この作品の1番大きな魅力は、主人公アメリカ情報軍・特殊検索群i分遣隊のクラヴィス・シェパード大尉のみずみずしい感性だろう。”みずみずしい”というと、おかしいもかもしれないが、1人称で語られていく、主人公の内面、思考の流れは実に柔らかでしなやかでみずみずしいのだ。まるで、洗練された現代小説に登場する若者のようだ。軍の暗殺実行部隊に所属し、ときには子供さえも迷うことなく殺す主人公の言葉や思いが、非常に清らかでナイーブであるのに驚かされる。彼に共感するのになんのためらいも苦痛もない。

ひとりよがりもなく、ナルシズムのかけらもなく、ただひたすら、クラヴィスの心情に添いながら、世界の未来を書いた伊藤さん。その未来像は、ひょっとしたら予言になるかもしれない。

”虐殺器官”・・・これはSFではない。リアル未来だと、私は思う。
2010-09-10

ギョギョギョのぶーたろう   ~驚き桃の木・東京高校受験事情~

意味不明なタイトルでごめんなさい!

いえ、もう驚きのあまり、頭からねじが100本くらいピーーーーーーーーーーーーーーーーンと、とんでいっちゃいまして。

我が家の大ザルこと長女の受験のことなんですが、私立と都立を受験予定です。そして、都立が1番最後の受験。それで、さきほど、2学期になったし、受験予定の高校の情報を調べておこうとネットで調べたところ、驚愕の事実が判明したというわけでござんすぱれぱれ。

最初に私立の受験になるのですが、2つか3つくらい受けるとしましょう。そして、もし運よく受かったら、なにをしなければならないか。入学金の払い込みです。例え、その学校が第一志望でなくても、万が一に備え、納めておくのですが・・・その入学金が、30万円以上。

娘の場合、都立が第一志望なので、それより前に受ける私立はつまり、いくら入学金をおさめても都立が受かればすべて無駄。(言葉は悪いですが。)しかも、受ける予定の私立が最初が割と確実A高、次が難関のB高の順らしいので、A高が受かれば入学金を振り込み、そのあとB高も運よく受かれば、A高よりB高に行きたいと言っているので、B高にも入学金を納めることになるのです。

この2つの高校に受かったら、それはとっても嬉しいのですが、そのあともし、都立にも受かったら、2つの学校の入学金合わせて、約80万円が無駄に・・・。

ひええええ。

そ、それだけあったら、何度NY往復できるのでしょう?

ちょ、ちょっとびっくりーーーーーー。

まあ、もっともどちらの学校からもご縁をいただけないことも十分あり得るわけですが。ただ、奇跡がおきて2つとも受かることができたら・・・・・・。地方では考えられない事態です。実家の両親が聞いたらぶっとびます。

こういう現実に直面すると、教育費って高いなあと思いますね。お金がなくて希望する学校に行かせられない・・・そんな現実が、実際にあるわけです。
2010-09-09

ヘドウィグは今年はなし?  ~山本耕史くん~

去年、12月、山本耕史くんの ”ヘドウィグ ” すごくよかったので、今年も行きたいとアンテナはっていましたが、まだ何の動きもなし。しかし、どうやら今年は ”ヘドウィグ”はないようですね。

かわりに、今年の12月は、ロックミュージカル「ゴッドスペル」なんですね。なんと、山本耕史くんが主演するだけではなく、初めて舞台演出も手掛けるといいます。ほうほう。ただ出演するだけではなく、演出も・・・となると、相当に力の入った作品になることでしょう。演出次第で、作品は良くも悪くも変わります。耕史くんのセンスが試されることになりますね。ミュージカルですから、歌もたくさん聴けることでしょう!楽しみな12月になりそうです。

ロックミュージカル「ゴッドスペル」
 12月5日(日)~26日(日) シアタートラム(東京)
 [作詞・作曲]スティーブン・シュワーツ
[劇作・脚本]ジョン・マイケル・テベラク
[出演・演出]山本耕史
[出演]内田朝陽/原田夏希/福田転球/明星真由美/中山眞美/上口耕平/
桜井美紀/My A Flow/松之木天辺/飛鳥井みや/長谷川富也/他
2010-09-08

憲法違反してまで!?   ~政治家が憲法知らないの?~

【民主党代表選】長尾一紘・中央大学法学部教授「外国人の投票は憲法違反だ」 2010.9.6

というmsnの記事を見つけてびっくりしました。

民主党のサポーターのあり方が、憲法違反だとは。

政治家、国のかじ取りを任される方たちが憲法をご存じないとは・・・。

かなりショッキングでした。

記事を、そのまま載せさせていただきます。とてもわかりやすいので。

『中央大学の長尾一紘教授(憲法学) 在日外国人が参加できる民主党代表選は「違憲の疑いあり」ではなく、はっきりと憲法違反だと言い切ってよい。現行憲法下の議院内閣制は、政党の存在を前提としている。政党の党首の選挙は、衆参両院での首相指名選挙の前段階であり一部分を構成している。

 代表選は実質的に首相選びに外国人が加わることになり、外国人に参政権を与えるのと同じだ。国民主権と民主主義の立場からとても許されることではない。

 政治資金規正法の趣旨に照らしても極めて重大な問題がある。同法が外国人からの寄付受領を禁じているのは、外国勢力の影響で日本の政治がゆがめられることを防ぐためだ。代表選への参加は寄付金よりも直接的で、はるかに大きな影響力の行使を認めるものだ。

 「外国人は大きな割合を占めておらず影響は限定的だ」との議論があるとしたら間違っている。接戦になればわずかな票が全体の結果を決定する可能性があるからだ。ある外国に財政の大部分を依存している外国人組織が、意図的にメンバーを党員・サポーターにしていないと言い切れるのか。その場合、その外国が首相の候補者選びに加わる図式となる。(談)』


こんなことで日本は大丈夫かなあ。
2010-09-06

ちらし三昧   ~日本はすごい~

日本のお芝居やミュージカルに行くと大きいバッグでくればよかったと思うことが多いです。

というのも、劇場に入ったときに大量のちらしを渡されるからです。

不必要なちらしを置いて帰れるようにはなっていますが(不要なちらし入れボックスが設置してあります。)、ゆっくり取捨選択するのが面倒な私はほとんどの場合、そのまま持って帰ります。

今回 ”ビリーバー”でもらったちらしの正確な数はうっかり数え忘れてしまいました。が、なんやかやで20枚ほどあったような。つまり、それくらいの数のお芝居やミュージカルやライブなどの情報が手渡されるというわけです。

これは、ちらしをセッティングする手間など面倒とは思いますが、宣伝効果抜群ですよね。劇場に来る人たち、つまりお芝居やミュージカルが好きな人にお芝居やミュージカルの宣伝をするわけですから。

それでひっかかるのが私みたいな成り行きまかせタイプ。

向こうからやってきた情報から選んで観る。

今回も、いくつかものすごく観たいと感じた作品のちらしがありました。

k2表 世田谷パブリックシアターにて 11月2日~11月28日

K2  堤真一さんと草薙剛さんの組み合わせ! すごく面白そうというか、このおふたりの組み合わせの舞台、そりゃあ観たい!

黴菌 Bunkamura シアターコクーンにて 12月4日~26日 

黴菌 北村一輝さん? 仲村トオルさん!? 生瀬勝久さん! 緒川たまきさん! 高橋恵子さん! 池谷のぶえさん! そりゃあこれも絶対絶対観たいでしょう

2つとも、前売りは10月2日からですって。

アメリカではお芝居やミュージカルに行っても、ちらしは配られたりしません。客席の案内係の人から playbill という小冊子をいただくのみ。それが月間のBROADWAY情報誌みたいになっていますから、もちろん他で上演されている作品やこれから上演する作品の宣伝も兼ねていると思います。でも、日本でもらうちらしは結構いい紙が使われたり、凝ったデザインのものも多く、カラフルですし、眺めていて面白いです。本のレイアウター(デザイン)さんなどが見たら面白いと感じられることでしょうね!

家に帰ったあと、必要なちらしだけとっておいて、あとはリサイクルかおちびの工作材料になります。カラフルなちらしが多いので喜んで使っております。(現在、ちびはカピバラのぬいぐるみの家作りにせいを出しております。いくつかのちらしはカピバラの家の壁紙に生まれかわっておりました。せっかく工夫して作られたちらしを、こういう使い方してしまってごめんなさい!)

2010-09-04

"ビリーバー"観劇記     ~心があったかくなりました♪~

ビリーバー

本日午後1時から上演の ”ビリーバー”を観てきました。

劇場は世田谷パブリックシアター。帰国して以来、何度足を運んだでしょうか。かなりの回数かも。
中規模の劇場と思われますが、新しく、シンプルだけれど居心地のよい劇場で好きです♪
しかも、上演される作品がバラエティーに富んでいるし、ビッグネームな役者さんの出演作品も多いですね。

さて、肝心の観劇の感想です。

ネタばれにならない程度にざっとストーリーをご説明いたしますと・・・

舞台は9・11後のアメリカ。巨大小惑星が地球に接近しており、その軌道が変わらなければ、遠くない将来、小惑星は地球に衝突し人類は滅びるといわれています。しかし、なすすべはないものの、人びとはパニックに陥るわけではなく、たんたんと日々の暮らしを続けています。主人公は天文学者のハワード(勝村政信さん)。彼には妻モー(草刈民代さん)との間に9歳の息子スティーブ(風間俊介さん)がいます。9・11のあと、宗教というものに疑問を感じたハワードは、本当の神とはおだやかで優しい存在、「サンタクロース」なのだと考え、サンタの存在を信じるようになります。しかし、妻だけではなくまだ9歳の息子スティーブもそれに反発します。「サンタなんていないんだ。恥ずかしいからそんなこと言わないでよ。」そう叫ぶ息子にハワードは傷つきます。が、なんとしても愛する息子にサンタが存在することを証明したいハワードは、スティーブを連れて、サンタ探しに出かけます・・・。

昨日開幕したばかりで、私が観たのは本番の2回目。全部で13公演(東京では)ありますので、まだ微調整がこれからなされるかもしれませんね。けれど、よくまとまっていました。一言でいえば実にハートフル。これは、役者勝村政信さんの持つ個性が役柄を越えてにじみ出ていたからではないかと思います。

最後は、あちらこちらからすすり泣きの声が聞こえてきました。愛器の双眼鏡で役者さんたちの表情をいつものように追っていましたが、勝村さんのあのりすを思わせるかわいらしいお顔が、目が涙でうるみ、鼻も赤くなってはいるものの、最後の瞬間、とても精悍に見えました。いやあ、よかったです!!!

今回、勝村さんより川平慈英さんが出演されるので観にいったようなものでしたが、勝村さんの温かい演技に胸を打たれて帰ってきました。あんな優しいお父さんがほしいと心の底から思いました。しかも、勝村さん、お若い!さきほど調べたら47歳ということでした。うーーーん、10歳くらいはお若く見える。素敵です。カーテンコールのときも妙にお茶目で。思わず、ひとり「ブラボー」って叫んでしまったではないですか。

とはいえ、すべてが満足というわけではありませんでした;;まあ、すべて満足な作品てめったにないわけですが。(私にとっては SPRING AWAKENING!!!)気になったことがいくつかありました。

川平さんはさまざまなキャラクターを演じてらっしゃいましたが、結構濃いキャラが多くて、途中からお腹いっぱいになってきました;;しかし、肩に力の入っていない演技は観ていても楽は楽でした。最後のほうのウェイトレス役は最高にキュートでしたし。これは絶対お見逃しないように♪ けど、1番最後の川平さんの演技が、やっぱり1番お似合いでよかった。穏やかにみなを見守る目。何度か鼻歌のような感じでの川平さんの歌声も聞くことができ、嬉しかったです。

草刈さんの演技も、なかなかよかったです。姿勢もとても美しくて、立っていらっしゃるだけでかっこいい♪ ただ、声質がもともと重たい感じだと思いますが、場面によってちょっと聞きずらかったかな。。。

1番気になったのは、小惑星が衝突するかもしれないという設定です。この設定が今ひとつ作品にかみ合っていないように思えました。この設定がなくてもよい作品だったようにも思えました。うーーん、恐らく、小惑星によって人類が滅亡するかもしれないという設定の意図は、「天文学者という科学者でもあるのに、何もできない自分に落ち込むハワード。感じるのは無力感。そうした状況で、自分でも気付かないうちにハワードは何かに救いを求めるようになっていた。だが、それは9・11で感じた傲慢な神(宗教)ではなく、子どもたちに夢と希望を与えてくれるサンタだった、サンタでなければならなかった・・・。」という意味づけだったかと思うのですが、今ひとつ弱かったです。

風間俊介さんは、いい役者さんですね! 私、知らなかったのですがジャニーズJr.のメンバーだとか。9歳の少年の役でしたが、声も素敵で本当に9歳くらいの男の子に見えました。実際には27歳ということですが、勝村さんの実年齢以上に驚きました。最後のシーン、風間さんのうるんだ瞳にもじーんとしました。

また、舞台美術も見事でした。冬の夜空を見上げ星を探す場面が何度か出てくるのですが、舞台を囲むスクリーンに幻想的なパターンがうつしだされます。それが非常に美しい。そして、最初から最後まで登場するキュービックの箱たち。それらが、ときには積み重ねられ、ときには崩されて物語が進行していきます。それらの箱たちがうまく使われていましたね。(ダニエル・ラドクリフの "エクオス”を思い出しました。懐かしい。)

最後に、この作品のオフィシャルサイトに原作のリー・カルチェイムからのメッセージがあるので、そのhttpを下に紹介いたします。是非、お読みください。どういう気持ちからこの作品が生まれたかがよくわかりました。このメッセージにもじーんとしたのでした。

”ビリーバー”オフィシャルサイトの作者の言葉!

追記! そうです、書き忘れていましたが、この作品で1番残念だったこと、上演時期。これがクリスマスシーズンの上演であったら、もっともっと話題になったのではないでしょうか。それが惜しい!(9月5日記す)
2010-09-03

今週末の予定  ~ビリーバー~

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今週末、久しぶりの観劇。 8月は結局行きませんでしたので;; ”XDAY”以来。

本日、9月3日に開幕したばかり! 

川平慈英さん見たさではありますが、主演の勝村政信さんも個人的に好感度高い役者さんですし、完璧な肉体をお持ちの草刈民代さんも出演されているので、楽しみであります。

ちらしによると、『サンタクロースを信じる男とその妻、息子等の悲しくも心温まるお話。』だそうです。

わくわく♪

ビリーバー 世田谷パブリックシアターにて 9月3日から12日まで
2010-09-03

高校生の熱い夏   ~未来へ~

日テレの『第30回全国高等学校クイズ選手権』、思わずみてしまいました。昨年もみて、出演している高校生の超ハイレベルな地の競演にただただ呆然としていたのですが、今回もすごかった!

みないい顔していましたね。

見所は、決勝戦の「私立」対「公立」という構図でもあったのではないでしょうか。

でも思いました。このくらい優秀だと、学校なんて関係ないと。学校はただの枠組でしかない。優秀な子はどの学校に行っても自分で結果を出す。はあ。本当に素晴らしい。全国大会に残ってくる子たちは小手先の勉強ができるわけではないです。いわゆる地頭がいい、ということでしょう。

人間、努力すればなんでもできるといいますが、私は違うと思います。努力してもできないこともある。生まれ持った才能は人によってちがう。努力ですべてが解決するわけではない。

今日みた高校生たちは、賢いという才能を持っている。その才能をまっすぐまっすぐ、自分たちの信じる未来に向かって伸ばしていってほしい。

そして、それはすべての子どもにもそうしてほしい。それぞれが持つそれぞれの才能をうまく活かして進んでいってほしい。それがひいては社会のためにもなるのではないでしょうか。

しかし・・・我が家の子ザル軍団の才能はなんでありましょう? よく食べる? まあ、よしとしましょう。
(故郷の母校も地方大会では優勝したらしいのでびっくり。いつか全国大会にも出られる日がくるでしょうか? 甲子園にも出てほしいけれど、なかなか・・・。)


2010-09-02

言論の自由を死守せねば。  ~”アメリカから〈自由〉が消える”~

アメリカから<自由>が消える (扶桑社新書)アメリカから<自由>が消える (扶桑社新書)
(2010/03/30)
堤 未果



この本を読みました。できれば多くの方に読んでもらいたい。

自由であるはずのアメリカで起きている、ある真実。

9.11以来急激に変わっていったアメリカの内部が、実例をいろいろ取り上げて説明されています。

写真の帯にありますが、プリンストン大学の教授は授業でアメリカの憲法について話したということで、突然危険人物として飛行機に搭乗できなくなってしまいました。またテロに関係する人物と同姓同名の幼い子が危険人物としてリストアップされたり。私なんて、同姓同名が何人いるかわからないようなよくある名前なので、絶対なにかひっかかりそう。

テロへの恐怖から次々に可決されていく法案。国家の安全のためには盗聴も許されるというのが、今のアメリカだといいます。

これを読んだあとで、「大げさだ。本当にこんなことがアメリカで起こっているはずがない。」と思われるかたもいらっしゃるでしょう。

けれど、私はこの本に書かれていることは事実だという気がしてなりません。アメリカの国民ですら知らされていない、うまく政府からごまかされている状態。ましてや、日本人にはわかるはずがない・・・。

しかし、堤さんもちらっと書かれていました。「日本でも同じことが起こっている。」と。外国人参政権を筆頭に、国民が知らないところで、何かが起ころうとしているような・・・。

言論の自由は、何としても守りたい。恐怖に支配されたあとでは、私たちは思っていることを口に出すこともできなくなる。そんなことのないように、私たちひとりひとりが、時の権力者・政府を注意深く見ていかねばならない。そう、感じさせられました。
2010-09-01

夏が終わり・・・   ~数字で感じる秋の訪れ~

BROADWAY にも秋の訪れ・・・。

8月23日から8月29日までの1週間のBROADWAY上演作品の売り上げや客席の集客率の集計が出ました。
先週と比較すると、軒並みマイナスのところがほとんどです。

《作品名》     今週の集客率 先週の集客率 先週との差(集客率)

A LITTLE NIGHT MUSIC   94.6%  88.6%  6.0%

AMERICAN IDIOT   56.5%  64.1%  -7.6%

BILLY ELLIOT: THE MUSICAL   93.0%  95.7%  -2.7%

CHICAGO    73.2%  79.3%  -6.1%

COME FLY AWAY   68.8%  70.2%  -1.4%

FELA!    72.0%  77.4%  -5.4%

IN THE HEIGHTS   70.5%  78.7%  -8.2%

JERSEY BOYS   98.7%  98.2%  0.5%

LA CAGE AUX FOLLES   77.4%  79.0%  -1.6%

MAMMA MIA!    79.0%  85.0%  -6.0%

MARY POPPINS   78.0%  88.9%  -10.9%

MEMPHIS    79.7%  81.7%  -2.0%

MILLION DOLLAR QUARTET   55.5%  58.0%  -2.5%

NEXT TO NORMAL   78.2%  79.4%  -1.2%

PROMISES, PROMISES   79.8%  78.0%  1.8%

ROCK OF AGES    79.8%  80.8%  -1.0%

THE ADDAMS FAMILY   70.8%  85.7%  -14.9%

THE LION KING   96.6%  100.1%  -3.5%

THE PHANTOM OF THE OPERA   76.8%  83.4%  -6.6%

WEST SIDE STORY   70.2%  73.5%  -3.3%

WICKED   100.0%  100.0%   0.0%

ご覧の通り、先週よりも集客率が下がらなかったのは、A LITTLE NIGHT MUSIC  、JERSEY BOYS 、 PROMISES, PROMISES 、WICKED のみ。

しかし、夏休みが終わるこのシーズンは毎年軒並み集客率が下がるのが普通。ですから、この数字を見ても特にショックは受けていません。

興味深かったのは、MARY POPPINS  と THE ADDAMS FAMILY の2作品。それぞれ -10.9%と -14.9% と、下げ率が突出して大きいです。どちらも数週間前は集客率90%を超えていたはず。お子さん向けの要素が強い作品は特に秋の始まりとともにお客さんの数が減る傾向にあるのではないでしょうか。

しかし、すごいのは THE LION KING 。先週よりやや下がったものの、なお集客は96.6%! 先週は100%を超えていました。この作品は、 シンバが苦労した様子も出てこないし、悩んで悩んでという場面もなく、物語がイージーすぎてストーリーはどうしても好きになれません。けれど、歌や衣装や、セットや演出は本当に素晴らしいの一言。とびきりのエンターテイメント。さすがのパワーです。


A LITTLE NIGHT MUSICも健闘しています。集客率の上昇率はトップ。集客率は94.6%。  新キャストの演技が評価されいるのが要因でしょうか。

頑張ってほしいのは AMERICAN IDIOT 。でも、SPRING AWAKENINGと同じで、広く万人受けする作品ではないのかもしれません。例え、どんなによい作品でも、テーマや表現の仕方によっては、観ようとする人が限られることもありますから。
  
それにしても・・・秋の訪れ・・・なんとなく寂しいです。まだまだ日本は暑いですが。

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に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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