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2009-01-13

リクエスト、しなければ、だめですね、やはり。 ~インフルエンザの検査~

インフルエンザの予防接種、必ず毎年家族全員で受けます。が、日本でも毎年だれかかれかインフルエンザにかかってしまう、インフルエンザ体質(そんなのないって!)の我が家。けれど、ここアメリカにきてからの3年半、だれもかかったことはなかったのです!上の子ども達のぜんそくもおさまっているし、NY郊外、リスやウサギやスカンクやアライグマやシカ、ときにはコヨーテまで見るという緑多い地域に住むおかげだなあと感謝しています。

が、この週末、末娘が突然発熱。解熱剤飲ませてからはしばらくおさまっていたので、SPRING AWAKENINGにもレンチャンで行ったわけです。が、日曜夜、帰宅したらまた39.3度。翌朝の今日、月曜にかかりつけのお医者さんに行ったら「気管支炎」と。「インフルエンザではないでしょうか」と聞きましたが「違うでしょう。」と。確かに咳もしています。痰も出ています。処方された抗生物質を飲ませ、解熱剤を飲ませ。。。 けれど、数時間するとカーンと熱が上がる。ピピピとゲゲゲの鬼太郎の髪の毛のように私のアンテナも反応。

しかも、偶然娘と同じ学校にお子さんを通わせていらっしゃる方から電話。それで、その方のお子さんがインフルエンザなんだと聞き、ますますアンテナがピピピ。けれど、その方も、最初の病院ではインフルエンザではないだろうと言われたとのこと。けれど、熱が上がるので別の病院へ。が、そこでも、自分からリクエストしてやっとお子さんにインフルエンザのテストをしてもらったそう。そして結果は陽性。でも、最初、ドクターは、じゃあ、解熱剤飲ませて、というだけだったようです。「タミフルは出ないのですか」と聞いたら「飲む?じゃあ、出してあげるよ。」ということになったそうです。で、タミフルを飲ませたら効果があったということでした。

それを聞いて、娘も別の病院に連れて行こうか悩んだのですが、上の子らの習い事の先生がみえたりで、あっという間に夜になってしまいました。が、39.9度に体温があがり、目も充血していて、ぐったりしているので、やっぱり夜間にやっている病院に連れていこうと。

けれど、そこでも、やっぱり最初は「インフルエンザはもっと具合が悪そうにみえる。娘さんはそういうふうには見えない。」と。で、こちらからリクエストして検査をしてもらい待つこと10分(くらい)。ドアがあいてドクターが入ってきました。びっくりマークが張り付いた表情で! 「陽性でした?」と聞いたら「そうだった!」といって、ぺこりとお辞儀を。(おちゃめなドクターでした!) 「この場合、薬を処方できる。けれど、この薬はウィルスを殺すわけではない。ただ、症状が出る期間を短くしてくれるだけ。また、副作用もある。頭痛、幻覚、吐き気など。また、今年のアメリカのインフルエンザの大部分ではこの薬はきかないと報告されている。以上を踏まえて薬をつかうかどうかは、あなたがたの判断です。」

幸運にも、日中の電話で知り合いのお子さんにはタミフルが効いたと聞いていたので、飲ませることに。夜中にも処方してくれる薬局を探してタミフルを取りにいってくれた夫が輝いて見えました。(当たり前と言えば当たり前ですが。)

それで、真夜中タミフルと解熱剤飲ませたところ・・・。午前5時過ぎには熱が下がり、午後2時現在も熱は上がっていません。(午後1時にも2回目タミフル飲ませました。)

日本では確か、今、子どもにタミフルを使うのは禁止されているのではなかったでしょうか? 幻覚などの副作用が子どもには起こりやすいのですよね。なので、今回も日本にいたらタミフルを飲ませることはなかったと思います。アメリカにいるから飲ませたわけです・・・。そして、あと4日間飲ませつづけなければなりません。今は落ち着いていますが、副作用がおこらないか、どきどきしながら飲ませることになりそうです。

今回感じたのが、日本の病院と違って、こちらではちゃんとなんでもリクエストしないといけないということです。日本の病院では言わなくても、「インフルエンザかどうか確かめましょう」などと言ってもらえた記憶があります。けれど、医療保険のシステムも全く違うし、検査(各種)は本当に最後の最後までしないところなので(私の経験では。健康診断でも胃のX線検査もしないことがほとんど。自覚症状がなければしないそうです。でも、がんだったら自覚症状が出てからでは遅いと思うのですが。)、必要と自分達が感じるなら、反対されても強く訴えて、検査や治療をおこなってもらうことが大切です。

今のところ元気を回復しつつある娘。お気に入りのくまをおんぶ。

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注:この記事は決してタミフルの使用をすすめているものではありません。ただ、我が家での出来事と自分の感想などを綴ったものです。

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に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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