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2008-11-30

SPRING AWAKENING観劇 (16)  ~嬉しい会話&ちょっと心配なこと~

サンクスギビングの4連休最後の日曜です! 午後2時からのSPRING AWAKENINGマチネに行ってきました。今朝は朝から寒くて、うっすら雪も積もっていたほど。次第に雨にかわったのですが、寒さに耐え切れず、今日はグランドセントラルから地下鉄を使って劇場に行きました。お天気は悪いし、お客さんの入りはどうかなと心配だったのですが、大丈夫! 長蛇の列が出来ていました!

blog 360 13  劇場前が混雑。後ろに回ると。。。

blog 364 14   長い列・・・。

以前は列に並ぶのが面倒だと思っていましたが、列ができるくらいにお客さんが来てくれる状況というのはやはりいいですよね。観るほうも観客席が埋まっているほうが気分も盛り上がります。トイレが混んでいたって、劇場がすかすかより全然いいです!

で、肝心の舞台。今日は代役がふたつたっていました。

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アーネストが ZACK REINER-HARRIS、
マーサを ERYN MURMAN。

アーネスト役は長身で端正な顔立ちのBLAKE DANIELが、いつも両肩をちょっとあげて、かわいらしい動作で笑い(微笑み?)を誘います。ZACKがどんなアーネストを見せてくれるか気になります。MATTのハンシェンの大事な相手役ですし~。

マーサの代役のERYNは先週も出ていました。歌にパンチはないものの、もの静かな雰囲気がいい感じでした。さあ、今日もどうかな?




最初のウェンドラの歌、MAMA WHO BORE ME が、始まったとたん、「!」と、先週23日の舞台のことを思い出しました。23日の舞台で、2幕目、ウェンドラが WHISPERING を歌っている最中、珍しく、ウェンドラ役のALEXANDRA SOCHAが歌う前に、咳払いを繰り返したんです。もちろん、表情も変えず、正面を見据えながら。のどの調子が悪いのかな?と気になっていたのですが、それまでも特に気にならなかったですし、そのときもさほど変調があるようには感じられませんでした。

けれど、今日は第一声から「声がおかしいな」と感じさせられました。多少ボリュームも弱かったですし、高い音が出にくいようでした。が、そこはプロです!! ちゃんと乗り切って歌ってくれました! 歌う時に、ちゃんとお腹から声が出ているので、曲の後半、ぐぐっとくるところは、しっかり声が出ていました! あっぱれ! しかも、いつものように、純粋で可憐なウェンドラの演技は今日も見事に観客をひきつけてくれました。18歳になったのALEXANDRA SOCHA。けれど、舞台の上では14歳の少女にしか見えません。(18歳と14歳って、あんまり違いはないでしょうか? もう随分昔のことで自分のことは忘れてしまいました。でも、大学生と中学生の差だから、やはり違いますよね、きっと?) 

顔立ちだけでいったら、ANNA役のEMILY KINNEYのほうが華やかなんですが、このALEXを見ると、いつも「大草原の小さな家」の世界を思い出してしまいます。ローラ・インガルス役も似合いそうと思ってしまいます。(「大草原の小さな家」といえば、SPRING AWAKENINGのオリジナルキャスト、JONATHAN GROFFのメルキオールを見たときには、ローラたちのパパを思い出しました。ああ、このメルキオールは大人になったら、ローラたちのパパみたいになるんだろうな、と。今は亡きあの素敵なマイケル・ランドン。大好きでした!くしゅくしゅした髪の毛がそう感じさせたのかもしれないです。)

そして、このウェンドラの歌を聞いてちょっと心配になったのが、メルキオール,HUNTER PARRISH。メルキオールとウェンドラは劇中キスをするので、どちらかが風邪をひいたらうつるのではないか、だからHUNTERも風邪をひいているかも…と変に心配に。でも、一幕目は大丈夫でした。が、2幕目。やはり、LEFT BEHIND はちょっと苦しそうでした。高音が続く曲なので、いつもは全然平気なのに、今日はきつそうでした。でも、HUNTERもぐっと乗り切って、さすが!

それにしても、HUNTERは私の中での北島マヤです。意味不明でしょうか。いやあ、本当に毎回この人の演技には脱帽させられるのです。むろん、このメルキオールという役柄がぴったりフィットしているからで、違う役だったらどうかという疑問はあります。が、映画 「FREEDOM WRITERS」 での気弱な少年役、ドラマ「WEED」(DVDを買って見はじめました。)の流されやすいティーンの役。それぞれ見事に演じています。またこうして毎回舞台を観にきても、この人の演技から本当に目が離せない自分がいます。表情がくるくるよく変わるし、その度に少年メルキオールの気持ちがこちらにもひしひし伝わってきます。

今回印象に残った表情は、メルキオールがモーリッツをからかうときの表情。メルキオールのお母さんが、メルキオールとモーリッツが部屋で話しているところに、お茶を持ってきます。そのときに、メルキオールはわざとお母さんに「モーリッツは一晩中本を読んで眠れなかったんだって。」と。モーリッツは前の日にメルキオールに書いてもらった、性の仕組みについてのエッセイを読んでいて眠れなかったのですが、メルキオールにからかわれて必死に、「ギリシア語の活用についてなんです。」と言いつくろいます。その友人のどぎまぎした様子を見るメルキオールのくりくりしたいたずらっ子のような目のきらきらしていることといったら! HUNTER、本当におかしい様子で、今にもふきだしそうになっているんです。(でも、けっして意地悪なからかいかたではないのです。モーリッツも全く怒っていません。) 

それに、ほしくさ小屋での、ウェンドラとのシーン。・・・・・必死にすがるようにウェンドラを見るメルキオールの真剣なまなざしに、悲しくなってきます。

さて、今日のアーネストはどうだったでしょう? かわいい雰囲気は出ていました。ただ、ハンシェンとの2幕目のシーン、残念だったのが、THE WORD OF YOUR BODY(REPRISE)の途中、アーネストがおびえたような表情をハンシェンにする部分がありますが、それが弱すぎました。ほとんどのお客さんが気づいていませんでした。残念! ZACKくん、今度アーネストをするときには頑張ってね、と心の中でエール。

MATTのハンシェンは相変わらず、BEAUTIFUL! 立ち姿だけでもう充分。いえいえ、もちろん演技も歌もよかったです。声がとてもきれい。いつ、聞いても。

そして、今日1番うれしかったこと、隣のお客さんとの会話です!

「なぜ、こんなにいい作品なのに1月で終わっちゃうの? レビューもいいのになぜ? 」


少し年配のご夫婦の奥さんのほうが、幕間に話しかけてきてくれました。こうやって、惜しまれてCLOSINGを迎えられるんだな、SPRING AWAKENINGは・・・。やっぱりいいタイミングのCLOSINGなんだなと、じーんとしてしまいました。 「歌も踊りも好きだわ~。」とおっしゃった奥さん。いい人だなあと単純に喜ぶ私。m&mをご主人と仲よさそうに食べていらした姿もほほえましかったです。(日本だったらおせんべいってところでしょうか。)

ウェンドラもメルキオールも早く風邪がなおりますように。皆さんもお気をつけくださいね!

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2008-11-29

PRAYER FOR MY ENEMY 観劇記  ~JONATHAN GROFF!~

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SPRING AWAKENINGで、主演していたJONATHAN GROFFのお芝居、 PRAYER FOR MY ENEMY を観てきました。

JON、頑張っていました。ミュージカルではなくストレートプレイなので、役者さんの演技力だけがものをいう舞台。本当に頑張っていました。それだけで充分…というと失礼でしょうか。

blog 359 12broadwayworld.comより broadwayworld.comはこちら



作品は脚本がちょっと複雑で、私の英語力のなさもあり、理解するのがかなり難しいところがありました。この作品は去年発表された新しい作品とのこと。去年別の場所、別の役者さんで上演されたときのレビューを読んでみたら、やはり、簡単にすっと観れるものではなかったようです。

JONATHAN GROFFが演じる青年、ビリーは、イラク駐留に出発する直前、偶然子どもの頃仲のよかったタッド(ZACHARY BOOTH)と偶然再会します。喜ぶふたり。ビリーはタッドを自宅に招待します。そこでタッドはビリーの妹マリアンヌとも再会、ふたりはひかれあいます。そしてビリーは出発。
そして翌年ビリーはもどってきますが…。

ビリーの家族はいろいろな問題を抱えています。かつてベトナムに従軍した経験のある父親はアルコール中毒で自分勝手。母親は無力。妹はバツイチで、自閉症の息子がいます。そんな家族を残してイラクに行くのが不安だったビリーは、再会したタッドが自分の家族(というか妹)をケアしてくれるように望んだのかもしれません。けれど、タッドも麻薬とお酒におぼれた若者。更に、ビリーとタッドはどこか心の奥底で互いにひかれあうおのれを見出していたのでした。

こうしたビリーの家族の話とは何の関係もない、ドロレスという都会が嫌いな女性のモノローグがところどころ入ります。この女性の存在が物語をより複雑にしていました。最後の最後にこのドロレスはびりーの家族と結びつくのですが…。

しかし、アメリカのどこにでもある家族のダークな面の実態というか、ひょっとしたらここに提示されたうちのどれか,あるいはいくつかはどの家庭にも潜んでいるのではないかと感じさせられました。難しくても、観る価値は充分ありました!!

役者さんたちは、トニー賞などいろいろ受賞してきた方たちで、安定した力量を発揮してくださっていました。特に、タッド役のZACHARY BOOTH、きれいな顔立ちのいい役者さんでした。だらしない、うらぶれた雰囲気がぴったり。けれど、びしっとした役をやらせても似合いそうな、精悍なイメージが見え隠れしていました。マリアンヌ役のCASSIE BECKも、際立った美人というわけではないですが、若いのにどこかで人生をあきらめている、だけど出来る限りはがんばっていこうと毎日を戦う女性をリアルに演じていました。ドロレス役のVICTORIA CLARKは、笑顔がチャーミングでした。おいくつかわかりませんが、私も将来ああいうふうになりたいものだと思いました。

JONは、どうしてもSPRING AWAKENINGのメルキオールの溌剌とした怖いもの知らずのイメージがあるのですが、こういう弱い部分を見せる演技も新鮮でよかったです。髪型のせいでか、以前よりも幼くも見えました。涙を流す横顔がいとおしかったです。…でも、やっぱりJONの歌が聞きたかったです。実際には、1番最後、劇中人物がひとつの歌を一緒に歌うので、JONも歌っていました。が、ミュージカルの歌とはちがって、歌そのものを聞かせようとするのではなく、演出のひとつという感じでした。今度はJONのミュージカルが観たいなあと思います。けれど、こういう難しいストレートプレイにチャレンジした彼のナイストライに拍手をおくりたいです!(FARAGGUT NORTHに出演しているJOHNも頑張っていますし!)

11月14日からプレヴューが開始。オープニングは12月9日。12月21日まで。
416 west 42nd street Playwrights Horizon's にて。

2008-11-29

誤解されやすいSPRING AWAKENINGですが…

知っている方に「SPRING AWAKENING というミュージカルが面白い」と伝えると、「え、それなあに?」と答える方もあれば、「あー、去年のトニー賞とったやつでしょう」と嬉しい反応が返って来ることも。けれど、寂しいことに実際に観たことがあるという方は周りにいません~。(8月に一緒に観にいった友人は、日本に帰ってしまいました、くっすん。)

そして、以前の私もそうだったのですが、「観たことはないけど、確かSPRING AWAKENINGって、若者がガールフレンドを妊娠させちゃうやつでしょう。」といった、内容が過激な作品という認識を述べる方が多いです。BROADWAYのミュージカルを簡単に紹介してある記事を読んで、私も観る前は、同じ印象を持っていました。そして、不良の少年がガールフレンドを妊娠させて大変なことになっってしまったという内容の、なんだか根暗なミュージカルなんだろう…と勝手に思っていたのです。

ところが、観て驚きました。こんなにも笑えて、しかも純粋なお話だったとは! SAは切ない初恋のお話なのです。不良なんてでてきません。(どうしてこんな考えを持っていたのでしょうね?) 子どもから大人へ変わっていく途中の少年少女の揺れる心と身体を扱った、非常に美しいお話です。(内容・音楽・舞台美術全てにおいて。)しかも、本当におかしくて笑ってしまう場面も多く、いやな暗さは全くない作品なのです。

前に観にいった時、お隣のお客さんが1幕目が終わったあと、「これはとってもwildなミュージカルだね! 君のだんなさんにもそう教えなきゃね!」といたずらっぽく話しかけてきました。1幕目が始まる前に、夫に子どもを見てもらってる間にひとりで観劇に来ていると伝えたので、それを受けてのことでした。

が、舞台が終わった後、今度は「これはとってもsadな話だね。sadだ。本当にsadだ。」と。wildという言葉は、もう出てきませんでした。

wildといえる表現は、劇中に確かに出てきます。けれど、それはこの作品には必要な、納得のいく場面なのです。メルキオールとウェンドラ、モーリッツとイルサ・・・そしてハンシェンとアーネスト。それぞれのキャラクターの純粋な気持ちが観るものをひきつけ、あの少年少女時代にしか存在しない、甘くて切ない時間を思い出させてくれるのです。(もっとも、同年代の若者には、また別の受け止め方があると思います。ティーンの子らもたくさん観にきています。)

この作品を一言で形容するならば、ただただ、美しい… だと思います。美しい…というと、以前のどこかの総理大臣がお得意のフレーズだったように記憶しますが、この言葉にはものすごく素晴らしい意味あいがこめられていると感じます。単に視覚で感じられるものだけが輝いているのならば「きれい」だった、で終わるかもしれません。けれど、目で見えるもの、耳で聞こえるもののほかに、肌で感じるもの、心で感じるものにも光りがある…観終わって何日過ぎても、その舞台の魅力にとらわれてしまっている自分に気がつく…。それはどうして? やっぱり、美しかったから、とだけしか言えません。そして、あの美しさにもういちど自分も加わりたい.…。だからこそ、つい何度も劇場に足を運んでしまう…。舞台からあふれる美しさで、劇場内の空間が満たされる作品が、SPRING AWAKENINGなのです!

ところで、さっきの話の続きなのですが・・・。 隣のお客さんが「本当にsadだね。」というので、「そう。だからこそ好きなんです。」と私は答えました。sadだからこそ、美しいというか、深く心に残るとも思うので。すると彼は首を振りました。「だめだよ。現実の生活にはただでさえ、たくさんsadなことがあるんだから!」

そして それからひと月して、SAのCLOSINGが発表されたのです。彼の言うとおり、現実の世界には不況に関連してsadな出来事が次々おこっています。そんな中、人々がBROADWAYに求めるのは、
HAPPINESSだけになっているのでしょうか? (この経済危機、各国が協力して乗り切れると私は信じています!)

今日午後は、待ちに待った、JONATHAN GROFFのストレートプレイ、「PLAYER FOR MY ENEMY」に行ってきます!blog 252 13
2008-11-28

ハンシェン、ウーーーーーーーーーーーーッ。 ~そんなに?~

SAを観ている途中、毎回、「えー、どうして? そんなに? 」と、ガールズにつっこみを入れたくなるシーンがあります! とってもかわいいシーンなのですが、ハンシェンファンとしては、ちょっと複雑なものも…。

1幕の後半、ガールズらの学校からの帰り道のシーンです。
アナ  「近道する?」
テア  「だめよ。橋を通ろうよ!」
ウェンドラ  「えー、2時間もメディシンボール(運動用の革張りの大きなボール)を持って行進したあと なのに?」
テア  「ねー、いいでしょう~。」
アナ  「誰かさんが見たがってるわ~。メルキオール・ガボールがいかだを出してないかって!」
テア  「一番遅かった子はハンシェンと手をつながなきゃだめだからねっ!」

で、ここでガールズみんなそろって、顔をしかめて

ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

て、駆け出すんです。つまり、ハンシェン,嫌われ者っていうわけですね。でも、このガールズたちの無邪気な場面でつい、「そこまでハンシェン嫌わなくても…」と心の中で呟いてしまいます。そんなにハンシェンと手をつなぐのが嫌だなんて、ハンシェンかわいそう~。

でも、実は1891年にFRANK WEDEKINDによって書かれた原作では、ハンシェンはとても優しい少年なのです。ハンシェンとメルキオールだけがモーリッツに親切な設定でした。でも、優しい優等生のハンシェンより、自己中心的なハンシェンのほうが魅力的な気がします。ガールズのうち、ひとりくらいハンシェンファンはいないのでしょうか。(隠れファンでもいいのですけれど。)うーん、いなさそう。

あさって、日曜日にまたこのウーーーーッのシーン、観てきます。…ハンシェンがガールズのこの会話を耳にしたら、むっとするでしょうねえ。などと想像すると面白いです。

Spring AwakeningSpring Awakening
(2007/09)
Steven Sater

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blog 355 11 上は、SPRING AWAKENING のシナリオ本。その中に、コスチュームデザインが載っていました。素敵! 左上がハンシェン。髪がブロンドっぽいです。ハンシェンのオリジナルキャスト、JONATHAN B. WRIGHTのイメージでしょうか。

Costume Sketches by Susan Hilferty
2008-11-28

GOSSIP GIRL ~MATTの役について~

セレブな高校生たちが繰り広げる華麗な社交生活、恋愛模様、そして家族のつながり…。ドラマで主人公らが身につけているものが、ブームになるほど影響力のあるドラマ、GOSSIP GIRL。実際、先週もFINANCIAL TIMESという経済紙にも、このドラマである俳優さん(男性)がつけていた水玉ファッションがすごい売れ行きだと書いてあるのを読みました~。

そして、10月23日のエピソードで、MATT DOYLEも姿を見せました。私自身は全くこのドラマを見たことがないですし、原作本も読んだことがありません。なので、MATTがどいういう役で出演していたのか知りませんでした、昨日まで。それまではYOU TUBE(昨日のブログにpostしましたが…)で出演しているところを見たものの、音声が悪くてほとんど聞き取れず、どんな状況で何を話しているのかさっぱり、でした。が、昨日、いろいろGOSSIP GIRLの番組サイトなどを見て調べてみました。

ら、MATTはジョナサン(JONATHAN)という、主人公セレナのお兄さんエリックのボーイフレンドという役だと判明。それを知り、ちょっと複雑な気持ちになりました。

SPRING AWAKENINGでMATTが演じるハンシェンもゲイの少年の役。そして、このJONATHANという役も…。ゲイの役がどうのこうのというのではありません。そうではなく、MATTの役者としての需要が,いつも同じになってしまわないといいなあと思ったのです。

けれど、ハンシェンの場合、高慢で自己中心的な性格をしていて、クラスメートのアーネストをうまく誘惑するという、ちょっと嫌なやつっぽい役。けれど、どうやらGOSSIP GIRLのジョナサンはもっとキュートな男の子のようです。なので、ハンシェンとジョナサン、結構ちがうタイプのようです。

また、ジョナサンが出てきたのは、ほんのわずかなシーンだったのですが、番組の後「エリックとジョナサンのカップルがとってもキュートでよかった。これからも二人を出して~」というような声が寄せられたようです。「あのふたりのカップルをどう呼んだらいいか?」という問いかけにもたくさんの反応が寄せられ、「JORIC」や「JERIC」という声が多かったようです。(JONATHANとERICだから、ですね。)

という反響のせいなのか、初めからそういう予定だったのかはしりませんが、またジョナサンが番組に登場するらしいです。なんにせよ、MATTが認められるのは嬉しいことではあります。(余談ですが、MATTとともにSAでメルキオールの代役をつとめる,JESSE SWENSONも春頃、GOSSIP GIRLに出演していたらしいです。)

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2008-11-27

今一番面白いものは?    ~BROADWAYの厳しさも・・・~

blog 353 12

今日はサンクスギビング。明日の金曜日もお休みにすると4連休。旅行に行く人も多いですが、親戚が集まって、みんなでターキーやパンプキンパイを食べて楽しく過ごすおうちも多いですね。さっきも、ご近所を通ったら、車がびっしり道路に横付けされているおうちがいくつもありました!お店もお休みか、午後からは閉まっているところが多いです。日本でいえばお正月のような感じのアメリカのサンクスギビング。我が家は、ターキーも食べず、だらだらしておりますが~。

サンクスギビング・・・には、家族をテーマにしたお芝居もいいな…と思っていたら、WALL STREET JOURNALの劇評が目に留まりました。

"Dividing the Estate" is the best show now playing on Broadway, give or take ”Gypsy”


「Gypsy」をのぞけば、「Dividing the Estate」が今のBROADWAYの上演作品の中で1番面白い、というコメント。(いやあ、SPRING AWAKENING やBILLY ELLIOT もいいでしょう、記事を書いたTERRYさん!)

母親の財産をずっと頼って生きてきた子どもら(子どもといっても、とっくに成人しています。)、彼らはもう自分の力でどうやって生きていけばいいかわからなくなってしまっていた…という内容のコメディー。実は、10月はじめくらいに案内が来ていて、安く買える期間にチケットを買おうと思っていた作品です。なんだか面白そう、と思っていたのですが、やはりこの劇評を読んだら観たくなってしまいました。安くチケットが買える期間は過ぎてしまったので、tktsを利用してみようかな、と思います。1月4日まで 45THの BOOTH THATREにて。

そして、ちょうどこの「Dividing the Estate」の案内が送られてきた頃、ほぼ同時に送られてきた別の作品がありました。「American Buffalo」 映画「The Sixth Sense」や「A.I.」、「Pay It Forward」などで活躍した名子役、HALEY JOEL OSMENTが出演するお芝居。有名人が出ているものは見に行こうというミーハーな私なのですが、まあ、そのうち…と思って油断していたのです。そしたら、同じWALL STREET …の劇評にて驚きの事実が判明。結局、お客さんの入りが悪くて、オープニングから1週間の先週の日曜日で終わってしまったのだそうです! しかし、劇評には

Too bad. This isn't a perfect production, but it's worthy and difinitely ought to be seen.

残念だ。完璧な作品とまではいえないが、いい作品だ。絶対観てもらうべき作品だ…と。

ああ、本当にいい作品だったのではないかと思います。もったいないです。やっぱり今の経済状況が影響しているのでしょうか。オープニングの前のプレヴュー期間も入れるとおそらく約4週間ほどの上演だったのでしょうか。役者さんをはじめ、スタッフの方皆さんにとって、非常につらいCLOSINGの決断だったことでしょう。でも、おひとりおひとり、またがんばっていってほしいです。

blog 352 12 AMERICAN BUFFALO の HALEY JOEL OSMENT

THE WALL STREET JOURNALより

2008-11-27

ヨウツベ、サマサマ。 ~YOU TUBEの 中の SAワールド~





MATTは ブログで、自分の思っていることなどを書いて表現してくれます。しかし、他にも現代っ子らしい表現方法でファンにサービスしてくれる役者さんもいます!

例えば、アーネスト役のBLAKE DANIELが撮影したと思われる映像(上)や、モーリッツ役のGERALD CANONICOが撮影した映像(下)などで、キャストの普段の顔や舞台裏での様子が垣間見えたりします。

他にもYOU TUBEには、SAに関するうれしい映像がいっぱい。9月のBROADWAYのイベントで、公道で歌うため、TOTALLY FUCKEDを TOTALLY STUCKに変えて歌うキャストメンバーたちとか。

そして何より、10月23日にオンエアされた、人気ドラマGOSSIP GIRLに出演したMATTの映像も。
 


いやあ、ヨウツベって本当に面白いですねえ。それでは、また。
2008-11-26

MATTCHIOR  ~MATTの願い~

mattchior 白黒 80

MATTCHIOR。

SPRING AWAKENINGでハンシェンを演じるMATT DOYLEが、代役で主役メルキオール(MELCHIOR)を演じるとき、ファンは愛情をこめて MATTCHIORと呼びます。

MATTCHIOR…。


1年9ヶ月前、初めてMATTがSPRING AWAKENINGの仲間に加わった時、まず要求されたのが、メルキオールの代役でした。それ以来、メルキオールという役はMATTにとってかけがえのない特別なものになりました。

けれど、更にMATTは、モーリッツをのぞく全てのボーイズの代役もつとめねばなりませんでした。オットー、ゲオルグ、アーネスト、ハンシェンといった個性が際立つ、それぞれ非常に重要な役をきちんと演じ分けねばなりません。あるときは、昼はゲオルグ、夜はハンシェンというように、短い間に頭を切り替えて、その役に集中するということも必要でした。その頃、MATTは、自分の仕事はとても大変だとブログに書いています。しかし、だからこそものすごく勉強になっているんだとも。

一方、メルキオールを演ずる機会はなかなか巡ってきませんでした。

AA12…。MATTはアンサンブルとしても頑張っていました。舞台上に設けられた客席に、あたかも普通のお客さんのように座り、番がくるといきなり立ち上がってマイク片手に歌いだすアンサンブル。そのときのMATTの座席はAA12と決まっていました。(現在はZACH REINER-HARRIS).AA12で歌いながら、時には、ゲオルグ、ハンシェン、オットー、アーネストの代役をつとめるMATT。ようやく、メルキオールを演じる機会にめぐまれたのは去年の夏のことでした。

2007年7月14日。MATTが初めてお客さんの前でメルキオールになった日。
しかし、不運にものど風邪をひいてしまい、得意な曲も満足のいく出来ではなかったMATT。マチネとソワレの間にお医者さんに来てもらいながらの初メルキール、初MATTCHIOR でした。

9月21日~23日。待ちに待った次のメルキオール役。しかし、あとで、演じていたとき手が震えていたとファンに指摘されて、自分では全く気がついていなかったと語ったMATT。無我夢中で舞台に立っていたのでしょうね。

11月6日~11日。なんと10日から、5年ぶりBROADWAYの劇場のスト。残念なことに、貴重なメルキオール役の機会が減ることに。

2008年2月23日。相手役のウェンドラを アンサンブル仲間のALEXANDRA SOCHA(現在のウェンドラ役)がつとめる。

8月7日~9日。9日のマチネにて、私もMATTCHIORを観ることができました。(そのときの感想は8月9日の記事にかいてあります。)

11月15日~16日。そして、これが先日観損ねてしまった痛恨のMATTCHIOR!

そして、そして、そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12月12日、16日、17日。 これが本当に最後のMATTCHIOR!


こうして数えてみると、MATTがメルキオールを演じたのは23回(12月分含む)ということになります。
1月18日のCLOSINGまでで888回の公演数。MATTがメルキオールを演じられたのはそのおよそ38分の1。決して少なくない数字に私には思えます。・・・でも、MATTにしたら、もっともっとメルキオールを演じてみたかったことでしょう。

おそらく、アンサンブルで一緒だったALEXANDRA SOCHAがこの5月にウェンドラ役で主演することに決まった時、MATTの胸中は複雑だったのではないでしょうか。4月22日から、正式にハンシェン役になった自分にはメルキオール役がまわってこない。勿論ハンシェン役にと声をかけてもらって、MATTはとても嬉しかったのは間違いありません。歌うだけで、演技や踊りを披露できないアンサンブルではなく、舞台の中央に立って注目を浴びる、しかもかなり印象に残る役です。

・・・ last Tuesday was my first official day as Hanschen. ・・・ Actually, it was a very emotional day for me. ・・・ To play a full time role in a show like Spring Awakening is an honor.

「火曜日が、ぼくのオフィシャルなハンシェンとして最初の日だった。とてもいろいろな思いの深い一日だった。SPRING AWAKENINGのような素晴らしい作品でフルタイムの役を演じることができる。それは本当に名誉なことだ。」 そして、「だからこそ、今まで45回以上もハンシェンの代役をつとめてきたけれど、火曜の夜、フルタイムのハンシェンとして劇場に行くというのは、すごく緊張することだった。」と続けています。そして、最後にこうも...

I am very passionate about the character.
Am I still very passionate about Melchior?
Absolutely, and I promise I will still be understudying this role.


この役(ハンシェン)を演じることに、とても情熱を感じる。
ぼくが今も、メルキオール役に情熱を感じているかって?
もちろん! これからもメルキオールの代役を続けるからね!

ハンシェンとメルキオール、この2つの役はMATTにとって、同じくらい大切なものなのではないかなと私は感じています。この12月のMATTCHIOR、だからこそ絶対観に行きたい。そして何より、MATTの心の奥底の究極の願いは、きっとフルタイムのメルキオールだったと思うから。。 

ああ、でも3日とも平日夜の公演!  ベイビーシッターさんを探さないといけないではないですかあ! どうしましょう! すでにあてにしていた2人のシッターさんから都合がつかないとの返事。うーーん、どうにかせねば…。とほほ。


2008-11-26

SA 観劇、200回って?

前から書こうと思って、いつも忘れていた話です。(大した話ではないということなんですが、どうしても忘れることができず、ふとした拍子に思い出すのです。で、今、また思い出しましたので書いています。)

ほとんどひとりでミュージカル・お芝居に行くので、たいていの場合、座席に着いたら黙ってplaybillをパラパラめくったり、劇場内を眺め回したりしています。が、ときどき、隣の座席のお客さんと話をしたりすることも。

9月のある日のこと、その日はSA 8度目くらいだったでしょうか。左隣のご夫婦が話しかけてきたので、「私は今日が8度目なんですけれど、これはとってもいいミュージカルですよ。」ということを話していたんです。するとだんなさんのほうがすごい驚かれて「えー、8回目! なら、君は劇場から特別に無料券もらえるんじゃないの?」「まさか。」  すると、通路にたっていた案内係の女性が「何度も繰り返して観に来る人がたくさんいますよ。」と私たちの話を聞いて、話しかけてきました。そして、

「200回観に来た人もいますよ!」

「えーーー、200回!?」

と同時にだんなさんと私は驚きの声を。そして、だんなさんのほうは、「じゃあ、その人は、何度も来てくれるから、特別にただでチケットをプレゼントしたんでしょう?」と。しかし、案内係りさんは
「いえ。もちろん彼女は全部お金を払って来ています。(She paid every time.) ちゃんとチケットをこの目で見ているから間違いないのよ。」と、きっぱり!

そこまできっぱり言われたら、だんなさんも返す言葉はもうありません。
「ほーーーー。」とだけ。 ...でも

200回・・・

といったら、1年の半分以上は通ってる?(単純に考えると。)しかも、チケット代、私のようにディスカウントで来ているとしても、65ドルとかします。STUDENT RUSHなら20ドルくらいではありますが。もし、フルでオーケストラ席だとしたら、120ドル×200=24000ドル! 200万円以上!!!!! 凄すぎます! 本当でしょうか! でも、桁外れのお金持ちもいる街ですし。案内係りの女性が嘘をつくいわれもないですし。 でも、時間もなければ、そんなに観にこれないですよね...。200回。もしかしたら、係りの人の勘違い? 別々の人を同じ人だと勘違いしているとか? でも、いちいちこのお客さん何度目、なんて数えてるはずはないですし。

200回。

でも、今となってはどんなにお金や時間があってもかなわぬ夢となりました。あと、全部観たとしても100回にもなりませぬ。1月18日まで、60数回残すのみ。(本当に200回観た人がいるとして)その女性はあと何回劇場に足を運ばれるのでしょうか。お会いしてみたいものです。、
2008-11-25

 A SPRING AWAKENING HOLIDAY CONCERT ~JOE'S PUBからのお知らせ~

JOE'S PUBより、次のお知らせが届きました。(JOE'S PUBはまだ行ったことがないのですが、聞くところによると矢野顕子さんもライブをされたことがある、E・ヴィレッジにある素敵なライブハウス。今年が開店10周年のようで、いろいろな企画が予定されているようです。)

A Spring Awakening Holiday Concert to Benefit SafePlace: Part of the Ghostlight Series

Upcoming Shows
Price: $25

* 11:30 PM - December 15

Show Description

Featuring the cast of the Broadway show Spring Awakening, including special guest/original cast member, Tony-Award nominee Jonathan Groff. The evening will feature all new arrangements by Spring Awakening vocal arranger Ann Marie Milazzo and is musically directed by Kimberly Grigsby

行きたい、行きたいです! しかし、月曜夜11時半とな。JONATHAN GROFFまで出演というのに。
ああ、12月15日夜、くしくも娘のホリデーコンサートもあり...。ああ。残念。けど、娘達のコンサートもきっと劣らず楽しいことでしょう。ね? 都合のつく方は是非行ってみてくださいね。よかったら様子も教えてくださいね。
2008-11-25

HUNTERの母、BROADWAYに。

blog 341 10

SAで主演するHUNTER PARRISHのお母さんが、1月からBROADWAYに登場します。
お母さんといっても、人気ドラマ「WEEDS」のなかでのことですけれど。

MARY-LOUISE PARKER。映画やドラマ、舞台で活躍する女優さんのようです。HUNTERがSAの仕事を引き受ける前に、後押ししてくれたのがこの「お母さん」だったそうです。HUNTERがさまざまな影響を受けと敬愛の念を抱く女優さんのお芝居、「HEDDA GABLER」。是非観に行こうと思います。
1月6日から AMERICAN AIRLINES THEATREにて。

blog 350 10 WEEDSでのHUNTERとMARY-LOUISE HUNTERの笑顔がまだあどけないです。

2008-11-24

MATTCHIOR、見逃したとは。一生の不覚なり。

とってもショックなことを発見してしまいました。

えー、先週のブログで、同時に今月16日と30日の2回分のSAのチケットを購入したら、間違いではないかと購入先のオンラインサイトから連絡があったと書いたと思います。2回分で間違いはなかったのですが、結局、16日のマチネ分をキャンセルしてしまったんです。(その日、ソワレでFARRAGUT NORTHを観に行く予定だったし、まあちょっとお休みしようかと。)それが、こんなことになろうとは!

お気に入りの役者さんのMATTのブログを今までは定期的にチェックしていました。が、なぜか10月6日からしばらく更新がなかったので、ついついチェックがお留守に。というか、10月中旬すぎに、SAのCLOSINGの発表もされたし、MATTも胸中穏やかではないだろうと思うと、つい怖くてブログを見る気持ちになれなかったというほうが正しいかもしれません!

10日ほど前からまた書き込みが再開されたので、やっぱりほっとしたというか..。けれど、そのあと、うっかりして見逃してしまっていたんです。11月15日のとっても大事な書き込みを!

I am on for Melchior at tonight's evening show and both shows tomorrow.

今晩と明日の2回の公演、メルキオールで出演します。

そうです。あのキャンセルしてしまった16日のマチネ、MATTのメルキオールだったんです。そんな滅多にない貴重なチャンス、ゲットしていたのに手放してしまっていたなんて、なんてことでしょう!8月9日に観て以来、一度もチャンスがなかったのに~。悔しいと言うかなんと言うか。

でも、突然の代役、HUNTERが風邪でもひいたのでしょうか。それはそれでかわいそうでしたが。

ああ、でも、MATTのメルキオール、この2ヶ月あまり、HUNTERのすごい演技に触発され続けていたと思うのですが、どう変わったかあるいは変わっていないのか、本当に観たかったです~。一生の不覚。12月にも3回、代役をするということなので、必ず観に行かねば! 

今回は見逃してしまったけど、でも、大好きなメルキオールがやれてよかったね,MATT!

blog 343  6 8月のMATTのメルキオールを観て描いたイラスト。全然にてませんっ。
2008-11-24

ロックフェラーセンター名物クリスマスツリー準備中。

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ロックフェラーセンターに立つ巨大クリスマスツリー、ただいま12月3日の点灯式に向け準備の真っ最中。今年はNJ州に住む70歳代の双子のご兄弟の所有していた木が選ばれたとか。おふたりのなくなったお母様が、将来この木はロックフェラーセンターのクリスマスツリーに選ばれるにちがいないとおっしゃっていたそうです。いろいろな思いのこもったクリスマスツリー。今年はどんな顔を見せてくれるでしょう。

この週末、SAの劇場に向かう途中、偶然通りかかったのです。いつもは違う道を通るのですが。青空も気持ちのよい秋の終わり、いえ冬の始まりの1日でした。
2008-11-23

SPRING AWAKENING観劇 (16 )  ~かわいいウェンドラのハプニング~

昨日よりも暖かい、気持ちよく晴れた日曜の午後。16回目のSPRING AWAKENINGに行ってきました。

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通りかかったtktsの売り場は結構な列。いいことです! 

今日は初めて2時開演の数分前に到着したので、もう劇場前に列はありませんでした。劇場の内側に入る扉ももうカーテンがかかっていました。が、昨日と同じ座席なので、慌てず迷うことなくそこへ。

B1!

私はほとんどの場合、安くチケットを買うのですが(playboll.comなどのディスカウントなどで)、そうすると真ん中の前のほうの座席はやはり買えません。それはあらかじめ、ディスカウントの場合はそうしたいい席が除外されているのかもしれないし、いい席は既に売り切れ、単にそういうことかもしれません。 で、そういう安いチケットで買う座席で1番いいのが、この席だと私は思っています。(ただし、EUGENE O'NEILL THEATREのSPRING AWAKENONGに限ってのことです。劇場と作品によってどこの座席がいいかはちがってきますので、ご了承くださいね。)

Bは前から2列めなのですが、このB1席の前にはA席がないのです! で事実上、最前列。しかも、この席は中央の座席との通路側の席。つまり、ほぼ中央の座席といってもいいでしょう。右隣は通路側で、前も座席がないので、ゆったりと座れますし、なにより舞台が近い! 事実上最前列なのですから! もし、B1の座席が取れたら、とってもラッキーなことだと思います。今日でこの座席に座れたのは3度目。でも、今後はこの座席に座れる予定はないです。現在、購入してあるSAの1月のCLOSINGまでの8つの席にB1はありません~。悲しい~。なので、今日はこの素敵な座席でSAを堪能しようと思って、シートに身体を沈めました!

昨日も観て、今日も2日続けての観劇。でも、やっぱり、今日の舞台も昨日とは違いました。まず、ゲオルグが代役のMORGAN KARR。そして、私の座席のよこの通路を歩いて登場する、アンサンブル2人(いつもはMORGAN KARRとERYN MURMANのカップル。)を見ると、おお、なんとJESSE SWENSONではないですか! JESSEはメルキオールの代役をMATTとふたりで受け持っています。
他にも、オットーやハンシェンなどの代役も務める、歌もうまい芸達者な役者さん。でも、私は久しぶりに姿を見ました。しかも、アンサンブルのラフなジーンズ姿は初めて。髪もぼさぼさワイルド系でうっすら不精ひげもあり、なんだかとってもナチュラルなJESSEでものすごくかっこよかったです。好青年!(不精ひげはありますが。) で、ERYNも昨日はマーサの代役で出ていたので、ON STAGE席にあがろうとするJESSEとERYNに、劇場係りのおじさまが観客を装っているふたりのチケットを一応見ながら、「昨日は(姿)見なかったねえ・・・」などとにこにこしながら話しかけていました。

というわけで、今日のゲオルグはMORGAN KARR。かわいい優しげな顔のMORGAN。以前、彼がアーネスト(ハンシェンに誘惑される少年)の代役を務めたのですが、ぴったりでした。アーネスト役のBLAKE DANIELと共通するやさし顔。(ちなみに、MATTもアーネストの代役をやったことがあるそうなのですが、想像がつきません。だって、MATT...うーん、でも見たかったですが!)  さあ、そのMORGANのゲオルグはどうでしょうか? ゲオルグは私の座席のまん前に何度かやってきて座り込んだり、歌ったりしてくれるのです。

で、感想です。MORGANの歌はとってもよかったです。TOUCH MEのときのソロも甘い声で、すごーくしなやかなメローな歌声。ただ、ゲオルグ役のANDREW DURANDの茶目っ気というか、ピアノ先生にHな妄想をしてしまうおばかな感じが弱かったような。でも、頑張ってくれていました。それに、MORGAN、脚が細くてきtれいでびっくりしました。上半身はがっちりなのですが、脚が細い! ボーイズたちの中で、脚の細さではナンバー1です! その次はHUNTER、MATT、DANIELといった順でしょうか。って、何を見ているのでしょうね。(でも、MATTの脚が総合ナンバー1ということにしておいてください。って、つくづく馬鹿ですね。)

そして、今日注目していたのは、ハンシェンのひとりHのときの表情。昨日見た、唇プルルル...やるのかな、と見ていたら、やっていました。でも、上を向いていて、昨日のようにはっきり正面を向いてやっていたのではなかったです。だから今までも、プルルルはやっていたのかもしれませんが、上を向いていたので分かりにくかったのでしょうか。正面向いてプルルルがとってもキュートでまた見たかったので残念! でも、この場面、演じていてもちょっぴり恥ずかしいのではと心配になってしまうんですが(プロですし、そういうことはないとは思いますが。)、途中からまっすぐ正面を見ながらにこにこして歌うMATTの表情がなんともかわいらしくて花丸です。MATTのたれ目が本当にキュート。きれいな脚も見えて。お客さんにもとても受けるシーンであり、MATTが注目を浴びる場面なので、このシーンが終わってしまうとき毎回寂しいです。

で、この場面の最後、トイレから出たハンシェンが父親とぶつかり、慌てて、ハンシェンが逃げていきます。このとき舞台を斜めに走り去りながら、舞台中央のイスの位置をちょっと動かしてあとの場面に備えるということもMATTはやっているのですが、このとき、手にしていた絵(これを見てひとりHをしています。)を落としてしまい、さっと拾い上げて去っていきました。そのさっと拾っていた仕草もかわいらしくて...、なんだかくすっと笑ってしまいました。

昨日も書いたメルキオールが先生に棒で打たれる場面ですが、今日は先生の声、昨日よりも怖くなかったですが(でも、充分な迫力)、2度目に打たれたとき、思わずメルキオールが声をあげました。珍しいです。いつもは声をださずにこらえているんですが。よほど痛かったのでしょうか。(防具はもちろんつけていることでしょうが。) かわいそう! 自分もそうですが、このシーン、お客さんもみな顔をしかめています。

そして、2幕目、ハンシェンがアーネストを誘惑する場面の前、TOTALLY FUCKEDが終わったあとの拍手の続くこと。なかなか途切れませんでした! キャストもこういうとき、嬉しいでしょうねえ。

で、ハンシェンとアーネスト...。ここもお客さんがとってもよく笑ってくれます。、ハンシェンの高慢ないやらしさを、MATTが優雅な立ち居振る舞いと持ってうまれた美しさでうまーくカバーしながら演技してくれるので、余計おかしいのかもしれません。代役で別の役者さんのハンシェンを観たら、こっけいさだけが強いか、いやらしさだけが強いかどちらかだけでした。でも、MATTはうまく、こっけいさといやらしさを美しく融合させてくれているのです! (オリジナルキャストのハンシェンのJBWもそうでしたが。) やっぱり、ハンシェンてとってもおいしい役だと思います。お客さんをひきつけることがどういうことか、またどうしたらひきつけられるかを学ぶにぴったりの役。よかったね、MATT!...と呟く私でした。

そして、印象に残ったかわいいハプニング。最後、拍手がやまないので、3度目にキャストが出てきてくれたとき、勢いよく駆け込んできてくれたウェンドラのALEXANDRA SOCHAが床に足を取られて思わず転びそうになってしまったこと。お客さんも「あっ!」と息をのみましたが、あわやというところで、なんとか大丈夫、そのあと、茶目っ気たっぷりの笑顔で優雅にスカートのすそを持ってぺこりとお辞儀してくれたALEXに大きな拍手。横にいたMORGAN KAARも心配そうに見ていました。

今日もうれしい2時間でした! 

で、ちょっとだけまたSTAGEDOOR前で待ちました。モーリッツのGERARDとアーネストのBLAKEにサインしてもらいました。MATTはいつも出てこないし、HUNTERも今日はなかなか出てきませんでした。
GERARDは頭がいい人ではないかなあと、ファンと接する様子を見ていつも感じます。彼の写真を撮らせてもらおうかと「写真を撮らせてもらっていい?」と聞いたら「一緒に撮る?」と聞いてくれて、傍のファンの子が「撮ってあげるわ」と言ってくれたので記念に。小柄だけど、歌も演技もうまい役者さん。まだ高校を卒業したばかり。今後が楽しみな人です。

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背の高いのがBLAKE。きれいな赤毛がフードに隠れてしまっていて残念!

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2008-11-22

SPRING AWAKENING観劇 (15)  ~本当に美しい永遠の名作と痛感~

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11月1日から実に3週間ぶりのSA観劇。

ところが、寒いのなんの、劇場に近づいてきたので、バッグからカメラを取り出し、手にぶらさげていたら手がたちまち凍りつきそうになってしまいました。マイナス1度くらいだったでしょうか。風が冷たくてもっと寒く感じました~。

けれど、劇場前はご覧の通り、列が長く出来ていて活気があり、劇場に入っても、お客さんが多くて熱気を感じました。いいことです!  と、お気づきの方もあるかと思いますが、劇場前に、1月18日が最後の公演!という赤い看板。3週間前にはまだありませんでしたが、この看板に、いよいよあと2ヶ月なんだなあとしみじみ思ってしまいました。

お客さんが、2時の開幕直前になっても五月雨式に入ってくるので、いつもよりわずかだけ開始時間が遅れたかな。(といっても数分のこと。)

今回、マーサ役が代役のERYN MURMAN、アンサンブルにERYNのかわりに以前もアンサンブルをつとめたJENNA USHKOWITSが入っていました。久しぶりに見たJENNA、きれいになっていました!

今回で15回目のSA。3週間もあくと新鮮な気持ちで観ることができました。そして今日の舞台は、今までの中でも最高の舞台のひとつでした!

みーんな、のって演じてくれていました。ひとりひとりが素晴らしかったです。間の取りかた、抑揚のつけかた、視線、表情...今まで観た演技とは、なにかがちょっとずつ違っていました。なんでしょうか。もうすぐ終わる、ようし、終わるまでとことんやりきるぞ、もうすぐ終わるんだ、だからこそもっと自由に自分の役を演じてみよう、いや演じよう...というような意識が働いているのでしょうか。

アダルトマン役のGLENN FLESHLERさんの怒鳴り声も迫力迫力、劇場中の空気がピキーン、でした! アダルトウーマン役のCHRISTINE ESTABROOKの、最初のウェンドラとのからみも、ウェンドラが妊娠したと発覚した時の苦悩する場面も、今までよりもっとしっくりきた感じでした。

ボーイズたちも、よかったです~~~~~。

モーリッツ役のGERARD CANONICOの演技も、今までで1番じーんときました。どの場面でも力が入った演技なので,観ていて息苦しく感じてしまうことがあるのですが、今日は最後のほうなど、私の横のお客さんが、ひっくひっく声をあげて泣いているほど、観客にモーリッツの悲しみが伝わってきました。また、GERARDくん、やせたような気がします。かなり、激しくエネルギーを消費する役なので自然とからだが引き締まったのかもしれないですね。特にお顔がひとまわりほっそりしたと思います。脚も~。

イルサ役のEMMA HUNTONもますます演技が達者に。まだ17歳と若いのに、歌も演技も人をひきつける、すごい逸材。モーリッツを必死で誘うシーンはこちらも思わずもらい泣きしそうな、静かな思いのこもった演技でした。

マーサの代役のERYNもなかなかよかったです。彼女の演技は始めて観ました。顔立ちもかわいく、お下げ姿が似合っていました。歌は、パンチがちょっと物足らなかったですが。

それから、すごくキュートだったのが、メルキオールのHUNTER PARRISHの前髪。HUNTERはこの3週間の間にヘアカットをしたらしく、ほんの少し印象が変わっていました。髪切りたて、床屋さんに行ったのね、みたいな。(短すぎるわけではなく、ちょっと髪のボリュームが少なくなったという感じ。変なわけではないです!) で、その前髪が、舞台が始まったばかりの頃、私が座っている舞台左側から見ると、一筋、ピンとおでこから飛び出ているように見えたんです。なんだかものすごくかわいらしかったです。でも、途中からは、前髪全体がふんわり自然に降りてきて、気にならなくなりました。

で、HUNTERの演技。もう、言うまでもなく、素晴らしいです。今日のラテン語の授業の場面、先生役のGLENNさんがのりにのっていたので、棒でメルキオールをたたくときの力のこもり具合といったらすごかったです。特に2回目、パンと棒をメルキオールの胸に振り下ろした時のメルキオールの制服から立ち上るほこりのすごかったこと。で、先生に「DO I MAKE MYSELF CLEAR? どうだ、わかったかね!」とすごまれたあと、くやしそうにメルキオールがしぶしぶ、「YES」と答えるのですが、あまりにたたかれた勢いがすごくて胸がつかえたのか、本当にくやしくて声が出にくかったのか、最初に「YES」と声を振り絞って出したのが、本当にかすれていて、珍しく、もう一度「YES」と言いなおしていました。...ミュージカルやお芝居の好きなところはこういう瞬間です。絶対にどの場面も毎回同じではないんです。小さなわかりにくい変化もあれば、わかりやすい大きな変化もありますが、必ず毎回違うのです。で、その違いにきがついたりすると、なんだか嬉しくなってしまいます。

そして、今日の舞台で1番なにより嬉しかったこと! それは、新しく発見したMATTのハンシェンの演技!

多分というか絶対今までなかったと思うのですが、観たことのない表現をハンシェンがしたのです。場面は、ひとりHのところ。書くと恥ずかしいんですが、ハンシェンがその行為の最中、小さい子がよくやるように、上唇をプルルルというふうにふるわせたんです。その表情があまりにキュートで無邪気に見えて、いやあメロンパンナのメロメロパンチを受けたようになってしまいました~。ああいう表現は今までしていなかったと思います。この3週間での変化です。いつからそういう表現も取り入れたんでしょう。それとも今日だけだったのでしょうか。明日も観にいくので確認せねば! (ところで、あのプルルル...とやる技、私は何度練習してもできないのです。我が家の子どもらはうまくやってますが。普通はできるものなんでしょうか?)

そして、ハンシェンの演技で気にいってるところのひとつ、モーリッツが中間試験にパスして喜びの報告を友人らにする場面、アーネストがモーリッツに微笑むと、隣のハンシェンがアーネストを軽くにらみます。で、それに気づくとアーネストはちょっと困って、悲しげな表情をするのですが、今日はアーネストはハンシェンの視線に気がつかぬままでした。ハンシェンが不満げにアーネストを見ているだけでした。

今日の席は私的にはベストに近い席で、Bなのですが、前に座席がないので、私の前はもうステージという感じ。ANDREW DURANDのゲオルグが2幕目は、私の目の前で歌うような形になることがあるのですが、このANDREWもとても好青年です(前回、STAGEDOORのところで待ったときに、彼も出てきてくれてちょっとだけ言葉を交わしたのですが、とてもやさしい雰囲気の若者でした。) でも、あまりに近すぎて、じっと見ると失礼な気がして、ちらちらと見ていました。で、ちらちらと見ながら、彼もいい表情しているなあと感じました。モーリッツの悲劇に顔を曇らせ、目を伏せ、涙をこらえている感じがなんとも愛しかったです。

ああ、でもやはり、この悲しい場面、今回の席からは、ハンシェンの涙は見えませんでした。けど、そのあと、そっとほおにそっと指をすべらせていたので、また涙していたんだと思います。座席によって、見えるもの、見えないものがあるのですよねえ。

。。。という、うっとりめろめろの観劇でした。ライト、照明も幻想的で、心のそこから美しいと思わされる舞台と歌と演技。ああ、私にとって永遠のナンバー1ミュージカルです。

ようし、明日も今日と同じ席。ハンシェンの涙は見えないけれど、ハンシェンがアーネストにせまる表情もよく見えるし、ゲオルグの歌声もよく聞こえるし♪




2008-11-22

TWILIGHT   ~新しいドラキュラ!~

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最近広告をよく見る新作映画のひとつ。

「TWILIGHT」

今日が初日だったようです。
ドラキュラ(ヴァンパイア)が主人公のヤング向けのベストセラー小説の映画化だそう。

えー、私、永遠の名作「ポーの一族」以来、ヴァンパイアには弱いのです。高校生の時見た、「LOVE AT FIRST BITE」(邦題は忘れてしまいました。ジョージ・ハミルトンという俳優さんがドラキュラ役。お決まりの話なんですが、そのドラキュラが人間の女性に恋をしてしまうという、コメディータッチの映画。)にもはまり、学校をさぼって何度も観に行った覚えが。(超マイナー映画ですので、多分ご存知の方、いらっしゃらないと思うのですが~~。)で、このタイトル、ひとめぼれという意味の「LOVE AT FIRST SIGHT」をもじって、ドラキュラとは首をかむものなので、「SIGHT(見る)」のかわりに「BITE(かむ)」を使ったのだそうです。

とまあ。くだらないことを書いていますが、NYタイムズのこの新しい映画の評に次のような一文があったのです。

It’s love at first look instead of first bite in “Twilight,”

「TWILIGHT」では、ヴァンパイアと人間の出会いだったけれど、かむことではなく、見つめあって恋に落ちた。。。みたいな意味合いで、「LOVE AT FIRST BITE(かんで)恋に落ちた」とはちょっと違うなあと思ったのでした~。

ああ、どうでもいいことでした~。

いえ、上の写真を見たときに素敵なカップルだなあと思ったのです。きれいな若いふたり。しかも、男の子はドラキュラ、ヴァンパイア。なんだか、もうぞくぞくっと。ああ、これは日本でもヒットするのではないかな?と。で、ちょっとブログにものせてみたいなと。...どうでしょうね。日本ではドールデンウィークごろの公開? それとももっと早いのかな? 男の子は ROBERT PATTINSON。HARRY POTTERの映画にも出ているようです。

えー、くだらないこと、もう少し。
ジョージ・ハミルトンは、靴の収集で有名だったイメルダ夫人のひいきの俳優さんとして有名でした。で、ちょっと細川俊之さんみたいな色っぽさのある俳優さんでした。
で、実はSAに出ているMATTも、ダークな髪で、ドラキュラっぽいんです。特にハンシェンのときは、髪をなでつけていますし、立ち居振る舞いも、つやっぽくて。。。つまり、ドラキュラに弱いので、MATTにぐっとやられてしまったと言う次第なのでした。(自己分析終わり)
2008-11-21

13よ、お前もか!

さあ、今朝も朝雪がちらちらちら。。。。。
寒いです! でも、夜は星がきれい。オリオンのひとつひとつの星がぎんぎん光りを放っています。しかし、寒すぎて、天体観測までにはいたりません!

と、今日、ちょっとまた寂しいメールを発見。

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キュートなミュージカル、「13」も、1月4日で幕を閉じるとのこと。とっても良質な元気の出る、さわやかな作品でした。いじめや親の離婚などの重くなりがちな内容を含みながら、明るく楽しく展開していく構成に、つい夢中になりました。おすすめです! 機会があったら是非ご覧になっていただきたい作品です!

さて、明日あさっての土曜日曜、連チャンでSA観劇。なんだか久しぶりな気がします。しかも、両日とも同じ席。お気に入りの席なので嬉しいです。


2008-11-19

SA、ラストチャンス!? の案内、寂しい。

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昨日、ちょっと寂しいメールを発見。「SPRING AWAKENINGがもうすぐ終わるから、観るなら今、12月22日までディスカウントで観られます!」という案内でした。とうとう来たなという感じでした~。本当にもう終わってしまうんだわ~~~~~~~~~~~~~~~。でも、「初めにこの作品が上演された時、誰も今後約900回も公演が続くとは予想もしていなかった。」というプロデューサーの言葉の通り、SPRING AWAKENINGは充分、優れた作品として人々から支持を受け、愛されてきたのです。先週末観た「FARRAGUT NORTH」が上演された、こじんまりとした閑静な場所にある劇場。そこで誕生したひとつの作品が、更に洗練されてBROADWAYという大きな舞台で人々をひきつけた...。凄いことだと思います。本当に。そして、今後、ヨーロッパ、アジアの各国でSPRING AWAKENINGは、幕をあげます。
そんなことも、最初は誰一人として考えたことはなかったに違いありません。十分すぎるほど、製作に関わった人たちの期待にこたえた作品だったのです! おそらく、10年ほどしたらまたきっとリバイバルされ、BROADWAYにもどってくる作品になるのではないでしょうか。(10年だと、残念ながら、今のキャストもオリジナルキャストも年齢がどの役にも合わないので、出演はできないですね~。でも、10年後、少年少女役のキャストたちは素敵なおとなになっていますね~。楽しみ。MATTもどうなっているでしょう。HUNTERも♪)

それにしても、NYは寒いです! さっき、出かけたら、道が凍らないように、塩がまいてありました。
ひえええ。なので、うちも帰ってから、ガレージから通りに出るまでのドライブウェイに塩をまいておきました。今年は寒くなるのが早いです。昨日も朝、ゆきがちらちらしてました~。こんなに寒くては、出待ちしても、役者さんがステージドアから出てきてくれない、いや出てきてくれても、役者さんたち風邪ひくのでは...と変に気をもむ私です。。。
2008-11-17

FARRAGUT NORTH 観劇記 ②  ~古くて新しい...~

JOHN GALLAGHER,JRが演じたSTEPHENは、大統領選を目指す大物政治家の参謀を努める、頭のよい25歳の若者。上昇志向の強い若者が、ふとした出来事をきっかけに人生の歯車を狂わせてしまう...というストーリー。(ごくごく簡単に言うと。)

実際にアメリカが大統領選で盛り上がった時期に、とってもタイムリーなお話。ただ、政治というものがいかに、マスコミをうまく操り、陰でたくみに動く人間によって決まっていくか...という部分は、目新しい感じはしません。

が、そこは、JOHN GALLAGHER, JR! 

確かな演技力で、観客をひきつけます。間の取り方、視線、口の表情、顔の傾け方など、せりふのない瞬間も目を離せない。舞台の上の彼は、野望を胸に政治の世界で階段を駆け上がろうとする、怜悧で傲慢な...だけど実は打たれ弱く、もろい面のある若者...にしか見えません! どこをどう探しても、あのモーリッツ(SPRING AWAKENING)を演じた人とは思えない。彼のモーリッツは観たことはないのですが、モーリッツといえば、ちょっとなさけない、頭もよくない男の子。このSTEPHAN役を演じる彼の表情のどこをどう変えたら、モーリッツのイメージに重ねられるのか??? 結局最後までSTEPHANの賢いイメージしか見て取れませんでした。 けれど、彼はモーリッツ役で、2007年のトニー賞の助演男優賞を受賞しています。つまり、いろいろな役を見事に演じられる役者さんと言うことです! ひとつ残念だったのは、歌がなかったこと。ストレートプレイなので最初からわかりきっていたことですが、けど残念。歌も生で聞いてみたかったです。SAのCDはオリジナルキャストが歌っているので、もちろん彼の歌がたくさん入っています。何度聞いても、いいです。下手をすると、モーリッツの歌って、ただやかましいだけになりがちなのですが(パワフルな曲が多いので。)、彼はうまい! うるさく感じることがないんです...って、今はSAではなく、FARRAGUTのことを書いているんでした~~。

他の役者さんたちも達者な方ばかり。中でも、19歳のインターンMOLLYを演じた OLIVIA THIRLBYの素敵なこと! 彼女の演技も、きわめてしっかりしていて、見ていて安心というか、自分の魅力を熟知し、自分の気持ちに正直な19歳の若い女性のしたたかな部分と繊細な部分を自然に演じていました。見た目も雰囲気のあるきれいな人ですが、声がよかったです♪ ハスキーな響く声。

それから、STEPHANのアシスタントのBEN役のDAN BITTNERも、はじめとおわりで雰囲気がかわりましたが、いずれも清潔感が感じられて、好青年の役にぴったり。

そして、個人的には、WAITERとFRANK役のOTTO SANCHESの顔立ちが好きでした。

大物政治家キャンペーンマネージャー(ご指摘ありがとうございました、Sさん!)役のCHRIS NOTHは、THE SEX AND THE CITY movieで Mr.BIGを演じていたようです。(映画見ていないので私は知りませんでしたが。) 

お話の題材自体は目新しいものではなかったですが、ストーリーの細部がうまく構成されていて、何より役者さんにフレッシュなパワーを感じさせられる、すごくいいお芝居でした!

オススメです♪

plybill.comより、ちょっと写真を。  All phots by Jacqueline Miafoster

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2008-11-16

FARRAGUT NORTH 観劇記 ① ~SPRING AWAKENINGがうまれた劇場にて~

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行ってきました、FARRAGUT NORTH!

SAの初代モーリッツを演じ、2007年、トニー賞の助演男優賞を受賞した、JOHN GALLAGHER,JR.が主演しているストレートプレイ。11月12日にOPENING。また、この作品が上演されるのは、ATLANTI C THEATER COMPANY LINDA GROSS THEATER! なので、観るのをとても楽しみにしていました。

ただ、今回チケットを取るのが遅れたので、土日のマチネが売り切れ。やむなく、日曜のソワレ。もう夕方5時には真っ暗なので、初めて行く劇場...というか、初めて行くエリアなので、ちょっと緊張しました。(336 WEST 20TH ST.) 地下鉄を23ST.で降りて、20THに入っても、劇場らしいものが見えず、ちょっとどきどき。ようやく、暗がりの中に、ひらひらはためくATLANTICの旗を発見!

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ほっとして中に入りました。中はレンガの壁でなかなか古風な、いい雰囲気。スタッフの方も親切でうれしい限り。「ここの写真を撮ってもいいですか?」と、サロンというか、入ってすぐの空間のところで聞いたら「もちろん」とにっこり♪

で、撮ってみました。とても素敵なもの見つけたので! これです!

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SPRING AWAKENINGのポスター!? ここで上演されたときのものでしょうか? 今現在のものとはかなり違う印象。レトロな感じ。この劇場にあっていると感じました。

さて、肝心のFARRAGUT NORTH!

と、ここで今日はごめんなさい。
続きは必ず明日 に...。
2008-11-13

SA ON STAGE席、ゲットだぜえ(ポケモンふうに♪)!

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やりました! 12月、ON STAGE席、ゲットしました! 2回分。でもって、ひょっとしたら、かなり嬉しい席かも。ファンクラブに登録している特典、初めて使いました。2日間だけ、翌日のON STAGE席が買えるのです、特別に。ファンクラブさまさま。

1月にCLOSINGということで、また客足が戻っているように思えるSA。あと2ヶ月。SA、頑張って!

SAファンクラブはここをクリック♪
2008-11-12

オンラインでのチケット購入トラブル、その続き

さて、先日のチケット購入トラブル、その後...ですが、結局公演の日時が違っていても、ほぼ同時に同じ演目のチケットを買うお客さんがいると、間違いではないかと思って、オンラインのチケット販売会社のカスタマーサービスが電話かEメールでそのお客さんに確認の連絡をするということがわかりました。

なので、前回、私はひとつしかチケットを頼んでいないと答えてしまったので(同じ日時の公演に、なにかの間違いで注文が2つはいっているのだと勘違いしていたのです。)、2つ別々の日時で頼んでいたSPRING AWAKENINGの公演のひとつがキャンセルになってしまいました。しかし、キャンセルになったほうは、夜は別のお芝居に行く予定なので、まあいいか、とそのままにしておくことに。

最初危惧していた、うっかりBUY TICKETSを2度クリックしたものか、そのせいでダブルで注文したことになったのではないかということではなかったようです。公演の日時が違っても、同じ演目だと間違いではないかと考えるとは、アメリカにしては慎重ですねえ。っていうか、今まではそんなことなかったんですが。いくら同時にSPRING AWAKENING、3公演分同じサイトで買っても、決して「これって間違いではないですか?」なんて連絡もらったことないのですが! 

というわけで、今週は日曜日1本のみ観劇。JOHN GALLAGHER,JR、初代モーリッツのストレートプレイ! 寒くないといいのだけど。.

2008-11-10

NYのもっとも美しい瞬間  ~ゴールデン・タペストリー~

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11月。夏時間も終わり、夕方5時にはもう真っ暗な季節となりました。ハロウィーンも終わり、あとはサンクスギビング、クリスマスを待つばかり。

4月からの色とりどりの花が咲き乱れる春が、NYの一番美しいシーズンだとずっと思っていたのですが、
ここ数日ちょっと考えが変わりました...。

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秋もいいなあと。

紅葉の紅、橙、黄色のダイナミックな色の変化が、今年はとても見事でした。あたたかい気持ちにさせてくれる木々の葉。ただ、もうそろそろ落葉のころ。近くの公園を訪れたらば、あたり一面黄金色の葉っぱのじゅうたんで覆われていました。いやあ、すごい量の葉っぱです。

道端にもうずたかく積まれた葉っぱの山、山、山。娘の背丈くらいあります。

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で、この葉っぱを処理してくれるのが...

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後ろのバキュームで葉っぱを吸い込んでいってくれる巨大掃除機車。初めて見たときは何かと思いました。この車も、NY郊外の秋の風物詩と言えるのかもしれません!




2008-11-10

オンラインでチケット購入での注意 ~トラブル初体験~

約10ドルほどする手数料がもったいないと思いつつ、BOX OFFICEに直接いけなかったり、当日tktsで買うよりも、いい席で観たいというときは、どうしても、オンラインでチケットを買ってしまいます。

数日前もそうでした。やっぱりSAが観たくなり、(11月1日に観ましたが、次回22日で3週間も空いてしまうので)、今度の週末に行こうと決意。

もう1週間きっているので、ON STAGE席も取れるし(普通ON STAGE席は1週間前からしか購入できません。例外はファンクラブ登録メンバーに、前月に購入できる機会が与えられるというもの。)、今度は久々にON STAGEで!(安いし)と思ったのですが、考え甘し。ON STAGE席、売り切れ。まあ、いいことなんですが、お客さん多いほうがいいので。

でも、試しに普通席はどうかとチェックしてみたら、結構後ろのほうまで埋まってる感じ。(中央席)。それで、どこの席が空いてるか、次のBEST AVAILABLE SEATを見たら、今までも何度か座ったことのある、Gの左側が空いているという表示。なので、今回もそこでいいと思って、購入手続きに入りました。そして、そのあと、ついでに11月末のチケットも購入。

すると翌日、1通のメール。「SPRING AWAKENINGのオーダーのことで」という件名。何かなと思って開いてみたら、「あなたは、同じ公演に2回以上オーダーしているが、全部有効なオーダーなのか、それとも、エラーなのか。」 という、翌週の公演のチケットに関しての、オンラインのチケット販売サイトのカスタマーサービスからの連絡でした。

エーーー!? そんなばかな。ちゃんと確認のメールも正しく届いているのに。と、慌てて、電話にて連絡。

応対してくれたお兄さんはとても感じのいい人でした。オーダー番号を告げると、いろいろ調べてくれたので、「私はチケットを1枚だけ注文したんですが...」と伝えたら「分かりました。で、G*の席でいいんですか?」と聞いてくれたので「はい。そうです。」と。すると次に「でも、F*の席はどうですか。F*のほうがいい席だけれど。」どうやら、もうひとつ入っていたオーダーでの座席がF*だったらしいのです。で「じゃあ、F*でお願いします。」と答えて電話終了。けれど、そのあと、ふと気になって、11月末の公演のチケットの確認メールを見たら、まさにF*という、さっき答えたのと同じ座席。ただの偶然なのか、ひょっとしたら、この2つの公演のオーダーが混乱を生じさせているのか、不安になりました。で、メールで問い合わせをしたのですが、まだ返事はないです。

そもそも、オーダーが2度生じたのはどうしてか? で、思い返してみたんですが、翌週の公演のチケットを買う際に、BUY TICKETを2回クリックしてしまったのかもしれないと思い当たりました。最初にクリックしたのに、反応がなかったので、もう1度押してしまったような...。

気をつけなければいけませんね~~~~~~。反省。

それにしても、F*というのは偶然なのでしょうか? そうだとしたら、2回同じ席で観れるわけです。確かにまあまあいい席なのでうれしいです。

係りのお兄さんもやさしそうな感じでありがたかったです。

...オンラインで購入の際のトラブルのひとつの実例をご紹介させていただきました~~~~~。
2008-11-08

DOCTOR ATOMIC 観劇記 ~原爆を作った人々~

今年125周年を迎えるメトロポリタン・オペラ。その記念すべき年の目玉のひとつが「DOCTOR ATOMIC」。なんと、原爆を作った科学者、オッペンハイマー氏が主人公のオペラ!

私は今まで、オペラを観たことがありませんでした。漠然とオペラってきらびやかなドレスを身にまとった歌い手達が歌うもの...というイメージしかありませんでした。が、今度、原爆を作った物理学者を主役にした新しいオペラをやると聞いて、チケットを取ったのでした。

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立派な建物! しかも、中に入ったら凄い人、人、人。その8割は白髪の高齢の方という印象。(8割は多すぎ?でも、かなりいらっしゃいました!) 車イスのおじいちゃま、おばあちゃまも珍しくなかったです。歩行器を使って歩く方も多い、多い。こうして高齢になっても、オペラを観に来る、来ることができるアメリカ、凄いです!

私の席は1番安い、FAMILY CIRCLEのPARTIAL VIEW。28ドル.50セント。安いです! PARTIAL VIEWでしたが、まあまあ見えました。舞台の右端のテラス席。ただ、こわかったのが、5階席だったこと。下をのぞいたら、豆粒のようなオーケストラ席のお客さんが見える。くらくら~。まちがって、双眼鏡でも落としたら、下のお客さんに大怪我を負わせてしまうなど、変なところで緊張感たっぷりでした。が、オーケストラブースもよく見え、指揮者の方のノートの中も、双眼鏡でよく見えました。指揮者の方のノートはただの楽譜ではないのですね。なんだか、手書きで作成してあるようでした。

さて、感想なのですが...正直、私はオペラは苦手というか、オペラの表現の仕方が私には苦手だとはっきりさとりました。 3時間が長くて長くて、何度時計を見たことか。テンポよく進んでいく作品のほうが性にあっていると実感。ああ、今、SPRING AWAKENING始まった、今頃、あの場面だわ...などと考えながら、舞台を見つめようとしていました。眠ってしまった瞬間も3度くらいかな。歌い手さんたち、もちろんお上手です。けれど、わたしの鈍い耳にはゆっくりすぎたり重過ぎたりで、入ってきませんでした。(言葉の壁ももちろん大きいのですが。)

しかし、素晴らしい作品なのは疑う余地はなかったです。上に書いたことと矛盾しているかもしれませんが、テーマの選び方、舞台美術、衣装、出演者、ライティング、内容、構成...素晴らしいものでした。これが、オペラではなく、普通のお芝居やミュージカルであったらもっともっといいのに、と個人的に思いました。でも、オペラだからこそ、格調高く扱われるからこそ、このような重く難しいテーマを扱えたのでしょうか。

簡単な内容...

1945年6月から7月までの、ニューメキシコ州の砂漠で行われた原爆の核実験を取り巻く人々についての作品。

1945年6月ニューメキシコ州の研究所、ドイツが降伏したこともあり、日本に原爆を投下することをためらう科学者も少なくなかった。だが、オッペンハイマーはワシントンから戻り、日本に投下するという決定を告げる。

夫のしようとしていることに危惧を覚える妻、キティ。お手伝いの、インディアン女性、パスカリータも不安に空を見つめる。

そして、いよいよ7月16日。核実験が行われんとしていた。


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この写真(THE METの PLAYBILLより)の左、たばこをくゆらすのが、オッペンハイマー役のGERALD FINLEY。(ちょっと江守徹さんに似ていませんか?) たばこを片手に登場する人たちが多かったです。作品全体に流れる不安感を象徴しているなあと思いました。

この写真を見ていただいたら、私と同じように感じられる方もあると思いますが、オペラというより、普通のお芝居をやっている感じがしませんか? 普通のスーツ姿で歌い上げる歌い手さんたちの姿、オペラらしくなくて新鮮ではないでしょうか?

核実験が行われようとするラストシーンでは、見守る人々の異常なまでの緊張感、不安、人類始まって以来の恐ろしいものが誕生するというなんとも言われぬ、恐怖と期待の入り混じった空気が劇場いっぱいに広がりました。座席やテラスも振動を起こすほどのものすごい音響もあって、最後は私もどきどきしながら舞台を見ていました。

そして、爆発音、きのこ雲がひろがっていったであろうときの低音の轟音に続いて、静かな若い女性の声が...。

「...ください。」

え? 日本語? まさか?

「水を...」 日本語です!

「水をください。水をください。子どもが水を...」

この言葉が何を意味するのか、大多数のお客さんには分からなかったでしょう。原爆を落とされた広島、あるいは長崎の生存者が助けを求める言葉で作品は終わったのです。たんたんと水を求める女性の声が、ずっと胸に残りました。

作品の中で、どの都市に原爆を落とすか決めるシーンもあり、スクリーンに、広島、福岡、名古屋など、候補地の地図なども映し出されました。

原爆を日本に落としたのは仕方なかったことだ...という考え方がアメリカの常識だとずっと思っていました。けれど、この作品を観て、違う見方をする人もいるのかもしれないと思いました。この作品が、原爆について一般の人々が考えるきっかけにもなるかもしれないとも。

こういう作品に出会うと、芸術って社会を変える力もあるのだと気づかされます。が、やはり、オペラは合わない...。けれど、来月、また小澤征二(この字であってましたっけ?)さんのオペラに行く予定。眠らないようにせねば。
2008-11-07

SPRING AWAKENING ~小さな見所集①~

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えー、以前から書いてみたかったことがあります。
それは、SAの小さな見所たち。

普段、どうしても、舞台中央で起こっていることに目がいってしまうのますが、その脇でも、へえと思うような演技がなされていたりすることがあります。そんな小さな、見逃してしまいそうな隠れた見所がSAにもあります。私が気づいた以外にも、きっともっとあると思うのですが、とりあえず、私がいいなあと思う見所をご紹介いたします。(ただし、現在のメンバーの演技についてです。) 

① ON STAGE席に座っているボーイズたちの表情や動き。特にメルキオールのにこにこ笑顔やのりのいい動き。

SAでは、舞台にも観客席が設けてあるのですが、この席をON STAGE席といいいます。この、ON STAGE席に、観客に混じって役者さんも座ります。けれど、ある特定の座席が特定の役者さんの席と決まっているわけではありません。(ただ、場面によって、どこに誰が座るかは決まっています。)例外は、メルキオールとアンサンブル4人。(ひょっとしたらアダルトーウーマンやアダルトマンもかな?) 舞台向かって右側のON STAGE席の、最前列の1番手前の席がメルキオールの定席。客席からもよく見える席。

まず、最初ウェンドラがお母さんと会話しているシーン、客席から笑いの起こる場面がたくさんあるのですが、ON STAGE席で座っているメルキオールも、にっこにこしながら舞台中央のウェンドラ親子を見ています。その笑顔もとてもキュートでいいんです。

また、メルキオールをはじめボーイズらは、ウェンドラ親子の場面が終わり、 MAMA WHO BORE ME (REPRISE)をガールズたちが歌い始めると、ON STAGE席で座ったまま、音楽にあわせ、頭を振ったり上半身を揺らしています! 特に、メルキオールはのりのり。(JONATHAN GROFFのメルキオールは割と頭を振る動きが多く、きびきびっとした感じだったような印象がありますが、HUNTER PARRISHは頭だけではなく、上半身も動かして、くねくねんという動きが多いように思います。) その他、みんな思い思いに足でリズムを取ったりしています。

舞台のガールズ達の熱唱ぶりに目を奪われがちな場面ですが、よかったら、ちょっと左右のON STAGE席も見てみてください。 他の場面でも、音楽に合わせてリズムを取るON STAGE席のボーイズ(ガールズも)を見ていると、こちらの気持ちもいっそう盛り上がってきます。

② ラテン語の授業の場面でのボーイズ

ラテン語の授業の場面は隠れた見所が多いです!  

《1》 くすっと笑うゲオルグが、ソーネンスティッチ先生にびしっとされるシーン。


居眠りをしていていたモーリッツのとんちんかんな答えに対し、ソーネンスティッチ先生が「では、君は、なぜゆえか、偉大なアイネーイスは、 ”まだ迎えてもいない日々”のことで”既に” 十分苦しんでいたというのかね。」(モーリッツは、ラテン語文法の活用形の時制を間違えてしまった。)と言って、モーリッツの答えをあざ笑う感じになります。そのとき、後ろの列の客席から向かって左の端に座る、ゲオルグが思わずくすっと笑ってしまいます。でも、すかさず、先生に棒でびしっとイスを打たれて、すぐにまじめな表情にもどるゲオルグ。単純で子供っぽいゲオルグらしくて好きな場面です。

《2》 メルキオールがモーリッツをかばうために立ち上がったり、モーリッツのとんちんかんな答えを正当化するような説明を始めたときの、周りのボーイズらの表情、演技。

怖いソーネンスティッチ先生に反抗する、メルキオールの突然の行動に、周りのボーイズたちは驚き、はらはらした様子を見せます。特に、メルキオールがモーリッツの答えをかばう説明を始めると、その内容のすごさに、口をあんぐりあけてメルキオールを見ます。(特にメルキオール両隣、ハンシェン、モーリッツ。)その表情のまぬけた感じと、ソーネンスティッチ先生が即座にメルキオールに厳しく言い返し始めた瞬間、ぴっと正面を向きなおすボーイズのあわてぶり。また、メルキオールが先生に棒で打たれたとき、周りのボーイズたちも目を閉じ、恐怖で顔をひきつらせます。そして、ひざの上で両手を組むのですが、その手をぐっと握り合わせて恐怖をこらえようとするかのよう...。そうした、1連のボーイズの表情や演技、何度観ても見飽きません。

《3》 メルキオールがモーリッツに、「オットーは自分の母さんを夢に見るんだ。」とこっそり話すとき、オットーが自分のことなにか言ってるなとメルキオールたちを眉間にしわ寄せたような表情で見るところ。

オットーはメルキオールの真後ろに座っています。だから、このオットーの演技はすぐ分かるかもしれないですね。

《4》 石板をソーネンスティッチ先生に渡すとき、メルキオールがすごく鋭い目つきで先生をにらむ表情。

ただ、これはメルキオールが客席に背を向けた時なので、普通はわかりにくいかもしれません。ON STASGE席で観たときに気がついた表情です。こんな目で先生をにらむとますます目をつけられてしまうのに、と心配になるほど、ソーネンスティッチ先生をにらんでいました。でも、きかんぼうのメルキオールらしくていい表情でした。

《5》 身をかがめたメルキオールが胸の痛みを、ぐっとこらえるところ。

授業が終わり、イスの下の持ち物を取るため身をかがめるメルキオール。そのとき、先生に強く棒で打たれた胸が激しく痛みます。けれど、声もださず、ぐっとこらえ、次の瞬間、何食わぬ顔で立ち上がり、友人らの会話に加わります。負けん気の強い、そして男らしいメルキオールのかっこよさが現れていると思います。このとき、他のボーイズが後ろで会話しているので、そっちに気をとられると、見逃してしまうかもしれないほど、一瞬の演技です。

③ モーリッツが中間テストにパスしたと喜ぶシーンで、無邪気にモーリッツに微笑むアーネストをハンシェンが軽くにらみ、アーネストがくしゅんとなるところ。

実はこのシーンが1番おすすめかもしれません! ゲオルグ、オットー、ハンシェン、アーネストが並んで座っているシーンですが、前のほうにモーリッツとメルキオールが立って演技しているので、ハンシェンらの演技にはなかなか目がいかないと思います。私も気がついたのは最近です。

これってハンシェンの嫉妬でしょうか? モーリッツの吉報に無邪気に一緒に喜ぶアーネストが腹立たしかったのでしょうか。あるいは...。モーリッツが「試験にパスしたんだ!と興奮しながら報告しているときに、冷たく「でも、まだ中間だろう。」と言い放ったハンシェン。(最終的には期末の結果で決まるので。) なのでモーリッツは、ハンシェンにはスキンシップをしませんでした。自分を抜かしてアーネストの肩をたたいて喜ぶモーリッツ。で、モーリッツににこにこするアーネスト。それで、仲間はずれみたいな感じもして、いっそうハンシェンは面白くなかったのでしょうか。でも、このシーンを観た後、ハンシェン、やっぱりアーネストが好きなのね!と思ってしまいました。 アーネストがハンシェンに不意ににらまれて、「? 僕何悪いことしたの?」 というように、くしゅんとなるのもかわいいです。

④ THE MIRROR-BLUE NIGHT で、メルキオールの立つ部分が宙に上がっていくとき、ボーイズが後ろで一生懸命、綱をひっぱているところ。

メルキオールが立つところが、ゆっくり宙に浮いていくのですが、それは、ボーイズチームが力仕事をしているおかげなのです! まず、メルキオールが立つ四角い板の四隅にボーイズ4人が、天井から垂れ下がった綱の先のフックをひっかけます。そのあと、静かにたちあがったボーイズは2組にわかれ、舞台の奥で作業開始。ひとりが綱をひっぱり、ひとりが綱をまいていきます。向かって右手奥にはハンシェン・ゲオルグチーム。左手奥にはアーネスト・オットーチーム。誰が綱をひっぱるかは決まっていて、ハンシェン・ゲオルグチームではゲオルグがそのお役目。ぐいっぐいっと結構な力をこめてひっぱっています。で、ある高さまで板があがったら、そこで作業終了して、また舞台前面にもどり、宙に上がった板の四隅の傍へ。 ぐいっ、ぐいっと綱をひっぱたり、綱をまいていく地味な作業をしているボーイズの後姿も好きです。

⑤ ハンシェンやアーネストの涙。

モーリッツに花を手向けた後、ボーイズガールズが順番に舞台の手前で座ります。悲しみに打ちのめされた表情で...。そのとき、けっこううっすら涙目になっていることが多いのですが、なんとハンシェンも! で、TOTALLY FUCKEDが始まる前に、手前のボーイズガールズが客席に背を向けるところがあるのですが、その時、そっとハンシェンやアーネストが自分の顔を触ります。多分、涙をぬぐったんだと思います。メイク(してるかな、やっぱり?)が落ちるといやでしょうし...。 あの、自分勝手なハンシェンも涙していたとは、驚きでした。

⑥ ボーイズの制服の微妙な違い。


ボーイズたちの着ている制服。よく見るとちょっとづつ違ったところがあります。上着がシングルボタンやダブルボタンだったり、後ろの割れているところが一つだったり,二つだったり。靴やソックス、シャツも。ハンシェンの上着の後ろ、2つに割れているんですが、だからか余計、後姿、ウエストがきゅっと引き締まって見えるのかも?

⑦ アンサンブルの4人の登場の仕方と劇場案内係りの方の演技。

これは、上演が始まる直前のことなのですが...。ジーンズ姿の若いカップル2組が、上演時間直前にそれぞれ左右のON STAGE席にあがろうと、客席の通路を舞台に向かって、歩いてきます。手をつなぎながら。一見、普通のかわいいカップルたち。で、彼らはチケットをON STAGE席の案内係りの方に見せます。すると、係りの方はほかのお客さんにするのと全く同じように、ON STAGE席についての注意事項や説明をカップルにします。で、ON STAGE席につくカップルたち。でも、カップルなのに、席は離れ離れ...。せっかく、一緒に観に来たのに、座席が離れてるなんて、なんてかわいそうなカップル...と思われると思いますが、実はこのカップルさんたち、アンサンブルの役者さん。わざと普通の観客にまぎれたようにすわり、出番が来ると突然立ち上がって歌いだし、周りを驚かせる...わけですが、ごめんなさい、こうしてばらしちゃってます。でも、このアンサンブルの役者さんの登場してくるときの楽しげな雰囲気、そして、何より案内係りの方の芸達者な様子も、一見の価値ありだと思います...。


と、ざっと思いつくまま書きましたが、ボーイズに関してのことばかりですね;;;;。

えー、大きな見所はいろいろいろいろあります。けれど、ここに書いたのは、本当に見逃すかもしれないような小さなものばかり。見逃しても、全く話の本筋には関わりのないものばかりです。しかも、ひょっとしたら毎回見られるものかどうかも? けれど、1度は私が実際に観たものばかりです。こういう小さな見所ですが、見つけたときはなんだかとっても嬉しくなってしまうのです♪

明日は、初オペラ鑑賞に行ってきます!


2008-11-04

ALL MY SONS 観劇記 (11月2日)

blog 314 11 アーサー・ミラー原作のストレートプレイ。

現在、集客率の高い作品のひとつ。でも、公演が始まる15分前にtktsを通ったので、掲示板を見たら、私が観ようとしている午後3時からのALL MY SONSの公演の半額チケットも売っていました。

けれど、劇場前は結構な列ができていましたし、中に入ったらほとんど空いた席はなかったようです。私の席は2階席の前から2番目。意外によく見えました。でも、はじめは勘違いしていて、やった、前から2番目のオーケストラ席だと思っていたのです。が、前日チケットをよく見たらMEZZの文字が!
でも、実際席に着いたら、舞台からそんなに遠いとは感じませんでした。 

アーサー・ミラーといえば「セールスマンの死」ですよね? でも、私観たこともないのです。アーサー・ミラーと言えば、マリリン・モンローの旦那さんだったというのが私の最初のイメージ。



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さて、舞台はいたってシンプルな作り。左手前に一本の木が立っていて、左奥に扉。つまり、どこかの家の裏庭といった感じです。

新鮮だったのは、お芝居を始める前に、出演者一同が舞台に登場し、主演のJOHN LITHGOWが代表して挨拶をしたこと。「ようこそお越しくださいました。これから始めます。」みたいな感じでした。

そして、舞台が暗くなり、強風が吹き荒れます。そして、とうとう木が倒れて...。

簡単なあらすじ...  

第2次世界大戦が終わって数年後のこと。

ある夏の日、部品工場を営むジョー・ケラーの家にNYから訪問者がやってきます。彼女は、アン。
ケラー家の次男ラリーの恋人であり、ジョー・ケラーのビジネスパートナーで隣の家に住んでいたスティーブン・ディーヴァーの娘。

けれど、ラリーは戦時中に行方不明になり、もう3年がたちます。また、アンの父スティーブは戦時中に不良品(飛行機の部品)を出荷してパイロットらを死なせた罪で服役中です。

そんな状況の変化の中で、ラリーの兄、クリスはいつしかアンを愛するようになっていて、アンと結婚を望むようになっていました。そして、アンもクリスを愛するように。

しかし、クリスとラリーの母、ケイトはラリーの死を信じていません。いつかラリーが戻ってくると信じていて、アンにもラリーを待ってくれるように強く願っています。そのため、クリスは母親にアンとの結婚を言い出せません。

が、アンはもうラリーが帰ってくるとは信じていません。クリスとの結婚を堂々とみなに発表したいと思っています。

と、そこへアンの兄、ジョージからの突然の電話。急にジョー・ケラーに会いに来るというのです。服役している父親に初めて面会したジョージ。そのあとで、一体ジョーにどんな話しがあるというのでしょうか。

緊張感が高まる中、ジョージが到着します。そして、アンに言います。「ジョーが父さんを陥れたんだ。ジョーがぼくたちの一家をめちゃくちゃにしたんだ。ジョーが父さんに罪をなすりつけたんだ。」と。しかし、アンがしきりに兄をなだめ、ジョージも落ち着いたかに見えました。

ところが、ケイトがうっかり口を滑らせてしまいます。「ジョーはこの15年、病気ひとつしていないのよ。」 実は、ジョーは、不良品問題で責任を問われていた時、「自分はその不良品の出荷の時に、インフルエンザにかかっていて、その問題に関わっていない。」と説明していたのです。

父親を問い詰めるクリス。そして、ラリーの死の真相を示す手紙をケイトに差し出すアン。

家族を守ろうとして、家族を失ってしまった男性に残された道は...?


シンプルな舞台。シンプルなお話。けれど、だからこそ、役者さんの技量が試されます。
ジョン役のJOHN LITHGOWはトミー賞2回、ケイト役のDIANNE WIESTはアカデミー賞受賞、クリス役のPATRICK WILSONも数々のミュージカルや映画に出演している実力派。そして、KATIE HOLMES、トム・クルーズの奥さん! KATIEの演技は今まで全く観たことありませんでした。しかし、うまかったです。頑張っていました。スタイルもよいし、知性的な美人に見えました。(ひょっとして、トムにはもったいないんでは?なーんて。) いい意味で期待はずれでした。

最後の、ジョンとクリス、父と息子の激しい言い合い、殴り合い(殴り合いというよりも一方的なものでしたが...)のシーンでは、本当に怪我していないのかとはらはらしたほど。

舞台の作り方も面白かったです。舞台の左右の奥に、イスがずらっと並んでいて、そこに出番を待つ役者さんが座っているのが見えます。わざと見せていたんですね。そうやって、人の影、その町にすむ人々の存在を絶えずお客さんに感じてもらいたかったんでしょうか。面白い方法だなあと思いました。

ただ、この作品に2人、少年が出てくるのですが、なんだか印象が薄かったです。アンの父親が服役していhttp://blog64.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=106#るという設定に対しての伏線で、この少年たちに、「刑務所」ごっこみたいなことの話題を出させるわけですが、ちょっと残念。もちろん脚本に登場してくるキャラクターですが、もっと効果的な少年の演出はできなかったんでしょうか。つい、MARY POPPINSなどで観た子役の印象の強烈さが頭に残っていて、せっかく子役が出ているのにもったいない~と思ってしまいました。

戦争、親子、家族...いろいろな重いテーマを扱った作品。こういう作品は、いつになってもどこかで上演してもらいたいなあと思いました。また、舞台の奥の壁がスクリーンとなって、映像が効果的に流れたり、工夫がされた舞台作りでした。

やはり、かなりよい作品、集客率高いのにも納得。
☆☆☆☆と☆半分(☆5つが最高)
2008-11-03

SPRING AWAKENING  ステージドア前にて(11月1日)

またまた11月1日の話になってしまうのですが、サイン入りポスターをゲットしてしまい、気が大きくなってしまった私は、やっぱり今日こそはMATTが見たい、できたら、このポスターの裏にもサインを、などとアホなことを考えてしまいました。

で、突然ステージドア前というか、横で待つことを決意。本当は、若者しか残ってない状態が多いので、出待ちは気がひけてしまうのですが、この日のようにお客さんの数が多いと、残っている人にも年齢にバラエティーが出てきます。同じくポスターを買ったおばちゃまも、正々堂々ステージドアのまん前に! 

私はステージドアをはずれて、劇場のひさしに完全に入ったところに立っていました。私の前には10代の女の子らが立っています。

で、しばらくすると次々、役者さんたちが登場。(多分、早ければ劇場を出て15分くらいしたら、だれかかれか役者さんが出てきます。)

今までで、出てきたところを見ていないのは、MATTとウェンドラのALEXANDRA SOCHA、アダルトウーマンのCHRISTINE ESTABROOKくらいでしょうか。結構、みんな出てきてくれます。で、今日も...

blog 299 ssモーリッツ役のGERARD CANONICO、

blog 300 ssアダルトマンのGLENN FLESHLER、手前の黄色い服の女の子はテア役のCAITLIN KINNUNEN。GLENNさん、いつもこういう格好で出ていらっしゃるのですが、イタリアンレストランとかの厨房がお似合いな感じ。町行く人はGLENNさんとすれ違っても、こんな達者な役者さんとは思わないでしょうね。しかし、今日はなにゆえ、GLENNさん、ベッドスプレッドを手に? ファンからのプレゼント...ではないでしょう、いくらなんでも。GLENNさん、ユニークな方のような気がします。

blog 301 ssゲオルグ役のANDREW DURAND、そして、なんとウェンドラのALEXまで登場! (この写真のずーーーっと奥の、帽子かぶってるのがHUNTER PARRISH。)

私は、ずっとはしっこで、役者さんがファンにサインしたりする様子を撮っていました。すると、哀れに見えたのか(ひとりきりで立ってるし、ポスターも持っているのにステージドアに近づいていかないし)、監視係り(?)の劇場の方が、「キャストに声をかければ、一緒に写真撮ってもらえるよ」とか「ポーズを頼めばちゃんとしてくれるからね。」と優しく教えてくれました。いい人です。(ポスターのおかげだったのかな?) で、何人かと一緒に撮ってもらいました。

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ゲオルグ役のANDREWは声がとてもかわいいです。雰囲気も! ポスターを見せてあなたのサインはどれ?と聞いたら、一生懸命見て探してくれました!本当にいい感じの若者です!  ウェンドラのALEXはもうかわいいのなんの。私服姿を初めてみましたが、全体がやわらかい感じのスカート姿。とても似合っていました。礼儀正しいいい子さん、という感じ。小柄で、守ってあげたくなるような人。

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で、これがHUNTERと撮った時なのですが、この撮られた瞬間の自分の顔がやばいと思ったらしく、「ヘイ、もう一回、撮ってくれなきゃ!」と。(私はひとりで来ていたので、ずうずうしく、HUNTERが顔見知りらしいファンの子に撮ってくれる様に、頼みました。なので、HUNTERも私の横に立ちながら、その子達と和気藹々の雰囲気でした。) でも、この表情もかわいいと思うのですが、どうですか? で、HUNTERのリクエストでもう1度撮ってもらったのが、この笑顔! プロですなあ。八重歯、かわいい。

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で、「あなたのミュージカル、本当に素敵」と伝えたら、じっと目を見て、「ありがとう」と。心憎いです。
で、更にかわいかったのが、そういいながら、両手を胸で合わせて、首を前にこくんと。映画なんかで、欧米の人が、東洋式だと自分達が思っているお辞儀を、東洋人に向かってするシーンがあると思いますが、ああいう感じ。お茶目です。JONATHAN GROFFもとってもお茶目と聞いていますが、HUNTERも相当だと思います。まあ、でも、ちょっと繊細ぽいところもあるかも。

結局、MATTはまた出てきませんでした。私は、ソワレの出待ちはしたことがありません。夜だったら会えるのかな? しかし、グラセンからまた小1時間近く電車に乗って帰らねばならないので、それはちょっと難しい。 でも、今日も、すごくいい思い出ができました。ありがとう、SA!
2008-11-02

11月1日、SPRING AWAKENING、うれしいお宝ゲット!

じゃーーーーーーーーん!

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SA、11月1日のマチネのあとに、購入した全キャストのサインいりポスターです!
60ドル! 

公演の後、HUNTERが舞台に残り、エイズの患者さんのためのチャリティーを募る説明をしました。いくつかグッズを売って、その売り上げを募金します、また、劇場の出口に役者さんやスタッフが募金を集めています、どんな国の通貨でもいいので、お願いします! ...という内容でした。そして、クリスマスソングCD20ドルなどのほかにサイン入りポスターが紹介されたのです。

実は、今年3月に初めてSAを観た時も、同じようなチャリティーの案内をしていました。もちろん、そのときはJONATHAN GROFFが説明してくれたのですが、全キャストサイン入りポスター、劇中で登場するメルキオールがモーリッツに書いたエッセイなどなどが売られていました。でも、そのときの、サイン入りポスターは確かかなり高額でした! (100ドルとか200ドルしたように思います。うーん、ひょっとしたらサイン入りシナリオだったかな?ごめんなさい、いい加減で。) なので、今回、60ドルでサイン入りポスターがゲットできるなんていうのは、もうなんだか凄いビッグチャンスというか、コレは絶対、逃しちゃダメ、という気持ちでいっぱいに! 

ポスターももともと欲しかったので、とってもハッピー! 毎回手に入れられるわけではないと思うので、本当に大切なた宝物になりました。MATTのサインも、探したらすぐにわかりましたし♪

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それに、こんなミーハーな気持ちですが、一応ちょっとは募金の足しにもなってくれたかな。

素敵なフレームを探して、部屋にかざろうと思います!(ちなみに、少なくともあとひとりは同じくポスター買っていました。アメリカ人のおばちゃまでした。)

2008-11-01

SPRING AWAKENING観劇 (14)  ~素晴らしい発見~

さあ、先週、お客さんの入りが今ひとつで、寂しかったSPRING AWAKENING。今日はどうだろうかと案じつつ、劇場へ! 

あ!

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いつものように列が、ある! しかも...

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長い、長い!

実際、劇場は空席が少しだけ、というか、ほとんどないような状態。(2階席はわざわざのぞきにいかなかったので分からないかったですが、前回は1階席でも後ろの右側、左側に空席が並んでいました。)先週は日曜マチネ。今日は土曜マチネ。日曜と土曜でお客さんの入りに差があるのか(でも、日曜のマチネはその前にも経験済み。その時は、土曜マチネと変わらなかったです。)、あるいは1月でCLOSEするというニュースが伝わったためか。実際、私の座席の後ろのカップルは,CLOSINGのことについて話していました。いずれにせよ、お客さんがたくさん来てくれるのはいいことです! 舞台が始まる前から、劇場の中に活気があふれている状態。左右3つづつあるバルコニー席も全部お客さんが! これは、珍しい。本当に、今日はたくさんのお客さんが来てくれているんだなあと実感しました♪

さあ、これだけお客さんが多いと自然と役者さんもお芝居に熱が入ります! よかったです、本当によかったです。

で、今日の収穫というか、発見なんですが、とってもじーんとしてしまったことがありました。

2幕目、LEFT BEHINDのシーン。HUNTER演じるメルキオールが舞台中央で歌っている間、他の少年少女らが、次々にモーリッツに花を手向けたあと、舞台手前に来て腰を下ろします。みな、哀しみで顔を曇らせているわけですが、どうしてだか、今まで気がついていなかったことがあったのを発見してしまったんです。(遅い!) もしかしたら、座席の位置関係が原因だったのでしょうか。私の座席はなぜか、左側が多いんです。今日は珍しく、中央でした。そうすると、このシーンのとき、MATT演じるハンシェンが腰を下ろす場所のちょうど前くらいの位置になるのです。で、今日もいつも持ち歩く双眼鏡で、真正面のMATTの表情を観ていたのです。そしたら、MATTの目のふちがきらきらしてきたんです。え、なに? きらきら...。え、なに? きらきら...。 そう、涙。 涙です。涙がハンシェンの目にあふれてきているんです! しまいには、その涙はそっと頬に落ちていきました。

衝撃でした。だって、MATT演じるハンシェンは、冷たいというか、モーリッツを馬鹿にしていたし、もちろん、それでも、モーリッツの悲劇に胸を痛めているのはわかっていましたが、ここのシーンで実は涙まで流していたとは!

でも、考えてみれば毎回そうだったんです。というのも、このシーンのあと、メルキオールが怖い先生方に糾弾されるシーン(TOTALLY FUCKED)になるのですが、そのときに、手前の少年少女たちは後ろを向き、客席に背を向ける格好になります。そのときに、いつもMATTが自分の顔をそっとさわるのです。今日もそうでした。そうなんです。そうやって、さりげなく涙をぬぐっていたんです! OMG!なぜ今まで気がつかなかったのか。MATT、顔がかゆくなるのかなあ...などと馬鹿なことを考えていた自分が情けない!(このシーン、左側の座席だと、ハンシェンを正面からでなく斜めから観ることになるので、目のふちにそっとたまる涙に気がつきにくいのかな? どうでしょう?) でも,MATTの隣のBLAKE演じるアーネストも、同じようにさりげなく涙ぬぐっていました。ああ、でも、アーネストが涙するのは当然というか、キャラ的に分かります。

でも、あのハンシェンが! 

驚きました。衝撃でした。もう、ますますハンシェンのキャラにやられてしまいました。ハンシェンとアーネストのシーンは今日も美しく、そして受けに受けていました。(のりのいいお客さんが多かったです!) 

最後のHUNTERの慟哭の叫び声にも、胸を揺さぶられ、MATTの涙にも胸を揺さぶられ、非常にうれしい観劇となりました。

ハンシェンの目にも涙...大発見でした。

そして、今回、お宝ゲットのチャンスが! 続きは明日に♪ (明日はALL MY SONSに行ってきますので、その感想も。)





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に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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日本は今何時かと、いつも気になります。