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2010-12-25

厳しくとも、乗り越えてくれる若者たち ~フィギュアに思う~

今日の全日本選手権男子の結果、とても嬉しかったです。

小塚選手が1位というのももちろん、そして何より高橋選手も表彰台に見事上がってくれたこと!

北京でのファイナルの練習中に、小塚選手が激しく高橋選手にぶつかって以来、本当にふたりのことが気になっていました。

兄と慕う高橋選手の不調があの衝突のせいでだと自分を責めて、肝心の演技に小塚選手は集中できないのではないかとか、高橋選手の体調も本当に大丈夫なのかとか・・・。

けれど、あの不幸な衝突以来立派だったのは、高橋選手の後輩を思いやる気持ちと態度です。

北京のファイナルのときも、今回のSPのときも、身体の調子が悪いとは決して言わなかった。でも、誰が見ても、あのときどこかを痛めたのではないか・・・と思えるほど衝撃だったと思います。影響が出ないわけはないのではないか・・。
けれど、「影響はありません、大丈夫です。」彼は答えました。

しかし、ぶつかった本人の小塚選手が一番、事の重大さを認識していたはず。北京のフリーでも、じっと高橋選手の演技を心配そうに見つめていましたが、その高橋選手らしからぬミスが続く内容にきっと動転したことと思います。高橋選手が大けがを乗り越えてやってきた選手であることもわかっているので余計に、自分の不注意が招いた結果に愕然たる思いを感じたことでしょう。実際、北京で表彰台に上がれたときも、喜びの表情ではなく、あおざめた面持ちで「心残りがあります・・。」と言っていたといいます。

なので、この全日本選手権で小塚選手が、高橋選手がどんな演技を見せてくれるのか、非常に気がかりでした。

ですから、まずSPで小塚選手が完璧に近い演技を見せてくれたときはほっとしました。しかし、高橋選手は4位。やはり、まだ体調が万全ではない様子。しかし、ここでも決して高橋選手は体調のせいだとは言わなかった。ただ、長光コーチだけが「できるなら時間をファイナル前の状態に戻してほしい。」と。

ただ、絶対誤解したくないのですが、コーチも小塚選手のせいだとは言っていません。単純に事故(衝突)の前の調子がいいときに戻してやりたい・・という、親心から出た言葉です。交通事故を引き合いにだすべきではないのですが、どんな事故も相手が100%悪いということにはなりません。完全に相手の過失が原因と思っても、自分にも10%20%は落ち度がある。(自分がNYで運転中に100%相手のせいだという事故に巻き込まれたことがあるのですが、そのとき保険のお姉さんに言われた言葉です;;)コーチは、高橋選手ももっとよく注意していればよかったと思っているのではないでしょうか。それもふくめて、そういうことがなかったらよかったという正直なつらい思いから出た言葉でしょう。

けれど、高橋選手のフリーの演技、とても素晴らしかった。お客さんの反応が何よりの証し。テレビで観ていても鳥肌がたったくらいでしたから、実際にリンクの上の高橋選手の演技を観ているお客さんたちはもう別の世界にトリップしていたのではないでしょうか。

私は運動が苦手です、えっへん。(自慢するな!)でもって、スポーツ観戦にもほとんど興味ありません。けれど、フィギュアスケートはなぜか、子どものころからよく観ていました。(NHK放送で。)フィギュアスケートももちろんれっきとしたスポーツではありますが、不思議なスポーツですよね。「演技」するスポーツ。お芝居やミュージカルの役者さんのように、観る人を魅了させねばならない。「演技」のよしあしでも、勝敗が決まる・・・。きっとこの「演技」という部分が私にとってツボなんだなあと思います・・・。

えー、話がそれてしまいました。全日本選手権、フリーでは精彩を欠いた小塚選手でしたが、SPは見事でしたし、何より高橋選手がマジックのようなフリーを観せてくれたこと、すごく嬉しかった。高橋選手の人を思いやる心、、潔い人柄、スケーティング技術の高さをしみじみ感じることができました。そして、そういう大先輩がいてくれるだけで小塚選手も、他の選手もすごく勇気づけられるのだと思います。きっとそのうち高橋選手にとっても小塚選手にとっても、北京でのアクシデントから全日本選手権が終わるまでのことは大事なひとつの思い出となるのではないでしょうか。(是非そうなってほしい☆)

こういうすがすがしい若者たちを見ていると、とても気持ちが明るくさわやかになります。(浅田選手のSPも本当に見事でした!!!) 目がどこを向いているか分からぬようなどこかの国(じゃぱん)の政権担当者の方々にフィギュア選手の爪のあかを煎じて飲ませてあげたいものです!
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2010-11-06

崇ちゃん、えらい!   ~真の外交とは~

以下に、たった今見つけた時事さんの記事をそのまま掲載させていただきます。

小塚、日中関係改善へフィギュア外交=中国杯フィギュア 

北京で6日に行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯の男子で優勝した小塚崇彦(トヨタ自動車)が、日本の報道陣に「書いてほしいことがある」と訴えた。
 口にしたのは、最近の日中外交。「北京に来る前は(悪化する日中関係の影響を)心配していたが、中国の皆さんは逆に応援してくれた。その気持ちがすごくうれしい。それが伝えたくて」。優勝者として、日中関係の改善にも心を配った。
 演技前は「ペットボトルが飛んでくるかもしれない」と思っていたという。「うたぐってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい」。2年ぶりのGPシリーズ優勝を中国で果たし、格別な思いもあるようだ。(北京時事)
(2010/11/06-23:37)


えらいなあ。21歳の若者が、自分なりに心を砕いての発言。これを読んで、最近つい中国の人に対していい感情を持てなくなっていた自分の心の狭さを反省。小塚選手をはじめ、日本の選手を応援してくれた中国の人たちに私も、ありがとうございました、と言いたくなりました。

こういう真心の外交こそ、本当に必要なものなのではないでしょうか。それを教えてくれた小塚選手、本当にありがとう。政治家の皆さんも、崇ちゃんを見習うべし!
2010-11-06

やったね、崇ちゃん!   ~優勝おめでとう!~

昨日のSPでジュベール様をおさえ、堂々1位の好発進だった小塚選手。しかし、それがゆえのプレッシャーも大きかったはず。ところが見事にフリーも自己ベストで文句なしの優勝を飾ってくれました。安藤美姫選手も素晴らしいジャンプの連続で1位、鈴木選手も2位、男子町田選手も5位と、本当に日本勢が素晴らしい活躍を見せてくれました。くしくも中国で行われた戦いでしたが、見事な結果でした。

私が子どもの頃は、フィギュアスケートで日本人選手が表彰台にあがれることは滅多にありませんでした。あの当時、今の日本の選手の活躍を誰が予測できたでしょう。本当にすごいなあと思います。

しかし、当時と変わったのはそれだけではありません。

あのころ、日本の子どもたちの学力の高さは世界的にも有名でした。ところが、今はどうでしょう? 

他にも、国際情勢が大きく変わりました。

その中で今、日本は力のない国、終わった国のように見られていることもあるように思えます。今朝も、尖閣問題について問われた時、あるテレビ番組で民主党の議員さんがおっしゃっていました。

「日本の今の国力を考えれば(船長釈放は)仕方なかった。」

つまり、日本の国力は弱い、とおっしゃったわけです。例え、そう思っていらしたとしても、国のかじ取りを担う政権の一員である方が、「自分たちの国は弱いんだ」とああやって明言される意味がわかりません。国民に、「この国は力がないんだ。だからいろいろ我慢しなければいけないんだ。」そうおっしゃったわけです。イギリスのガーディアン紙の記事を、是非、こういう政治家さんには見習ってほしいものです。

「失業率も低く、教育レベルも高く、治安もよい、アメリカも中国もかなわない国を知っていますか。それは日本!」

数週間前の記事でしたが、「日本を過小評価するな」という内容でした。大学生の就職困難や外交問題・危機管理問題でもたもたの政権などなどで、自信を失っている日本の人たち。でも、冷静になって考えれば、まだまだ世界に中でも住みやすくよい国のひとつなのです。それを、日本の政治家が言うのではなく、むしろ、「自分たちは弱い国だ」と言うその意識が解せません。「確かに外交で難しい問題が日本を取り巻いている。でも、日本はまだまだ十分世界の中で経済的にも政治的にも重要な役割を担っている。だから、これからもみんなで頑張っていきましょう。」と、なぜ国民を励ませないのでしょう??????? 日本人にどんどん自信を失わせて諸外国の言うがままにされても国民から文句が出ないようにする作戦なのでしょうか?

日本はいい国です。もっと自信を持っていいと私は思います。

・・・というわけで、今日の小塚選手安藤選手のアベック優勝、鈴木選手、町田選手の活躍のおかげで、おおいに日本の人たちも勇気づけられたのではないでしょうか。ありがとう、選手のみなさん♪(崇ちゃんのSPのカメラ目線の笑顔にまたやられましたよ~~~~~)
2010-03-27

フィギュア男子  ~世界選手権終わる~



24日からイタリア・トリノで始まったフィギュア世界選手権・男子。フジテレビがLIVE放映していたようですが、うっかりして見逃してしまいました。が、youtubeやニコニコ動画というありがたい存在のおかげで、見たい選手の演技が確認できます♪

さてさて、世界選手権の結果が出ましたね。高橋選手が見事1位というのは本当にうれしいです。素晴らしいです。

しかし、残念だったのは、小塚くん。SP4位という、非常によい位置につけていて、フリー次第では表彰台にあがるチャンスもあるのではと思っていたので・・・。ところが、フリーではジャンプにミスがあり、総合で10位。うーーーん、練習中は4回転も絶好調で、「体が軽すぎるので、本番前には1度体を重くしないと・・・」と話していたそうですが、フリーでは、その体調のコントロールがうまくいかなかったのでしょうか。

SPで、満足のいく演技を終えたあとは、

「僕のスケートもいい調子で滑っていたけれど、氷もよく滑る氷でしたね。滑りすぎて、トリプルアクセルの前はわざとスピードを落としてコントロールしたくらいです。それから、いつもの世界選手権だと、もっとガツガツしていたと思うんです。去年、一昨年は、もっと突っ込んでしまってた。でも今回は落ち着いて、足もとをしっかり見ながらそこに立ってスケートができているような気がします。そんな気持ちを持ちつつも、試合なんだから攻める気持ちもしっかりある――うまい具合に精神的な調整ができてるみたいです」(sports@niftyより)

と、精神面でもいい状態にあることを語っていた小塚くんですが、残念です。バンクーバーで21歳を迎えた小塚君。フィギュア選手としては、年齢的にもそろそろ中堅どころでしょうか。いい意味でも悪い意味でも、すこやかな性格と言われる小塚くん。高橋選手のあとを担う重圧に今後どう向かっていってくれるのか。見守っていきたいです。

(織田選手も、SP、残念でした。本人も無念だったことでしょう。)
2010-02-19

男子フィギュアスケートは今日も熱かった!  ~ドキドキでした。~

おめでとう、高橋選手! 織田選手も、あのハプニングを冷静に乗り切りました、えらいです!(あのトーニャ・ハーディング選手とは大違い。このハプニングは、織田選手自身にとっては痛恨の出来事だったと思いますが、彼の一生懸命さ、ひたむきさが伝わって、結果的には彼のファンを増やしたことになるように思います。)

そして、小塚選手!!!
4回転をいきなりきめて、途中1回転倒はしたものの、スタンディングオベーションが、この日初めて出た、素晴らしい演技♪ 観客を魅惑した小塚選手、本当にこれからも楽しみです!

実は、私、この3選手の演技、このオリンピックのSP(ショートプログラム)で観たのが初めてだったのです。日本の女子選手にはもちろん関心がありましたが、正直、男子選手は全く関心がなかったのです。

それが、あのSPをたまたま目にして、もうびっくり。
日本の男子選手、3人の素晴らしい、そして美しい滑り。
本当に、驚きました。
あっという間に、3人のとりこに。

特に、小塚選手の、SPの演技直前の、きっと前を見つめる表情にぐらっ。はい、これです。


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そして、すらっとした体つき、長い手足。曲に合わせたロック・ミュージシャンをイメージした衣装もおとなっぽくて、かっこよく、目が釘付けに。演技もしなやかで、最後の高速スピンも気持ちよくきまっていました・・・。

MATT DOYLEと 小塚選手・・・。
どちらも、体つきが細くすうっとしていて、手足が長いという特徴があります。(小塚選手は170センチ。フィギュアの選手としては低くない。)
そして、HUNTER PARRISHと 小塚選手・・・。
どちらも、目の演技がいい。この小塚選手の演技直前の目、HUNTERがSPRING AWAKENINGでみせた、挑戦的な表情のときの目を思わせてくれました。

あほだなあと自分でも思いながら、もうすぐ21歳になる小塚選手、大好きに。(MATTやHUNTERよりも、若い・・・。) 4年後のオリンピックでも頑張ってほしいです。

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SP演技開始直前、佐藤コーチに言葉をかけられる小塚選手

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演技終了の決めとなる部分で音が出なくて、終了後、「音は?」と不思議そうな小塚選手
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に目覚め、やがてSPRING AWAKENING
に魂を奪われてから、すでに1年あまり。しかし、ごく最近、4年ぶりに東京にもどってきました! 久々の東京生活も実にスリリング♪

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